【TRF、スカパラ、Da-iCE、ハラミちゃん etc.出演】LIVE EMPOWER CHILDREN 2022レポート!
今年も国際小児がんデーの2月15日に、小児がん治療支援チャリティーライブ『LIVE EMPOWER CHILDREN 2022 supported by 第一生命保険』が開催されました。3回目となる今年は、昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響で無観客・無料生配信での開催に。熱いパフォーマンスが繰り広げられた今年のイベントをレポートします!
参加アーティストが囲み取材で意気込み。「還暦 DO DANCE!」とは?
小児がんと闘う子どもたちやそのご家族を音楽の力で元気づけたいという想いから、今年で3回目の開催となるこのイベント。コロナ禍の中で昨年に続いて無料・生配信での開催となりましたが、配信プラットフォームは昨年より2つ増え、ABEMA、dTV、LINE LIVE、YouTube、Z-aNという5つのプラットフォームから視聴できることとなりました。
まず会場では、開催に先立って出演者の囲み取材が行われました。天野ひろゆきさん、SAMさん(TRF)、DJ KOOさん(TRF)、花村想太さん(Da-iCE)、ハラミちゃん、ピコ太郎さん、谷中敦さん(東京スカパラダイスオーケストラ)《五十音順》が登壇し、それぞれが意気込みを語りました。
ハラミちゃん「音色は心にダイレクトに寄り添えるものだと思うので、ピアノの音色で精いっぱい子供たちにエールを送りたいと思います」
ピコ太郎「今年で102回目でしたっけ?続けていくことに意味がありますからね。ボディブローだって、メイウェザーも言ってました。ボディブローが一番効くって。目指すは10回」
SAM「TRFの現場マネージャーの息子さんが小児がんにかかって、その子は奇跡的に助かったのんですが、闘病をささえる家族のつらさや苦しさを目の当たりにしてきました。エンターテインメントの力が勇気を与えたりとか、外出できない、外に出られない、友達にも会えない子どもたちにも、オンラインではあるけれど、僕たちのライブを通じてを楽しんでもらえればと思うし、ご家族にも勇気と力を与えられることが出来れば」
DJ KOO「小児がんで苦しんでる子どもたち、家族の方々、苦しいことも多いですが、我々のエンターテインメントの力で苦しみを乗り越えられると信じて、そういう気持ちを込めて、EZ DO DANCE!したいと思います」
谷中敦「僕らは30年以上の活動になりますが、楽しむことで勇気も元気も出る、そうすると無理だと思うことも可能になるという瞬間をたくさん経験してきました。音楽の力で困難を乗り越える勇気を感じていただければと思っています」
花村想太「子どもたちやご家族に少しでも勇気を与えられるように、精いっぱい歌いたいです。また、たくさんの方に支援していただけるような方向にしていけたらと思います」
天野ひろゆき「『LIVE EMPOWER CHILDREN』のコーナーをやっていたラジオ番組は終わってしまったのですが、今年も呼んでいただけました! EZ DO DANCE!ということで、盛り上がって参りたいと思います!」
続く質疑応答では、昨年末に「CITRUS」で日本レコード大賞を受賞したDa-iCEの花村想太さんが、当日も歌う同曲への気持ちの入りようを問われ、「『CITRUS』はその人の物語が投影される楽曲。しっかり言葉を意識して歌詞が聴き取りやすいように歌うことで、子どもたちが歌詞を噛み締められるようにしたい。『CITRUS』という楽曲で賞をいただいたので、Da-iCEという名前をより知っていただけるようにしないといけない1年だなと思います」と答えると、ピコ太郎が「アーティスト名を『CITRUS』にして楽曲名を『Da-iCE』にすれば?」と提案。花村が「11年やってきた名前なので変えたくないです!」と答えて報道陣を笑わせる場面も。
DJ KOOさんは将棋の駒が描かれたズボンを履いて登壇したことについて、藤井聡太五冠の活躍との関連を聞かれると、「僕もSAMも還暦 DO DANCE!なんですよ。なので若い世代から刺激をもらって、アップデートしていくことが大切だなと思います」と返答。これにも笑いが巻き起こっていました。
今年は12組が参加し、熱いパフォーマンスを展開!
いよいよイベントが開始! オープニングアクトは昨年と同じく日本工学院専門学校ダンスパフォーマンス科の皆さん。ビッケブランカさんの「ウララ」に乗せたダンスを披露すると、トップバッターにはJamFlavorのお二人が登場。「CRY~戻りたい夜を~」「cheek time」「100連ガチャ of LIFE」の3曲を歌い上げました。
ここで昨年もメインMCを務めたキャイ~ンの天野ひろゆきさん、日本放送アナウンサーの熊谷実帆さんが登場。変わらず小ネタを挟み込みながら、イベントを和やかに進行してくれます。
続いて2番目に登場したのはlol-エルオーエル-。「trigger」で盛り上げ、卒業シーズンにピッタリな昨年12月にリリースされた「ONE LAST SONG」を披露してくれました。
3番目はキング・クリームソーダ。「ゲラゲラポーのうた」「ようかい体操第一」の2曲では、画面の前の子どもたちも盛り上がったことだと思います。メンバーの一人、motsuさんは3年前に中咽頭がんを経験し、切除手術を行った話もされ、小児がんの子どもたちへの共感を示していました。
続いては、超ときめき♡宣伝部の6人が元気に盛り上げてくれました。「ラブなのっ♡」から自己紹介とMCを挟んで「すきっ~超ver~」の2曲。MCで言っていた通り、明るい曲でパワーを届けてくれました。
お次はピコ太郎の出番。小ネタを挟みながらの「I’m standing」「TE-KE-TE-KE」の2曲では何というか……会場が不思議なムードに包まれました(笑)。特に「TE-KE-TE-KE」は、何より歌ってるご本人が大変そうでしたが、とても楽しそうでした。3曲目はキング・クリームソーダに続いて妖怪のことを歌った「便所ババア」。この曲が一番歌っぽいんですが、これはこれでまた(笑)。そして、ここで特別ゲストのシナモロールちゃんが登場!一緒に「PPAP2020」を歌って盛り上がりました。
MCのお二人から、支援団体のご紹介の後、今回、同時に行われている小児がん治療支援チャリティーオークション「パワー・オブ・エンパワーメント チャリティーオークション」についても紹介が行われました。これはヤフオク!の全面協力の元、演出家の宮本亞門、板野友美、TRFのSAM・DJ KOO、Every Little Thingの伊藤一朗をはじめとした各界著名人が出品するというもの。オークションの売上は、投げ銭によるライブの売上やその他の寄付金と合わせ、全額が小児がん治療団体への寄付やがん早期発見の啓発活動に活用されます。伊藤一朗さん、湘南ベルマーレの平岡大陽選手、小島よしおさんからはビデオメッセージも。天野さんは「久々に上着を着たよしお君を見ました」とひと言。
後半戦は東京スカパラダイスオーケストラから。最初のMCでは谷中敦さんが「楽しんでもらって、盛り上がってもらうと、いろいろな人の関心が高まる。ということは、今日はもう思いっきり盛り上がってもらって、いろいろな人に、この輪をふやしていけたらいいなって、そんな思いでやりたいと思います」とコメント。「特にお子さんたちに」ということで、「Paradise Has No Border」と「水琴窟 -short-」の2曲を演奏。いやーカッコいい!
7番目に登場はハラミちゃん。いつもの笑顔で「ファンファーレ」を演奏した後はマイクを持って「コロナが明けたら、病院にピアノが置いてあるところも多いので、ぜひ病院でストリートピアノしに行きたいと思っています」とコメント。その後はこのイベントにも関係するつんく♂さんにちなんでシャ乱Qの「シングルベッド」、そして「小児がんと闘うお子さんたちが未来の列車に向かって走る」イメージでゴダイゴの「銀河鉄道999」を演奏。力強い音色が響き渡りました。
続いてはmoumoonのお二人。1曲目の「にじ」は、お二人が小児がん患者の子どもたちに向けて歌う活動のきっかけとなった加藤旭さんとの出会いで生まれた楽曲。類まれな音楽の才能を持ちながら、小児がんで16歳にしてこの世を去った加藤さんの曲にインスパイアされたもので、MASAKIさんのギターに乗せてYUKAさんの柔らかい歌声が冴え渡ります。そして新曲「未来よ、私を追いかけろ」を披露。タイトル通り力強い楽曲に、ファンからも喜びのコメントが多く寄せられました。
9番目は初登場の男性11人組グループ、BUDDiiS。「CLICK ME」「ALIEN BOY」で見事なダンスと歌を披露すると、自己紹介を挟んで、開放感に包まれた「To The Top」で幕を閉じ、多くの視聴者を魅了しました。
いよいよイベントも終盤です。10番目は倖田來未さん。「WIND」で登場すると、「同じ空の下で勇気を持って一緒に歩いて行きたいという思いを込めて作った曲」と前置きして「100のコドク達へ」を熱唱。最後は「愛のうた」で締めました。
続いてはDa-iCEの登場。1曲目は囲み取材でも触れていた「CITRUS」でスタート。「日本レコード大賞」受賞でさらに注目度が上がったこの曲、花村想太さんの言葉通り、歌詞の意味を噛み締めるような歌唱が印象的でした。MCでは「すごく緊張してます」と言いつつ、最後は「絆」をテーマにした「Melody」へ。
ラストは、昨年に続いてTRF!囲み取材のDJ KOOさんの発言でもさんざん盛り上がった(?)「EZ DO DANCE」で勢いよくスタートし、「survival dAnce ~no no cry more~」では圧巻のパフォーマンスでした!どんな場所でも、オンラインでも盛り上げてしまうTRFのパワーで、会場はまるで超満員の観客がいるかのような空気に。
でももちろん、ここで終わりではありません。エンディングではイベントのテーマソング「My Hero~奇跡の唄~」の紹介が行われ、レコーディングに参加した子どもたちのご家族からのメッセージが紹介されました。そして本日の出演アーティストが再び呼び込まれると、作詞のつんく♂さんからもビデオコメントが寄せられ、最後は全員でこの曲を歌唱!ハラミちゃんはピアノで、天野さんとシナモロールちゃんも参加し、まさにクライマックスにふさわしい、この日だけのスペシャルバージョンでのラインナップとなりました。
最後まで盛り上がったこのイベント、「当日見逃した!」という方もご安心ください。ABEMA、LINE LIVE、YouTube、Z-aNの4プラットフォームでは、2月21日(月)までアーカイブ配信されています。 また、「パワー・オブ・エンパワーメント チャリティーオークション」も同日まで開催。どちらもお見逃しなく!
ABEMA
https://abema.tv/channels/special-plus/slots/ARZhkBsDwbRYzT
LINE LIVE
https://live.line.me/channels/73/broadcast/18965567
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=F3OKbyuUJL8&feature=youtu.be
Z-aN
https://www.zan-live.com/live/detail/10161
【パワー・オブ・エンパワーメント チャリティーオークション】
https://auctions.yahoo.co.jp/recommend/topics/20220209/0000/
【LIVE EMPOWER CHILDREN公式サイト】
https://empower-children.jp/lec/
【AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC.】
http://avex-hirotsubio.jp/
【一般社団法人Empower Children】
http://empower-children.jp/
参加アーティストが囲み取材で意気込み。「還暦 DO DANCE!」とは?
小児がんと闘う子どもたちやそのご家族を音楽の力で元気づけたいという想いから、今年で3回目の開催となるこのイベント。コロナ禍の中で昨年に続いて無料・生配信での開催となりましたが、配信プラットフォームは昨年より2つ増え、ABEMA、dTV、LINE LIVE、YouTube、Z-aNという5つのプラットフォームから視聴できることとなりました。
まず会場では、開催に先立って出演者の囲み取材が行われました。天野ひろゆきさん、SAMさん(TRF)、DJ KOOさん(TRF)、花村想太さん(Da-iCE)、ハラミちゃん、ピコ太郎さん、谷中敦さん(東京スカパラダイスオーケストラ)《五十音順》が登壇し、それぞれが意気込みを語りました。
ハラミちゃん「音色は心にダイレクトに寄り添えるものだと思うので、ピアノの音色で精いっぱい子供たちにエールを送りたいと思います」
ピコ太郎「今年で102回目でしたっけ?続けていくことに意味がありますからね。ボディブローだって、メイウェザーも言ってました。ボディブローが一番効くって。目指すは10回」
SAM「TRFの現場マネージャーの息子さんが小児がんにかかって、その子は奇跡的に助かったのんですが、闘病をささえる家族のつらさや苦しさを目の当たりにしてきました。エンターテインメントの力が勇気を与えたりとか、外出できない、外に出られない、友達にも会えない子どもたちにも、オンラインではあるけれど、僕たちのライブを通じてを楽しんでもらえればと思うし、ご家族にも勇気と力を与えられることが出来れば」
DJ KOO「小児がんで苦しんでる子どもたち、家族の方々、苦しいことも多いですが、我々のエンターテインメントの力で苦しみを乗り越えられると信じて、そういう気持ちを込めて、EZ DO DANCE!したいと思います」
谷中敦「僕らは30年以上の活動になりますが、楽しむことで勇気も元気も出る、そうすると無理だと思うことも可能になるという瞬間をたくさん経験してきました。音楽の力で困難を乗り越える勇気を感じていただければと思っています」
花村想太「子どもたちやご家族に少しでも勇気を与えられるように、精いっぱい歌いたいです。また、たくさんの方に支援していただけるような方向にしていけたらと思います」
天野ひろゆき「『LIVE EMPOWER CHILDREN』のコーナーをやっていたラジオ番組は終わってしまったのですが、今年も呼んでいただけました! EZ DO DANCE!ということで、盛り上がって参りたいと思います!」
続く質疑応答では、昨年末に「CITRUS」で日本レコード大賞を受賞したDa-iCEの花村想太さんが、当日も歌う同曲への気持ちの入りようを問われ、「『CITRUS』はその人の物語が投影される楽曲。しっかり言葉を意識して歌詞が聴き取りやすいように歌うことで、子どもたちが歌詞を噛み締められるようにしたい。『CITRUS』という楽曲で賞をいただいたので、Da-iCEという名前をより知っていただけるようにしないといけない1年だなと思います」と答えると、ピコ太郎が「アーティスト名を『CITRUS』にして楽曲名を『Da-iCE』にすれば?」と提案。花村が「11年やってきた名前なので変えたくないです!」と答えて報道陣を笑わせる場面も。
DJ KOOさんは将棋の駒が描かれたズボンを履いて登壇したことについて、藤井聡太五冠の活躍との関連を聞かれると、「僕もSAMも還暦 DO DANCE!なんですよ。なので若い世代から刺激をもらって、アップデートしていくことが大切だなと思います」と返答。これにも笑いが巻き起こっていました。
今年は12組が参加し、熱いパフォーマンスを展開!
いよいよイベントが開始! オープニングアクトは昨年と同じく日本工学院専門学校ダンスパフォーマンス科の皆さん。ビッケブランカさんの「ウララ」に乗せたダンスを披露すると、トップバッターにはJamFlavorのお二人が登場。「CRY~戻りたい夜を~」「cheek time」「100連ガチャ of LIFE」の3曲を歌い上げました。
ここで昨年もメインMCを務めたキャイ~ンの天野ひろゆきさん、日本放送アナウンサーの熊谷実帆さんが登場。変わらず小ネタを挟み込みながら、イベントを和やかに進行してくれます。
続いて2番目に登場したのはlol-エルオーエル-。「trigger」で盛り上げ、卒業シーズンにピッタリな昨年12月にリリースされた「ONE LAST SONG」を披露してくれました。
3番目はキング・クリームソーダ。「ゲラゲラポーのうた」「ようかい体操第一」の2曲では、画面の前の子どもたちも盛り上がったことだと思います。メンバーの一人、motsuさんは3年前に中咽頭がんを経験し、切除手術を行った話もされ、小児がんの子どもたちへの共感を示していました。
続いては、超ときめき♡宣伝部の6人が元気に盛り上げてくれました。「ラブなのっ♡」から自己紹介とMCを挟んで「すきっ~超ver~」の2曲。MCで言っていた通り、明るい曲でパワーを届けてくれました。
お次はピコ太郎の出番。小ネタを挟みながらの「I’m standing」「TE-KE-TE-KE」の2曲では何というか……会場が不思議なムードに包まれました(笑)。特に「TE-KE-TE-KE」は、何より歌ってるご本人が大変そうでしたが、とても楽しそうでした。3曲目はキング・クリームソーダに続いて妖怪のことを歌った「便所ババア」。この曲が一番歌っぽいんですが、これはこれでまた(笑)。そして、ここで特別ゲストのシナモロールちゃんが登場!一緒に「PPAP2020」を歌って盛り上がりました。
MCのお二人から、支援団体のご紹介の後、今回、同時に行われている小児がん治療支援チャリティーオークション「パワー・オブ・エンパワーメント チャリティーオークション」についても紹介が行われました。これはヤフオク!の全面協力の元、演出家の宮本亞門、板野友美、TRFのSAM・DJ KOO、Every Little Thingの伊藤一朗をはじめとした各界著名人が出品するというもの。オークションの売上は、投げ銭によるライブの売上やその他の寄付金と合わせ、全額が小児がん治療団体への寄付やがん早期発見の啓発活動に活用されます。伊藤一朗さん、湘南ベルマーレの平岡大陽選手、小島よしおさんからはビデオメッセージも。天野さんは「久々に上着を着たよしお君を見ました」とひと言。
後半戦は東京スカパラダイスオーケストラから。最初のMCでは谷中敦さんが「楽しんでもらって、盛り上がってもらうと、いろいろな人の関心が高まる。ということは、今日はもう思いっきり盛り上がってもらって、いろいろな人に、この輪をふやしていけたらいいなって、そんな思いでやりたいと思います」とコメント。「特にお子さんたちに」ということで、「Paradise Has No Border」と「水琴窟 -short-」の2曲を演奏。いやーカッコいい!
7番目に登場はハラミちゃん。いつもの笑顔で「ファンファーレ」を演奏した後はマイクを持って「コロナが明けたら、病院にピアノが置いてあるところも多いので、ぜひ病院でストリートピアノしに行きたいと思っています」とコメント。その後はこのイベントにも関係するつんく♂さんにちなんでシャ乱Qの「シングルベッド」、そして「小児がんと闘うお子さんたちが未来の列車に向かって走る」イメージでゴダイゴの「銀河鉄道999」を演奏。力強い音色が響き渡りました。
続いてはmoumoonのお二人。1曲目の「にじ」は、お二人が小児がん患者の子どもたちに向けて歌う活動のきっかけとなった加藤旭さんとの出会いで生まれた楽曲。類まれな音楽の才能を持ちながら、小児がんで16歳にしてこの世を去った加藤さんの曲にインスパイアされたもので、MASAKIさんのギターに乗せてYUKAさんの柔らかい歌声が冴え渡ります。そして新曲「未来よ、私を追いかけろ」を披露。タイトル通り力強い楽曲に、ファンからも喜びのコメントが多く寄せられました。
9番目は初登場の男性11人組グループ、BUDDiiS。「CLICK ME」「ALIEN BOY」で見事なダンスと歌を披露すると、自己紹介を挟んで、開放感に包まれた「To The Top」で幕を閉じ、多くの視聴者を魅了しました。
いよいよイベントも終盤です。10番目は倖田來未さん。「WIND」で登場すると、「同じ空の下で勇気を持って一緒に歩いて行きたいという思いを込めて作った曲」と前置きして「100のコドク達へ」を熱唱。最後は「愛のうた」で締めました。
続いてはDa-iCEの登場。1曲目は囲み取材でも触れていた「CITRUS」でスタート。「日本レコード大賞」受賞でさらに注目度が上がったこの曲、花村想太さんの言葉通り、歌詞の意味を噛み締めるような歌唱が印象的でした。MCでは「すごく緊張してます」と言いつつ、最後は「絆」をテーマにした「Melody」へ。
ラストは、昨年に続いてTRF!囲み取材のDJ KOOさんの発言でもさんざん盛り上がった(?)「EZ DO DANCE」で勢いよくスタートし、「survival dAnce ~no no cry more~」では圧巻のパフォーマンスでした!どんな場所でも、オンラインでも盛り上げてしまうTRFのパワーで、会場はまるで超満員の観客がいるかのような空気に。
でももちろん、ここで終わりではありません。エンディングではイベントのテーマソング「My Hero~奇跡の唄~」の紹介が行われ、レコーディングに参加した子どもたちのご家族からのメッセージが紹介されました。そして本日の出演アーティストが再び呼び込まれると、作詞のつんく♂さんからもビデオコメントが寄せられ、最後は全員でこの曲を歌唱!ハラミちゃんはピアノで、天野さんとシナモロールちゃんも参加し、まさにクライマックスにふさわしい、この日だけのスペシャルバージョンでのラインナップとなりました。
最後まで盛り上がったこのイベント、「当日見逃した!」という方もご安心ください。ABEMA、LINE LIVE、YouTube、Z-aNの4プラットフォームでは、2月21日(月)までアーカイブ配信されています。 また、「パワー・オブ・エンパワーメント チャリティーオークション」も同日まで開催。どちらもお見逃しなく!
ABEMA
https://abema.tv/channels/special-plus/slots/ARZhkBsDwbRYzT
LINE LIVE
https://live.line.me/channels/73/broadcast/18965567
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=F3OKbyuUJL8&feature=youtu.be
Z-aN
https://www.zan-live.com/live/detail/10161
【パワー・オブ・エンパワーメント チャリティーオークション】
https://auctions.yahoo.co.jp/recommend/topics/20220209/0000/
【LIVE EMPOWER CHILDREN公式サイト】
https://empower-children.jp/lec/
【AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC.】
http://avex-hirotsubio.jp/
【一般社団法人Empower Children】
http://empower-children.jp/
- WRITTEN BY高崎計三
- 1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。