【TRF、hitomi、ピコ太郎 etc.出演】LIVE EMPOWER CHILDREN 2021レポート!
国際小児がんデーである2月15日、小児がん治療支援チャリティーライヴ『LIVE EMPOWER CHILDREN 2021 supported by Aflac』が開催されました。昨年に続く開催だが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり無観客・無料生配信での開催となりました。オンラインならではの仕掛けも多数施され、大いに盛り上がったこのイベントの様子をレポート!
初のオンライン開催は、ならではの仕掛けも多数!
LINE LIVE、mu-mo LIVE、YouTubeの3つのプラットフォームで同時生配信が行われた今回のイベント。視聴は無料ながら、チャリティーということでmu-mo LIVEではドネーション付き視聴チケット(100円~)を用意し、またYouTubeではスーパーチャットによる投げ銭を利用したドネーションも募られました。
17時の開始に先駆け、まず16時からYouTubeで事前番組が配信。古坂大魔王さんをMCに「ライブが100倍楽しめる」をコンセプトに、出演アーティストの紹介、一般社団法人「LIVE EMPOWER CHILDREN」の取り組みや活動の紹介、moumoonへのインタビューなどで構成されました。後半はイベントのテーマソングである「My Hero~奇跡の唄~」の紹介、HIKAKIN&SEIKINさんと「一般社団法人Empower Children」代表理事・広津崇亮さんとの対談、また「My Hero~奇跡の唄~」に協力したアーティストからのメッセージも。
この配信番組で印象的だったのは、古坂大魔王さんの「楽しく生きれば生きる意味はある」という言葉。番組の最後にも、「チャリティーだからということで固く考えず、まず楽しみましょう」という主旨の言葉がありました。古坂さんのこの姿勢は、ちょっと高くとらえられかねないチャリティーイベントへの敷居をグッと下げてくれるものでした。
そしていよいよイベントが開幕! オープニングアクトとして日本工学院専門学校ダンスパフォーマンス科の皆さんがダンスを披露し、トップバッターとして登場したのはBeverlyさん。
イベントの幕を開けるのにふさわしい熱唱が画面越しにも響き渡ります。ラストとなった3曲目「Be The One」は「仮面ライダービルド」の主題歌ということで、「あ、仮面ライダーの人か!」というコメントも。「仮面ライダーの人」でいいのかどうかは分かりませんが、こういう接点もフェスならでは。
イベントのメインMCは、キャイ~ンの天野ひろゆきさんとニッポン放送アナウンサーの熊谷実帆さん。出演アーティストのちょっとした小ネタなどを織り交ぜ、笑わせてくれる天野さん、さすがです。天野さんがアーティストに親近感を感じるポイントは、どうやら「揚げ物が好きかどうか」みたいでしたが(笑)。
またこの日、ツイッターでは「公式裏番組」も同時配信されていました。こちらのMCは関根麻里さんと、流れ星のお2人。こちらでは出演を終えたアーティストのトークがメインですが、天野さんがメインステージからやってきたりと、いろいろとにぎやか。しかしメインステージの映像とこの公式裏番組、どっちも楽しいので忙しいです。
「盛り上がってますかイエーーーーーー!」からのハイトーンシャウトで2番手に登場したのは、うみくん。
ご自身も大切な家族を数年前にがんで亡くされたとのことで、「がんとかが人生に入ってくるのはまだ先だと思ってた」という想いを告白。「少しでも参加した人にパワーをあげられたら。皆さんの心に少しでも潤いを」ということで、大好きな曲というJanne Da Arc「月光花」を歌い上げました。
3組目は、まるりとりゅうがのお2人。りゅうがさんのアコギと2人の歌声に引き込まれます。1曲目の「気まぐれな時雨」から一転、恋する女の子が踏み出す気持ちを歌った「ONE STEP」と続くと、ステージは一気にハッピーなムードに包まれました。
続いては松浦航大さん。「POP STAR」を歌い始めたとき、うっかり画面から目を離していた人は平井堅さんだと信じたのでは? そう、「変幻自在の七色ボイス」を持つ松浦さんはこの曲に始まり、Mr.Children、槇原敬之さんなどの曲をそっくりに歌うメドレーを披露。ゴールデンボンバー「女々しくて」まで一気に駆け抜けると、不思議な余韻を残してくれました。
楽しくシュールに盛り上げたピコ太郎!
5番手で登場したのはピコ太郎さん。PPAPではお客さんのコメントを見ながら進行、続く「犬のおまわりさん」ではすごい運動量で動きまくりながら、歌詞を間違えまくって全然曲が進まないという荒技。そして、公式裏番組にも登場していたアフラックダックとポムポムプリンを両側に「PPAP2020」で締め。この日一番、楽しくもシュールな光景が展開されたのでした。天野さんが「彼だけがR-1ぐらんぷりと勘違いしてる」というのも納得?のステージでした。
「真面目にやりましょう!」という声が聞こえたわけではありませんが、続くFlowBackの5人の歌とダンスでステージのムードは一変。
「ひとりでも多くの人に活動と支援の輪が広がることを切に願っています」とのメッセージとともに歌われた「HIKARI」は、全ての視聴者の胸に染み渡ったことでしょう。
出演アーティスト13組の折り返しとなる7番手はKEIKOさん。その透き通る歌声にはコメントでも賞賛の嵐が巻き起こる中、つんく♂さん提供の新曲「桜をごらん」を披露すると、KEIKOさんのファンも大歓喜に包まれました。
そしてこの頃、公式裏番組にはピコ太郎さんが登場。小児がん治療中の子供たちからピコ太郎さんへのメッセージが送られるなど、笑いと温かさが詰まった時間となりました。
次のステージまでの間にはアメリカのアフラックで小児がんのお子さんを応援するために作られた「マイ・スペシャル・アフラック・ダック」が紹介されました。リアクションすると話したり動いたりし、また感情(7種)のカードをかざすと代弁して鳴いてくれる機能などを天野さんが紹介。
続く8組目はmoumoon。久々にMASAKIさんもステージに登場し、まずは「にじ」を披露。脳腫瘍のために視力を奪われながら500曲以上を作曲し、16歳の若さでこの世を去った加藤旭さんの手によるこの曲、その背景が事前番組でも、また曲に入る前のMCでもYUKAさんから語られたことから、そのメッセージは曲に合わせて七色の光に包まれたステージから、より鮮明に伝わってきました。続いては「大切な人の息子さんが小児がんにかかり、闘病中にこの曲を聴いて元気が出たと伝えられた」と紹介された「トモシビ」。コメントではmoumoon初見の方も多かったようですが、皆さん一気に引き込まれたようでした。
続いて登場したのは梶原岳人さん。「ブラック・クローバー」のED曲でもある「A Walk」では困難を乗り越えて進んでいく姿を歌い、そして「いつもは演技ですが、今回は歌の力で皆様に元気をお届けできれば」との言葉とともに歌われた「橙」では後半のアレンジにファンが悶絶する様がコメントからヒシヒシと伝わってきました。
TRFは圧巻の2曲で興奮の渦! そしてエンディングへ!
10組目はReoNaさん。「ANIMA」と「Unknown」の2曲が披露されましたが、ささやくような声でのMCと、ANIMAのサビでの力強い歌声のギャップには驚かされます。2曲目に入るときの「今日は全員が最前列の生配信ライブ。心を込めてお歌お届けします」という言葉も印象的でした。気づくと、コメントの中には海外からのものも多数。台湾、イギリス、韓国などの国や地域から多くのファンが見てくれているようでした。
残るはいよいよ3組。11番目に登場したMINMIさんは「最愛の父ががんと闘っていた時に作った曲。この曲を聴いて、余命幾ばくもない父が長く生きてくれた」という「ミラクル」をピースフルに歌うと、「みんな一人じゃないよ! 一緒に歌ってよ!」との呼びかけから始まった「シャナナ」で一気にボルテージアップ! 歌が終わってカメラが切り替わると、天野さんもタオルを振っていました。皆さんも画面の前で振りましたか?
次はhitomiさん。今や4人のお子さんの母親でもある彼女が「SAMURAI DRIVE」と「LOVE2000」を熱唱すると、いつまでも変わらない歌声に感嘆の声が。「子供が元気ない時、病気になったりすると代わってあげたいなと思う」という彼女の優しさも伝わってきたステージでした。
ラスト13組目は、TRFが登場! 「みんな元気~?」というYU-KIさんの第一声から、場内は総立ち! いやオンラインなんですが、確かにその様が見えました! 「みんな歌ってね~」と始まった「BOY MEETS GIRL」では歌詞が画面に表示され、全員が大合唱(したはず)。続いて「たぶんお父さんやお母さんは知ってる曲だと思うので、子供たちに教えてあげてください」と紹介されたのは「survival dAnce ~no no cry more~」。この2曲で盛り上がらないとウソでしょ!という選曲で、圧巻のステージを見せてくれました。
そしてエンディングは、出演者全員が再登場しての「My Hero~奇跡の唄~」。作曲の坂本龍一さんからのビデオメッセージが流され、作詞のつんく♂さんはハワイの自宅から生中継で登場。お2人の言葉からつんく♂さんの曲紹介を受けての初披露は、MVの映像も交えたもの。このステージには出演が叶わなかったものの、レコーディングには参加したアーティストもここで画面越しに登場となりました。
出演者全員の名前が呼ばれ、もう一度「My Hero~奇跡の唄~」のMVとともにエンドロールが流されてメインステージは終了。公式裏番組では流れ星の2人が「来年は僕らもあっちで歌いたいです」とアピールする中、全ての配信が終了したのでした。
ライブ配信は終了したわけですが、「見たくなった!」というそこのあなた! 21日まではアーカイブ映像が見られるので、ご安心を。事前番組とともに見られる親切設計で、いつでも(21日までだけど)どこでも何度でもお楽しみいただけます!
事前番組、本編アーカイブ
https://www.youtube.com/watch?v=zDTciyPGoZo&feature=youtu.be
公式裏番組アーカイブ
https://twitter.com/i/broadcasts/1mnxeaWMnMRxX
テーマソングは以下のサービスにて配信中!
https://big-up.style/YoouamsCc7
視聴者からのご寄付もたくさん集まったこのイベントは、来年も開催予定。次は会場で生のステージが見られることを信じてお待ちください!
チャリティーソング「My Hero~奇跡の唄~」
作曲:坂本龍一/作詞:つんく
■配信日︓ 2021年2月15日(月)
■価格︓200円(税別)※収益をチャリティーとして寄付
■備考︓iTunes Storeをはじめとする各⾳楽配信サービス(40ストア)にて配信。
販売価格の税抜き、税込みは配信ストアによって異なります。
■歌唱参加アーティスト:ISSA(DA PUMP)、大野雄大&花村想太(from Da-iCE)、尾崎裕哉、河村隆一、木山裕策、鬼龍院翔(fromゴールデンボンバー)、KEIKO、倖田來未、サンプラザ中野くん、鈴木亜美、新羅慎二(若旦那)、HIKAKIN & SEIKIN、ピコ太郎、hitomi、Beverly、FANTASTICS from EXILE TRIBE、松浦航大、Miracle Vell Magic、持田香織(Every Little Thing)、YU-KI(TRF)、YUKA(moumoon)、LECこども合唱団(50音順)
■CD発売予定日:2021年3月3日(水) ※3月2日(火)より販売開始
■収録内容:「My Hero~奇跡の唄~」
+Instrumental(全2曲)
■価格:シングル700円(税別)※収益をチャリティーとして寄付
【LIVE EMPOWER CHILDREN公式サイト】
https://empower-children.jp/lec/
【AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC.】
http://avex-hirotsubio.jp/
【一般社団法人Empower Children】
http://empower-children.jp/
初のオンライン開催は、ならではの仕掛けも多数!
LINE LIVE、mu-mo LIVE、YouTubeの3つのプラットフォームで同時生配信が行われた今回のイベント。視聴は無料ながら、チャリティーということでmu-mo LIVEではドネーション付き視聴チケット(100円~)を用意し、またYouTubeではスーパーチャットによる投げ銭を利用したドネーションも募られました。
17時の開始に先駆け、まず16時からYouTubeで事前番組が配信。古坂大魔王さんをMCに「ライブが100倍楽しめる」をコンセプトに、出演アーティストの紹介、一般社団法人「LIVE EMPOWER CHILDREN」の取り組みや活動の紹介、moumoonへのインタビューなどで構成されました。後半はイベントのテーマソングである「My Hero~奇跡の唄~」の紹介、HIKAKIN&SEIKINさんと「一般社団法人Empower Children」代表理事・広津崇亮さんとの対談、また「My Hero~奇跡の唄~」に協力したアーティストからのメッセージも。
この配信番組で印象的だったのは、古坂大魔王さんの「楽しく生きれば生きる意味はある」という言葉。番組の最後にも、「チャリティーだからということで固く考えず、まず楽しみましょう」という主旨の言葉がありました。古坂さんのこの姿勢は、ちょっと高くとらえられかねないチャリティーイベントへの敷居をグッと下げてくれるものでした。
そしていよいよイベントが開幕! オープニングアクトとして日本工学院専門学校ダンスパフォーマンス科の皆さんがダンスを披露し、トップバッターとして登場したのはBeverlyさん。
イベントの幕を開けるのにふさわしい熱唱が画面越しにも響き渡ります。ラストとなった3曲目「Be The One」は「仮面ライダービルド」の主題歌ということで、「あ、仮面ライダーの人か!」というコメントも。「仮面ライダーの人」でいいのかどうかは分かりませんが、こういう接点もフェスならでは。
イベントのメインMCは、キャイ~ンの天野ひろゆきさんとニッポン放送アナウンサーの熊谷実帆さん。出演アーティストのちょっとした小ネタなどを織り交ぜ、笑わせてくれる天野さん、さすがです。天野さんがアーティストに親近感を感じるポイントは、どうやら「揚げ物が好きかどうか」みたいでしたが(笑)。
またこの日、ツイッターでは「公式裏番組」も同時配信されていました。こちらのMCは関根麻里さんと、流れ星のお2人。こちらでは出演を終えたアーティストのトークがメインですが、天野さんがメインステージからやってきたりと、いろいろとにぎやか。しかしメインステージの映像とこの公式裏番組、どっちも楽しいので忙しいです。
「盛り上がってますかイエーーーーーー!」からのハイトーンシャウトで2番手に登場したのは、うみくん。
ご自身も大切な家族を数年前にがんで亡くされたとのことで、「がんとかが人生に入ってくるのはまだ先だと思ってた」という想いを告白。「少しでも参加した人にパワーをあげられたら。皆さんの心に少しでも潤いを」ということで、大好きな曲というJanne Da Arc「月光花」を歌い上げました。
3組目は、まるりとりゅうがのお2人。りゅうがさんのアコギと2人の歌声に引き込まれます。1曲目の「気まぐれな時雨」から一転、恋する女の子が踏み出す気持ちを歌った「ONE STEP」と続くと、ステージは一気にハッピーなムードに包まれました。
続いては松浦航大さん。「POP STAR」を歌い始めたとき、うっかり画面から目を離していた人は平井堅さんだと信じたのでは? そう、「変幻自在の七色ボイス」を持つ松浦さんはこの曲に始まり、Mr.Children、槇原敬之さんなどの曲をそっくりに歌うメドレーを披露。ゴールデンボンバー「女々しくて」まで一気に駆け抜けると、不思議な余韻を残してくれました。
楽しくシュールに盛り上げたピコ太郎!
5番手で登場したのはピコ太郎さん。PPAPではお客さんのコメントを見ながら進行、続く「犬のおまわりさん」ではすごい運動量で動きまくりながら、歌詞を間違えまくって全然曲が進まないという荒技。そして、公式裏番組にも登場していたアフラックダックとポムポムプリンを両側に「PPAP2020」で締め。この日一番、楽しくもシュールな光景が展開されたのでした。天野さんが「彼だけがR-1ぐらんぷりと勘違いしてる」というのも納得?のステージでした。
「真面目にやりましょう!」という声が聞こえたわけではありませんが、続くFlowBackの5人の歌とダンスでステージのムードは一変。
「ひとりでも多くの人に活動と支援の輪が広がることを切に願っています」とのメッセージとともに歌われた「HIKARI」は、全ての視聴者の胸に染み渡ったことでしょう。
出演アーティスト13組の折り返しとなる7番手はKEIKOさん。その透き通る歌声にはコメントでも賞賛の嵐が巻き起こる中、つんく♂さん提供の新曲「桜をごらん」を披露すると、KEIKOさんのファンも大歓喜に包まれました。
そしてこの頃、公式裏番組にはピコ太郎さんが登場。小児がん治療中の子供たちからピコ太郎さんへのメッセージが送られるなど、笑いと温かさが詰まった時間となりました。
次のステージまでの間にはアメリカのアフラックで小児がんのお子さんを応援するために作られた「マイ・スペシャル・アフラック・ダック」が紹介されました。リアクションすると話したり動いたりし、また感情(7種)のカードをかざすと代弁して鳴いてくれる機能などを天野さんが紹介。
続く8組目はmoumoon。久々にMASAKIさんもステージに登場し、まずは「にじ」を披露。脳腫瘍のために視力を奪われながら500曲以上を作曲し、16歳の若さでこの世を去った加藤旭さんの手によるこの曲、その背景が事前番組でも、また曲に入る前のMCでもYUKAさんから語られたことから、そのメッセージは曲に合わせて七色の光に包まれたステージから、より鮮明に伝わってきました。続いては「大切な人の息子さんが小児がんにかかり、闘病中にこの曲を聴いて元気が出たと伝えられた」と紹介された「トモシビ」。コメントではmoumoon初見の方も多かったようですが、皆さん一気に引き込まれたようでした。
続いて登場したのは梶原岳人さん。「ブラック・クローバー」のED曲でもある「A Walk」では困難を乗り越えて進んでいく姿を歌い、そして「いつもは演技ですが、今回は歌の力で皆様に元気をお届けできれば」との言葉とともに歌われた「橙」では後半のアレンジにファンが悶絶する様がコメントからヒシヒシと伝わってきました。
TRFは圧巻の2曲で興奮の渦! そしてエンディングへ!
10組目はReoNaさん。「ANIMA」と「Unknown」の2曲が披露されましたが、ささやくような声でのMCと、ANIMAのサビでの力強い歌声のギャップには驚かされます。2曲目に入るときの「今日は全員が最前列の生配信ライブ。心を込めてお歌お届けします」という言葉も印象的でした。気づくと、コメントの中には海外からのものも多数。台湾、イギリス、韓国などの国や地域から多くのファンが見てくれているようでした。
残るはいよいよ3組。11番目に登場したMINMIさんは「最愛の父ががんと闘っていた時に作った曲。この曲を聴いて、余命幾ばくもない父が長く生きてくれた」という「ミラクル」をピースフルに歌うと、「みんな一人じゃないよ! 一緒に歌ってよ!」との呼びかけから始まった「シャナナ」で一気にボルテージアップ! 歌が終わってカメラが切り替わると、天野さんもタオルを振っていました。皆さんも画面の前で振りましたか?
次はhitomiさん。今や4人のお子さんの母親でもある彼女が「SAMURAI DRIVE」と「LOVE2000」を熱唱すると、いつまでも変わらない歌声に感嘆の声が。「子供が元気ない時、病気になったりすると代わってあげたいなと思う」という彼女の優しさも伝わってきたステージでした。
ラスト13組目は、TRFが登場! 「みんな元気~?」というYU-KIさんの第一声から、場内は総立ち! いやオンラインなんですが、確かにその様が見えました! 「みんな歌ってね~」と始まった「BOY MEETS GIRL」では歌詞が画面に表示され、全員が大合唱(したはず)。続いて「たぶんお父さんやお母さんは知ってる曲だと思うので、子供たちに教えてあげてください」と紹介されたのは「survival dAnce ~no no cry more~」。この2曲で盛り上がらないとウソでしょ!という選曲で、圧巻のステージを見せてくれました。
そしてエンディングは、出演者全員が再登場しての「My Hero~奇跡の唄~」。作曲の坂本龍一さんからのビデオメッセージが流され、作詞のつんく♂さんはハワイの自宅から生中継で登場。お2人の言葉からつんく♂さんの曲紹介を受けての初披露は、MVの映像も交えたもの。このステージには出演が叶わなかったものの、レコーディングには参加したアーティストもここで画面越しに登場となりました。
出演者全員の名前が呼ばれ、もう一度「My Hero~奇跡の唄~」のMVとともにエンドロールが流されてメインステージは終了。公式裏番組では流れ星の2人が「来年は僕らもあっちで歌いたいです」とアピールする中、全ての配信が終了したのでした。
ライブ配信は終了したわけですが、「見たくなった!」というそこのあなた! 21日まではアーカイブ映像が見られるので、ご安心を。事前番組とともに見られる親切設計で、いつでも(21日までだけど)どこでも何度でもお楽しみいただけます!
事前番組、本編アーカイブ
https://www.youtube.com/watch?v=zDTciyPGoZo&feature=youtu.be
公式裏番組アーカイブ
https://twitter.com/i/broadcasts/1mnxeaWMnMRxX
テーマソングは以下のサービスにて配信中!
https://big-up.style/YoouamsCc7
視聴者からのご寄付もたくさん集まったこのイベントは、来年も開催予定。次は会場で生のステージが見られることを信じてお待ちください!
チャリティーソング「My Hero~奇跡の唄~」
作曲:坂本龍一/作詞:つんく
■配信日︓ 2021年2月15日(月)
■価格︓200円(税別)※収益をチャリティーとして寄付
■備考︓iTunes Storeをはじめとする各⾳楽配信サービス(40ストア)にて配信。
販売価格の税抜き、税込みは配信ストアによって異なります。
■歌唱参加アーティスト:ISSA(DA PUMP)、大野雄大&花村想太(from Da-iCE)、尾崎裕哉、河村隆一、木山裕策、鬼龍院翔(fromゴールデンボンバー)、KEIKO、倖田來未、サンプラザ中野くん、鈴木亜美、新羅慎二(若旦那)、HIKAKIN & SEIKIN、ピコ太郎、hitomi、Beverly、FANTASTICS from EXILE TRIBE、松浦航大、Miracle Vell Magic、持田香織(Every Little Thing)、YU-KI(TRF)、YUKA(moumoon)、LECこども合唱団(50音順)
■CD発売予定日:2021年3月3日(水) ※3月2日(火)より販売開始
■収録内容:「My Hero~奇跡の唄~」
+Instrumental(全2曲)
■価格:シングル700円(税別)※収益をチャリティーとして寄付
【LIVE EMPOWER CHILDREN公式サイト】
https://empower-children.jp/lec/
【AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC.】
http://avex-hirotsubio.jp/
【一般社団法人Empower Children】
http://empower-children.jp/
- WRITTEN BY高崎計三
- 1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。