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【@onefive】ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』で話題の4人の素顔に迫る

2022.10.22
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音楽
インタビュー
11月6日にメジャーデビュー曲「未来図」をリリースする4人組ガールズユニット「@onefive」(ワンファイブ)。3年前の活動開始後、すぐにコロナ禍に見舞われたりもしたものの、晴れてメジャーデビューを迎えることができました。同時に、この曲が主題歌に採用されているドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』にも出演中と、活動の幅が広がっている彼女たちに、楽曲やワンマンライブのことをうかがうのははもちろん、写真を使った自己&他己紹介もしてもらいました。写真から見えてくる4人の個性とは?
 

「未来図」は自分たちのこれまでも詰め込まれた、カッコいい楽曲!



──11月6日にメジャーデビュー曲「未来図」がリリースされます。活動開始から3年でメジャーデビューということになって、どう思っていますか?

MOMO
 本当にすっごくうれしくて。今日もエイベックスさんの会社で取材を受けてますけど、まだ信じられないです。私たちは前にもさくら学院というグループで活動していた時期があったんですけど、メジャーデビューは今回が人生初の経験で、私たちの目標の一つを叶えることができて、すっごくうれしいです。今年は、他にもいろいろ活動が進んだりしているので、これからもっともっと頑張りたいなって思ってます。

──活動開始が2019年秋だったということは、スタートして「じゃあここから!」という時にコロナがやってきてしまったわけですよね。いろいろ大変でしたよね?
 
SOYO そうですね。ライブも全然、有観客ではできないし、今年の2月にやっとできたぐらいで。お客さんがいる前でライブするのはやっぱり全然違うし、そういうライブができるのって本当にいいことだなってすごく思ったし、感動しました。

MOMO ライブの感覚を忘れてたよね。
 
GUMI ステージに出て行った時に、どこを見ていいか分かんなくて。前のグループではライブとかもやってたんですけど、また新たなスタートというか、すごく新鮮な気持ちでした。
 
──有観客でやれない間、オンラインライブを重ねてたんですよね。
 
KANO はい。オンラインライブはお客さんもいないので、いつものレッスンの状態をそのまま見せるみたいな感覚でしたね。本番のライブとレッスンの区別つかないような感覚で、ちょっと変な感じはしてたんですけど、オンラインでもいろいろやったので、そのうち慣れてはきました。

GUMI 変な感じだったよね、「始まってるのかな?」みたいな。
 
SOYO そうそう。チャットとかでお客さんと話してる時に「あー、配信してるんだ、これ!」って思ってだんだん緊張してきて、ヒー!ってなりました(笑)。
 
──そこから、コロナもだんだん明けてきて、世の中もいろいろなことが戻ってきたところでメジャーデビューというわけですね。「未来図」はデジタルビートに乗った疾走感ある曲調で、歌詞も決意に溢れた内容になってますよね。最初に受け取った時の印象はどうでしたか?
 


MOMO サウンドはすっごくカッコよくて、@onefiveの良さが最大限生きてる曲だなと思いました。でも、新しい挑戦だなって感じる部分もあって。今までの私たちの曲の中では「カッコよさ」に振った曲だなと感じたし、歌詞も未来の夢とか目標に向かって突き進んでいくという内容ですけど、でもその過程にはけっこう苦しいこととかキツいこともあって。平歌ではそういうキツさ、苦しさを感じる歌詞もあるので、私たちのリアルを皆さんに届けられる曲なんじゃないかなと感じて、メジャーデビュー1曲目にふさわしい内容だなって思いました。

SOYO 初めて聴いた時、はじける感じというか、@onefiveのまた違った一面が見せられる曲だなと思って、私自身もメッチャ好きになりました。落ちサビで「逃げない 負けない」ってフレーズがあって、今まで3年間やってきた積み重ねとかがすごく描かれてるなと思って、「今があって、未来もあるんだな」って思えた曲だったし、この曲をたくさん披露して、大きなステージで歌いたいなって思いました。
 
KANO 私は初めて聴いた時、まず最初に「リズム感がすごく好きだな」と思いました。「未来図」というタイトルと歌詞にも合うようなリズム感で、サビに向かってどんどん盛り上がっていく感じが、私としてはすごく好きです。@onefiveとしてこうして活動してきて、メジャーデビューもしてどんどん未来に向かって進んでいく感じが、歌詞にすごく入ってるなと思って。挫折しそうな時期もあって、でもこうやって4人で突き進んでいけているのは、周りで支えてくれている皆さんがいるからこそなので、そういう部分も含めていろいろ全部が詰まってる気がして。初めて聴いた時からすごく自分のことのような気がしたんですよ。すごく親近感が湧いたというか。自分の思いをちゃんと乗せられるような曲だなって思いました。

GUMI 私も最初に聴いた時には、今までの@onefiveの曲の中で一番ぐらいに疾走感があって、「やっぱりメジャーデビューなんだな」って気がして(笑)。みんなも言ってくれてたんですけど、サビのポジティブな歌詞だけじゃなくて、平歌では自分たちが挫折してる時を思い出せるような歌詞もあって、私たちの今までがけっこう詰まってるなっていう感じがしたんです。自分たちが止まっちゃってた時も合わせてこれから皆さんに知ってもらって、どんどん大きなステージとかに立っていきたいなって思うので、これからこの曲をいっぱい披露して、たくさんの方に届けられたらなって思います。
 
──歌詞の話もけっこう出てきましたが、それぞれ一番好きなフレーズはどこですか?
 
GUMI 私は「嘘でも上向いて生きていかなきゃいけないんだ/弱音が溢れて蕾が咲いたら名前付けよう/とびっきりの愛を込めて」という部分ですね。「名前をつける」っていう表現がすごくかわいいなって思ったし、一回くじけても次につなげるんだっていう歌詞からサビにつなげるのが、すごく好きな部分です。
 
KANO 私はサビの最初の、「駆け抜ける未来図/追い越すくらい夢中になれ」っていう歌詞が好きです。自分が好きなことがあんまり見つからない時期があって、それがすごくこの歌詞に当てはまるなと思って。「本当はこういうことをするのが好きだけど、自分に合うかな?」とか思ってた時期にこの歌詞を聴いて、「夢中になっていいんだ!」みたいな。毎日毎日同じような、平凡な生活を送ってる中、もっといろんなことに挑戦していきたい!って思えた歌詞です。
 


SOYO 私は「知らない自分と睨めっこ」というところが「かわいい歌詞だなあ」と思って好きで。去年の夏、私たちはこれからどういう方向性で行こうかというのをすごく話し合ってて、その頃本当に何ヵ月か、ファンの皆さんへ発信してない時期があって、更新とかもほとんどしなかった時期があったんですよ。「どういう自分たちになればいいんだろう?」っていろいろ考えて、すごく睨めっこしたというか。その結果、自分たちでセルフプロデュースを頑張っていこうってことになって、そういうのを思い出して「自分たちのことだなあ」って思える、すごくいい歌詞だなと思いました。
 
──去年の夏は、グループにとって大きなターニングポイントだったんですね。
 
MOMO めっちゃターニングポイントでした。
 
GUMI 笑いあり涙ありのね(笑)。
 
MOMO 本当にファンの方をすごく心配させてしまったかもしれない時期で、「今日も何も更新ない。大丈夫かな……」とか書いてくれてるのをエゴサーチして「ごめーん」みたいな。でもその時があったから、今こうして活動できてるので、大事な時期でした。
 
──で、MOMOさんの好きな歌詞は?
 
MOMO 私は間奏前の「他の誰でもない歌を聴いて」という、GUMIさんが歌っていらっしゃる部分です(笑)。私たち、デビューしてすぐにコロナ禍になって、全然活動できなかったんですね。私たちにしかない状況とか経験がいっぱいある唯一無二のグループだなって思ってて、そんな私たちをすごく表している歌詞だなと思ってて。曲全体が、下積みを重ねていってここから突き進むぞ!っていう内容だと思うんですけど、フェスに出られたりしたのも今年だったし、ワンマンライブができたのも今年だったし、2年目にしてようやくいろんなことができたんですね。そんな経験、絶対他のグループにないものだろうし、私たちだけにしか見せられない歌とかパフォーマンスがあるから、その思いがこの部分に詰まってるなと思うので、ここが大好きです。
 

ワンマンライブ間近!


──ワンマンライブが11月6日に大阪の梅田、13日には恵比寿で行われますね。さっそくですがどういうライブになりそうですか?
 


GUMI 前回、2月と3月にやったのが初の有観客ワンマンライブで、まだ改善点とかもたくさんあったし、今年の夏はいろんなフェスとかに出させていただいて、そこで成長できた部分もあるので、それをちゃんと皆さんに見せたいと思います。それと東京の会場は、私たちにとって今までで一番大きなところなので、たくさんの方に見てもらえると思ったら楽しみですし、もっと頑張らないとなという気持ちになります。
 
MOMO 前回の初めてのワンマンは映像作品も出させていただいて、みんなで見たりもするんですけど、本当にファンの方あって成功できたライブだなと思ってて。映像で見ると、出てきた瞬間からみんなすっごく表情が緊張してて、パフォーマンスも全力で一生懸命頑張ってる!ってところが多くて。その後、4回ぐらいいろいろフェスとかにも出させてもらって、他のアーティストさんのステージも見て自分たちもライブを経験して、ライブのやり方っていうのが掴めてきた感じもあるんですよね。だから全力で届けるだけじゃなくて、ファンの方、見に来てくださった方を虜にできるような、@onefiveの楽曲を全力で魅せるようなライブにできたらいいなって思ってます。
 
──もうセットリストも固まってるんですか?
 
MOMO はい。でも、毎回毎回、リハするたびにセトリが変わってるんですよ。
 
KANO また変わりそうだよね。
 
GUMI 私たち自身で、いつも「これがやりやすいよね」とか話しながら決めてるんですよ。今回は「未来図」もあるしね。
 
KANO そうだ!
 
SOYO 今回は曲と曲のつなぎだったりとかで、「SPOTLIGHT」っていうタイトルだけに照明とかにもこだわりたいなって思ってたりするので、私たちなりの演出で、私たち色のライブになればいいなって思ってます。
 
KANO 前回の有観客ライブは、長い間お客さんに会ってなかった分、すごく緊張したんですけど、4人が一つの方向を向いているというより、個々がそれぞれにちゃんと頑張ってるっていう感じだったと思うんですよ。今回のワンマンライブでは、4人が一つの方向を向いて、最強のスポットに立ち向かってる感じを皆さんに見ていただけたらいいなって思ってます。
 
GUMI お友達や@onefiveを気になっている人を誘って、『推し武道』のファンの方も来てくださったらうれしいなって思います。
 
MOMO うれしいよね!
 
GUMI 『推し武道』の役とは、全員が全然真逆だもんね。
 
MOMO ね! ビックリしちゃうんじゃない? 絶対みんな「え、こんな子だったんだ!」とか「こんなにダンスできるんだ!」って思ってほしいです。
 

初のドラマ出演はどうだった?


──「未来図」のレコーディングはどうでしたか?
 
SOYO KANOちゃんとGUMIちゃんは鼻声だったよね(笑)。
 
GUMI あ、そうだ(笑)。コロナ明けでちょっと鼻声だったんですよ。
 
SOYO でもそれがいい味出してた(笑)。
 
MOMO 作詞・作曲の辻村有記さんが、今回はドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のテーマ曲だから、「もし@onefiveが武道館に行ったら……」という思いで作ってくださった曲なんですね。曲を聴いた時からその気合いっていうか、思いがすっごく伝わってきたんですよ。だから、辻村さんを含むたくさんの人の思いを背負った曲なんだなって思ったから、レコーディングはその思いを背負ったつもりで歌いました。
 
──それだけ気持ちが入ったんですね。
 
MOMO あと、@onefiveの曲って「Lalala Lucky」の「ラッキー!」みたいなかけ声が入ることが多かったんですけど、この曲にはそれがなくて、「今回はちょっと大人で行こうかな」って辻村さんが言ってて。今まではそのかけ声が楽しくて好きだったから、今回はなくてちょっと寂しいなって思ったけど、「大人だ!」って思って、メインの歌を頑張りました。
 
GUMI いつもの@onefiveの曲はニュアンスを大事にして歌ってるんですけど、今回は「全力!」って感じで勢いとパワーで頑張りました。疾走感がある感じを作り出すために、仁王立ちな感じで、いつもより力を入れて歌いました。だから終わった後いつもより疲れて眠くなって(笑)。でもいい感じに歌えたと思います。
 
──先ほど話が出ましたが、この曲はドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の主題歌でもあり、そのドラマには皆さんがアイドルグループ役で出演もされてますよね。ドラマ出演はいかがでしたか?
 
GUMI 普段の私たちとは曲調も全然違うし、衣装もいつもの私たちはシュッとした感じなんですけど、ドラマではザ・アイドル衣装で、初めてそういうのを着たので楽しかったです。
 
SOYO ね! 楽しかったよね。
 
GUMI あと、みんな役に入り込んでて、特にKANOちゃんは普段ちょっとうるさいんですけど、静かな感じで。私は普段静かなんですけど、ドラマでは元気いっぱいで。最初の方は違和感があったけど、最後の方は慣れてきて楽しくいい感じにできました。
 


KANO 毎日がすごく新鮮で、撮るシーンも違うから、他のメンバーのいろんな一面が見れたのがすごく楽しかったです。あと今GUMIちゃんも言ってたんですけど、衣装は個々のメンバーカラーがあるんですよ。それぞれの色も最初は意外だったけど、最後の方になるにつれてその色がすごく染みついてる感じになってました。そういうのもあって、最後はみんなその役の子に見えてきましたね。私はいつも前髪を下ろしてるんですけど、役の時だけ上げてたんですよ。最初の頃はみんな「違和感あるね」って話してたんですけど、最後の方は「前髪あると変な感じするね」って感じになって、見た目も変わったなーって思いました。
 
──オンエアはリアルタイムで見ましたか?
 
MOMO 私は見ました。頑張って起きて。でも、普段から夜更かししちゃうから、全然余裕で起きてたんですけど(笑)。
 
──見た感想は?

MOMO 自分自身もメンバーも、画面に映るたびに「ギャー!」って声を出しちゃいました(笑)。見てるのが恥ずかしくって、「そんなこと言わないでよ~!」って1人でTVにツッコんでたら、ママから「夜なのにうるさいよ!」って怒られました(笑)。あ、でも、「未来図」は最後に流れるんですけど、あんなに1番まるまる使ってもらえるなんて思ってなかったからすっごいうれしくって、感動で涙が出そうになりました。
 
KANO 初回オンエアの日の夜にDVDをいただいたんですよ。だから、夜まで待たないで、もらってすぐ見ました。
 
MOMO 私もそれ先に見たけど、リアタイもしました。
 
SOYO 私とKANOちゃんは2人で見てたんですよ。ゆめ莉と眞妃(それぞれSOYOとKANOの役名)は仲がよくてラブラブ!みたいな感じなので、見ながら「恥ずかしい~!」って思って(笑)。
 
GUMI 私も見ながら「うわ~!」ってなったよ(笑)。
 
SOYO これからもっとラブラブしていくと思ったら見れなくて(笑)。
 
MOMO キャーッ!
 
KANO ヤバーい!
 
GUMI @onefiveのメンバーが出てるところは全部恥ずかしくて見れなかった。しかも原作があるドラマだったから、原作とのギャップがないか不安で。
 
MOMO 私、見ながらエゴサしてた。
 
GUMI 私もエゴサしたら、「原作のキャラに似てる」って書いてあるのを見て、「よかった~!」って。
 
MOMO 『推し武道』ファンの人は温かい人が多くてよかったです。この作品に関われて幸せだなって思いました。
 

写真で自己紹介?「私はこんな子!」


──というところで、今日は皆さんに写真を2枚ずつ用意していただいたので、その話に移りますか。テーマは「私はこんな子!」というのが分かるものと、他のメンバー1人について「この子はこんな子!」というのが分かるもの、ということで。ではまずは、「私はこんな子!」写真からいきましょう。最初はKANOさんですね。
 


KANO この写真なんですけど……あ、鼻の穴は見ないで!(笑) これは山中湖のフェスに出た時の写真なんですけど、私はけっこうはっちゃける系の女の子だなって思ってて、ちょっとテンションが上がると爆発しちゃう時とかもあるので、こういう写真が自分らしいかなと思いました。女の子らしい、とかかわいらしいというよりは、元気!っていう方が強いかなって自分的に思ったので、この写真を選びました。人より倍、空気を吸ってる感じで。
 
SOYO だから頭痛かったんじゃない?
 
MOMO そういうこと? だからダンスの時苦しかったんだ!
 
KANO ゴメンゴメン!(笑)
 
SOYO KANOちゃんは太陽みたいな、ムードメーカーですね。
 
GUMI 普段はただ明るいんですけど、テンションが上がるともうダメで。
 
MOMO 誰にも止められないからね。
 
KANO 自分でもコントロールできないですから。
 
SOYO ハマったらとことんハマる人だよね。
 
KANO そうそう、食べ物とかね。
 
MOMO 面白いこととかあったら、2週間後でも笑ってるよね。
 
KANO 飽きないっていうか、一つのことに夢中になったら、とことん夢中になっちゃうんですよ。私、「さけるチーズ」が大好きなんですけど、毎日一つは必ず食べるし、リュックにもさけるチーズのキーホルダーをつけてるんですよ。それぐらい好きで。さけるチーズ愛を語っていいよって言われたら、どれだけでも語れますよ!
 
──それはまた今度でお願いします(笑)。では次は、GUMIさんの写真ですね。
 


GUMI 群馬にサクランボ狩りに行った時の写真です。私はわりと静かな方なんですけど、実はけっこう明るいよ!っていう感じを表してみました。でもそんなに明るそうじゃなかった(笑)。
 
SOYO ジワる!(笑)
 
GUMI 奥ゆかしさと元気さが両方出てるということで。
 
MOMO ハーフ&ハーフだね!
 
SOYO 私はGUMIさんが息もできないぐらい笑ってる時と、泣いてる時が好きなんですよ。
 
MOMO 分かる!
 
SOYO 小っちゃくなって泣いてるのが、私が一番好きなGUMIちゃん!
 
GUMI じゃあ泣きます(笑)。
 
MOMO 控え目にちょけてる感じがGUMIちゃんらしいよね。GUMIちゃんって、ボソッと変なこと言うことが多くて、そういうところが表されてるんじゃないかと思います。
 
KANO ポーズもGUMIちゃんらしいよね。足の長さも手の長さもいい感じだし、表情もイキイキしててGUMIちゃんらしいなって思いました。
 
──3枚目はSOYOさんですね。
 


SOYO これは、渋谷で抹茶のプリンを食べてるSOYOちゃんです。SOYOはフワフワしてる大人しい子ってイメージだけど、本当はけっこう内に秘めてるものがあるよっていうのを出したいと思いました。
 
KANO ホントはめっちゃおちゃらけてるんですよ。
 
GUMI SOYOちゃんは面白いよね、ホントは。
 
SOYO 大阪出身で、面白いこととか、みんなを楽しませることが好きなんですけど、みんなの前では猫をかぶっちゃうっていう。あと、私は外食するのがめっちゃ好きで、今は餃子にハマってるんですけど、ドラマで岡山に行った時も、空いてる日はいろんな餃子をテイクアウトして食べたぐらいで。それぐらい、食べることが大好きな人です。
 
GUMI めっちゃグルメだよね。
 
KANO 知らないこともいろいろ教えてくれるし、何かもう……グーグルマップって呼んでいい? あ、グーグルマップじゃなくて……
 
MOMO 食べログ?
 
KANO そう、食べログ! アレが全部脳に入ってるんじゃないかってぐらい、記憶もすごいし知識も豊富で、すごいなと思います。
 
MOMO レッスンの日はお昼ごはんをコンビニで買うことが多いんですけど、よくアレンジレシピをやってて。カレーにチーズを入れたり、こないだは辛いラーメンに半熟卵を入れて、「これ絶対おいしいヤツ!」って言いながら食べてました。
 
一同 (笑)。
 
GUMI  私はSOYOちゃんとめっちゃ一緒にごはん行くんですよ。この写真も私が撮ったヤツで。私はそんなに食べるのが遅い方じゃないんですけど、私が全力で食べても、SOYOちゃんには追い着かなくて。速いし、2人とも黙々と真剣に食べてます(笑)。
 
SOYO このプリンは、私は抹茶が大好きで、高校は茶道部に入ったぐらい好きなんですよ。(自分の服を指して)緑も好きで。
 
──4枚目はMOMOさんですね。これは?
 


MOMO メチャメチャ普通に自撮りなんですけど、まず私、人生の中でビジュアル面を重視して生きてて、@onefiveになってからは自分でメイクとかも研究してて。「今日は調子いいな」という時の写真をアルバムに保存して、それ専用のフォルダがあったりするんですよ。これもその中の1枚で、顔ってすごい大事じゃないですか。
 
──そ、そうですね(笑)。
 
MOMO この写真はけっこうかわいいなって思ったから、私のかわいさが伝わると思ってこれにしました。髪を切ったのはドラマのためだったので、髪を切ってからはずっと空音ちゃん(役名)として生きてるんですよ。空音ちゃんはけっこうクールな感じの子なんですけど、私も表情とかクールな子になってきてて、この写真の表情とかも自分の中ではけっこうクールだと思ってて。今まではけっこう表情もニコーとかペローとかが多かったんですけど……
 
SOYO 「ペロー」(笑)。
 
MOMO 最近は口を閉じてお澄まし、みたいなのが多いんです。だからこれは新鮮なMOMOが伝わる写真かなって感じです。
 
──表情はクールっぽいけど、ピースもしてますよ(笑)。
 
MOMO そこは、以前のMOMOちゃんもいるよ、みたいな。ハーフ&ハーフで。
 
──ハーフ&ハーフ好きですね(笑)。これ、着てるのは浴衣ですか?
 
MOMO はい。4人で浴衣を着てリリースイベントをやった時に撮りました。
 
SOYO 紺色が似合いますね。
 
MOMO そう! 私、お洋服の中で一番似合うのがネイビーなんですよ。だからそれもいいなと思って。
 
KANO 自分のフォルダがあるって言ってたけど、いつも自撮りして、自分の一番かわいい角度を研究しててすごいなって思います。
 
SOYO ドラマの撮影中に、スマホの内カメで動画を撮りながらセリフの練習をしていて、すごいなと思いました。私も参考にしたいなと思って。
 
MOMO どうぞどうぞ。ぜひ参考にしてみてね!(笑)
 
──セリフの練習を、動画を撮りながらやってたんですか?
 
MOMO 表情もちゃんとやらないとダメだから、直前とかにカメラで撮って、自分がどういう表情をしてるのかを確認してました。
 
SOYO 素晴らしい!
 
GUMI 私はみんなのことを観察するのが好きで、MOMOちゃんの仕草で好きなのは、鏡を見ながら髪をフワッとさせたりしてるとこなんです。MOMOちゃんはけっこう面白くて。
 
MOMO GUMIちゃんも面白いよ!
 
 
今度は写真で他己紹介!「この子はこんな子!」
 
 
──一周したところで、次は……。
 
SOYO&KANO (声を揃えて)他己紹介!
 
──おお(笑)。ではまず、KANOさんがGUMIさんを紹介する写真ですね。これは……寝てる?
 


KANO リリースイベントの日の1枚ですね。GUMIはけっこういろんなところで寝てるし、その寝顔がかわいいんですよ。だからついつい撮りたくなっちゃうんですけど、その中でもお気に入りの写真で。寝起きの顔もかわいくて、目を覚ました時の「おはよう……(トローン)」みたいな顔が一番の推しポイントです。
 
──これ、どういう体勢で寝てるんですか?
 
GUMI 座りながら寝てますね。私は最近ずっと寝てて、人としゃべりながらでも寝ちゃうんですよ。お風呂でも寝ちゃうし。
 
MOMO 立ったままでも寝てるよね。
 
GUMI そう、これはかわいいとかじゃなくて大問題で、電車もちゃんと降りられないんですよ。
 
──寝過ごしちゃうってことですか?
 
GUMI そうなんです。だから改善したいところではあります。かわいいならよかった(笑)。
 
──でもお風呂で寝るのはヤバいと思います。
 
GUMI でもお風呂で寝る時って湯船の中じゃなくて、立って体を洗いながらなんですよ。だから溺れることはないんですけど、倒れたらヤバくて。
 
──それは気をつけてください。では次は……。
 


GUMI 私がMOMOちゃんを紹介する写真です。@onefiveの4人のグループLINEに送られてきたものなんですけど、この時オーナメントを選ばなきゃいけなくて、写真だけでいいのに「with美少女」って(笑)。
 
KANO オーナメントの写真だけで分かるのに、わざわざ顔も写して、ポーズもしちゃって。
 
MOMO これには理由があるんですよ! この時、私は出かけてて、家にいなかったんですよ。で、このオーナメントを買った時に撮ってた写真があったから、「あ、じゃあこれ送っちゃおう!」って。で、ついでにちょっとちょけちゃおう、って思って、「with美少女」って。そういうことだから!
 
GUMI はい。ユーモアのある人ですね。
 
KANO (爆笑)
 
MOMO あ、ハマっちゃった!
 
──これが2週間持つという笑いですね。
 
KANO 持ちますよ!(笑)
 
──そんな中、次に行きますよ(笑)。この写真は……
 


SOYO 私がKANOを紹介する写真です。KANOはすごく明るい人なんですけど、私とKANOは小5の時からずっと一緒に活動していて、ケンカも……
 
KANO したね!
 
SOYO 元気な一面もあるけど、すごく考えてる時もあって、真面目だったり、本当は整理整頓が好きだったり、ダンスへのこだわりがすごく強かったりするところがいいなと思ってて。私が持ってない一面を持ってる子なんですけど、やっぱり話してる時の笑顔が一番だなって。すごく笑ってくれるし、自分がすごく面白いと勘違いさせてくれるぐらいで。
 
KANO (爆笑)
 
SOYO こんな感じで(笑)。
 
KANO ホントに笑うと止まらなくて。特にレッスンの時は体を動かしてる分、すごい声が出ちゃうんですよ。1回ツボに入っちゃうと、もっと笑っちゃうので。
 
GUMI しかもすごい声で、「アッハッハッハ!」ってね(笑)。
 
KANO 新しいダンスの先生の前でもやっちゃいますからね。だから恥ずかしいんですけど(笑)。
 
──@onefiveは個性派揃いですね。笑いが止まらない人とか、どこでも寝ちゃう人とか……
 
SOYO (MOMOを指して)ユーモアのある人とか(笑)。
 
MOMO (SOYOを指して)抹茶が好きな人とか。
 
──で、次は4枚目ですね。
 


MOMO これはSOYOちゃんの、とってもとってもかわいいお写真なんですけど。SOYOちゃんはバブみが強くていらっしゃるんですよ。この写真も、見ているとだんだん、幸せそうに微笑みながら寝ている赤ちゃんのように見えてくるなあと思って。
 
SOYO ありがとうございます(笑)。
 
MOMO お顔立ちももともとそんな感じだし、しゃべり方とか仕草とかも赤ちゃんみたいに守ってあげたくなるようなかわいさがあるなと思って、この写真にそれが表されてるなと。
 
GUMI 普段はめっちゃかわいいけど、お母さんと関西弁で電話してる時、たまにケンカしてるのとか聞こえてくるよね(笑)。
 
SOYO めっちゃ声低いよね。「何や何や」って(笑)。
 
GUMI 普段とすごいギャップがあるよね。
 
KANO それがいいよね! めっちゃ好き!
 
SOYO ありがとうございます(笑)。


これからの@onefiveは……。


──2枚ずつの写真で、皆さんの個性がよく分かりました。ありがとうございました!では最後に、メジャーデビューという節目にあたって、ここからどうしていきたいかをそれぞれ伺えますか?
 
KANO グループとしては、みんなでどんどんレベルアップして、いろんな場所で、いろんな方の前でパフォーマンスしたいですし、応援してくださる方々に恩返しができるようなことをどんどん増やしていきたいなって思ってます。で、個人の目標としては、もっと自分に自信を持てるようになりたいなと思って。自分のいいところを見つけたり、自分の好きなところをたくさん見つけて、もっともっとこの人生っていうものを楽しんで、いろんなことに挑戦していきたいなって思います。
 
GUMI 私は、@onefiveを始めた頃から、少しずつではあるんですけどだんだんと進んでるのは本当にファンの皆さんのおかげだと思うんですよね。フェスにも出させていただいたり、メジャーデビューでドラマの主題歌をリリースさせていただいて、そのドラマにも出演できたり。これからライブとか他の活動とかで、皆さんが私たちのことを誇れるようになれたらって思っています。今は全員高校3年生で大変な時期ではあるんですが、もっとビッグになれるようにやっていきたいなと思います。
 
SOYO メジャーデビューも決まって、私たちの目標が一つひとつ叶っていって、チェックボックスにチェックが入っていってるような感じなんですけど、それに負けないぐらい私たちも頑張らなきゃと思っていて、パフォーマンスのレベルだったり、まだまだ足りないなと思う部分もたくさんあるので、これからもみんなで話し合っていきたいし、高校も卒業するので、もっともっと落ち着いた、大人なグループになっていけたらなって思います。自分から発信して、みんなの目標にしてもらえる人になっていけたらなって。
 
MOMO 最近、「未来図」でのメジャーデビューだったり、ドラマの出演だったり、皆さんにお知らせすることがすごくたくさんあって。それが出るたびに皆さんの反応をリプライだったりお便りだったりでいただくんですけど、皆さん、すっごくうれしそうにしてくださるんです。私たち以上に喜んでくれて、イベントで情報初解禁だったりすると、泣いて喜んでくれる方とかもいらっしゃって、その姿を見た時に私もすっごくうれしくて、幸せな気持ちになるなって思ってるんですよ。今も、これからの@onefiveに期待してもらえるようなことをいっぱい届けられてるから、この先ももっともっとステップアップして、たくさんお知らせできることが増えたらいいなって思うし、今回のドラマみたいに、いろんな場所でもっともっと私たちを見つけてもらえるようになれたらいいなって思ってます。高校も卒業して、受検も乗り越えて、私たちは来年の今頃にはきっとすっごく成長できてるんじゃないかなって思うから、これから一歩ずつ積み重ねていって、私たちも武道館に行けるようなグループになれたらいいなと思ってます。
 
──いろいろ、よく分かりました。ありがとうございました!
 




メジャーデビュー曲
「未来図」

2022.11.06 デジタルリリース
ドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」主題歌

 
ドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」
ABC テレビ(関西)毎週日曜 よる11時55分
テレビ朝日(関東) 毎週土曜 深夜2時30分
※ABCテレビでの放送後、TVer・GYAO!で見逃し配信&Hulu にて見放題独占配信!
【番組公式ホームページ】 https://www.asahi.co.jp/oshibudo/
 
 
「@onefive LIVE 2022 -SPOTLIGHT-」
公演日:2022年11月6日(日)
開場:16:00 開演:17:00
会場:【大阪】梅田クラブクアトロ
 
公演日:2022年11月13日(日)
開場:16:00  開演:17:00
会場:【東京】ザ・ガーデンホール

チケット一般発売中
URL:https://l-tike.com/onefive/

チケット: 4,950円(税込・ドリンク代別途)
券種:スタンディング
枚数制限:1人4枚まで
年齢制限:未就学児童入場不可


【@onefive オフィシャルサイト】
https://onefive-web.jp/
【@onefive TikTok】
https://www.tiktok.com/@official.onefive
【@onefive Instagram】
https://www.instagram.com/official.onefive/
【@onefive Twitter】
https://twitter.com/onefive_music
【@onefive YouTube】
http://youtube.com/c/onefive
【@onefive LINE】
ID: @onefive_official


 
高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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