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【未知との遭遇?】avex所属のクリエイター集団「Blue Bird's Nest」が“WINWIN星人”へ楽曲提供...の謎に迫る?!

2021.06.30
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月の裏側にある銀河系で最もハッピーな星「WINWIN星」から、ネガティブパワーに包まれた地球を救うために送り込まれたスーパーエージェント、ゴールデンサンシャインとルビー・ザ・ファイヤー。彼ら「WINWIN」は音楽の力で地球を救うべく活動中で、7月7日に1stフルアルバム『WINWIN WONDERLAND』をリリース!ここに収録された楽曲には、avexが誇るクリエイター集団「Blue Bird's Nest」の精鋭クリエイター陣がなぜか多数参加しています。全員が初体験となる「宇宙人への楽曲提供」という作業は、どのように行われたのか? その楽曲群を、当のWINWINの2人はどう受け取ったのか? クリエイター陣8人と宇宙人2人の歴史的邂逅(?)により、その壮大な謎を紐解いていきます!(っていうほどカタい話じゃないですが)


「宇宙人が歌う曲」はどのように作られたのか?

──今回は大人数なんですが、まずは皆さん、自己紹介からお願いできますか?

はるちゃん ゴールデンサンシャインこと「丘の山の晴れる己」と書いて、丘山晴己、はるちゃんでーす!

とりちゃん はーるちゃーん! 今日もカワイイね!

はるちゃん ありがとビーーーム!(一同拍手)

とりちゃん はい、ルビー・ザ・ファイヤーこと鳥越裕貴、とりちゃんです!

はるちゃん とーりちゃーん!

とりちゃん ナニ!?

はるちゃん 大好きー!

とりちゃん わーん!ありがとアゴ割れビーーーム! ……ハイ、ここまでがパッケージです(笑)。

日比野裕史 今回、「大宇宙の小さな奇跡」の作曲・編曲と、作詞もやらせていただいてます日比野と申します。

渡辺徹 「ウィンピーのピー!たべたらハッピー!」を作曲・編曲しました渡辺です。

小松レナ 同じく「ウィンピーのピー!たべたらハッピー!」と、あと「DANCE IN THE GALAXXXY!!!」を作詞させていただきました小松です。

竹内栄美子 「月影哀歌」の作詞をさせていただきました、BOUNCEBACK作詞担当の竹内です。

丸山真由子 「月影哀歌」と「WINWIN体操第一」の作曲をしました丸山です。

清水武仁 「月影哀歌」と「WINWIN体操第一」の編曲をしました清水です。

大西克巳 「DANCE IN THE GALAXXXY!!!」の作曲と編曲をしました大西です。

はるちゃん&とりちゃん よろしくお願いしまーす!

ats-   で、僕は今回全然関係ないんですけど、「宇宙人に逢えるらしい」という噂を聞きまして、興味本位で見学させてもらいに来ましたats-と申します。よろしくお願いします!

──さて、クリエイターの皆さんは7月7日にリリースされる1stアルバムに収録されている楽曲に関わられているわけですが、そもそもどんな経緯だったんでしょう?

大西 何だかWINWIN星からコンタクトがあったんだよね?

Blue Bird's Nestの人(以下BBN) はい。私たちは何も知らないままに、WINWIN星政府のエラい人に呼び出されまして……。どうやって私たちを発見したのかも未だにわからないまま今日に至っています。

WINWIN星政府のエラい人 そうなんです。アルバムのテーマは「ハッピー」。それといくつかのキーワードを提示させてもらって、あとは自由に作ってくれとお願いしました。普段、地球の音楽クリエイターの皆さんは「ヒットさせないといけない」とか、いろんな制約があるらしいと聞いていたので、WINWIN星に音楽の制約はないので、WINWIN星の写真などを提供しながら、難しい事を考えずとにかく自由に楽しくと。


BBN  ウィンピーの写真を見せていただいて「ウィンピーとは何か」とか、WINWIN星の資料を眺めながら「WINWIN星への思いを自由に巡らせなさい」などお題をいただいたんですね。だから各自が勝手に想像して勝手に作ったのが、今回のアルバムなんです。

 

とりちゃん ステキ! でも、逆に普段はどういう風に作るんですか?

丸山 既存のアーティストさんだと、そのイメージが分かるので、それに合わせていくか、アーティスト・サイドから「こういう曲がほしいんですが」みたいなイメージを渡されることが多いんですよ。でも今回は地球人じゃないので、「イメージがすごくデカいな」と思って(笑)。何も分からずに、ホントに勝手にストーリーを作りながら書きました。

清水 ただ「ハッピー」というキーワードは共有していたから、暗くならないようにというのは共通の意識としてありましたね。

 

丸山  それで言うと「月影哀歌」はそんなにハッピーでは……。

とりちゃん 確かに、ハッピーな曲じゃあない(笑)。

はるちゃん でも曲にこもったパッションはすごいよね。

とりちゃん あの曲、僕らは振り付けというよりはずっとエチュード(即興劇)で動いてるんですよ。

はるちゃん 芝居という名の、その場の動きね(笑)。

とりちゃん お父さん、お母さんをイメージして、その場で回り出したり。

竹内  あの動き、決めてたわけじゃないんですか?

とりちゃん 何も決めてないんですよ。

竹内  すごい!

とりちゃん 「気づいたら動いてた」みたいな。

はるちゃん 「ここは2回回ろうか」ぐらいかな?

とりちゃん それぐらい、皆さんの考えてくれたバイブスとパッションが下りてきているから、ポジティブにつながってるんですよ。

丸山  「月影哀歌」ですら「ハッピー」に持っていってるんですね(笑)。

清水  それこそ、あの曲はどうしてあんな暗い感じになったの?

丸山  私、「WINWIN体操第一」の方でちょっと振り切っちゃって……。

はるちゃん&とりちゃん ハハハハ! ちょっと引き戻そうと(笑)。

丸山  バランスが取れるかなというところで、内面の深いところを意識しました(笑)。

清水  両極端に行っちゃったんだ(笑)。

はるちゃん 「光と影」でバッチリでしたね。

とりちゃん 実際やってみても、そんなにネガティブな方向には行かなかったもんね。「ハッピー」からは離れなかったというか。

はるちゃん そうね、「昼間と夕暮れ」ぐらいの感覚でした。

丸山  お二人の動きには切なさが出てて最高でした。ありがとうございます。


WINWIN星と「だんご」問題、浮上!?

WINWIN星政府のエラい人 制作時の仮タイトルは「だんご●兄弟的な曲」だったからね。アレ的な感じで?

とりちゃん そう、僕らのWINWIN星からは常に波動が出てまして、だから「パクった」とかそういうわけじゃないんですよ!

はるちゃん そうそう、僕らの星から出てる波動を受けて、地球でちょっと流行っちゃっただけで。

とりちゃん それを僕らがもう一回やったと。

ats-  この話が始まった時は、もうコロナ禍の中だったんですか?

丸山  いえ、まだでしたね。

ats-  じゃあ偶然、元気が出るような曲になったんだ。

はるちゃん 気づいていただいてうれしいです。本当にタイミング的にちょうどいいものになったんですよ!

とりちゃん 波動が出てますからね。だからだんごがどうとか言いますけど、パクリじゃないんです!

清水  そもそもWINWIN星にだんごはあるんですか?

はるちゃん WINWIN星は月の裏側にあるんですけど、月ではウサギがお餅をついているので、だんごはすごく輸入されてます。だから輸入品として親しんでました。

清水  皆さんは輪廻転生されてるんですよね? だから前世で食べたこともあった?

とりちゃん そうですね。輪廻転生は皆さんと同様にしてるんですよ。でも毎回、転生する時に記憶を消されちゃうんです。その記憶が全部つながる時があったのが“目覚め”で、その時にWINWIN星から来たというのも思い出したんです。

小松  そうなんだ!

竹内  逆に「月影哀歌」の歌詞の内容は、WINWIN星に合ってましたか?

 
はるちゃん もしかしたらWINWIN星政府からちゃんと情報が行ってるのかなと思うぐらいでした(笑)。

とりちゃん 「家族を思い出せ」という波動を受け取りました!

はるちゃん 何とも言えない感情になったよね。

とりちゃん あれは感情と言っていいのかどうか……。ただいろいろ、頭の中でつながりましたね。

はるちゃん 何一つ違和感がなかったですから。

竹内  あ、よかった……(笑)。

ats-  それも勝手に想像して作ったんですよね?(笑)

とりちゃん もう皆さんに波動が届いてたからでしょう。

竹内  はい、すごく感じてました。

──僕たち地球人は、常にWINWIN星からの波動を浴びているということなんでしょうか?

はるちゃん というか、皆さんもWINWIN星人なんですよ。気づいてないだけで。


 
大西  ええっ!(笑)

とりちゃん 気づいたら僕らみたいな見た目になってますから。

はるちゃん これが第1形態なんです。で、地球人の中でもWINWIN星に思いを寄せてる人たちが「ビタミンちゃん」と呼ばれてる第1形態手前の人たち。

とりちゃん 気づいた方からどんどん、パパパパッとこういう形態になっていきますんで。

はるちゃん WINWIN星人の中でも、WINWIN星政府の人間はまた違いますから。

小松  皆さんはエージェントなんですよね?

はるちゃん はい、エージェントです。FBIみたいなもんです。WINWIN星人でも一般市民の方もいますし、いろんな仕事の方もいますが、私たちはポリスのエージェントです。だから皆さんの中にも、実はエージェントだったという方もいらっしゃるかもしれない。

とりちゃん 深いんですよ。

日比野  実際、私も波動を感じましたからね。「あるんだ、月の裏側に!」って。333年のうちに1回はWINWIN星が見られるっていうことで、「見たいな~」ってずーっと夜空を見上げていたら、波動が降ってきて。

はるちゃん 来ましたか!

日比野  来ましたよ! 「下を向いて小さいところばかり見てるから悩んだり、ハッピーな気持ちがなくなったりしちゃうんだよ。もっと俯瞰してみなよ。宇宙から見てみなよ! お前ら、その存在が奇跡なんだぞ!」っていう。



とりちゃん その通りです!

日比野  ああ、そうか!と。たまたま太陽との距離がこうだから、僕らは地球に生まれてこうやって生きてる、ということなんだなあって。

──そうして出来上がったのが「大宇宙の小さな奇跡」というわけですね。

BBN  ちなみにそうしてできた歌詞をWINWIN星政府のエラい人に提出したところ、「くだらねーっ!」という最高のお褒めのお言葉をいただきました。

はるちゃん すごい笑顔でしたけどね(笑)。

とりちゃん 彼の「くだらねーっ!」は「大好き!」って意味ですから。レコーディング中、歌唱指導も入りますからね。

はるちゃん 「もっと大きく!」とか。日比野さん、いや本当にありがとうございます。その通りだと思います!

日比野  あれ以来、毎日がハッピーです。(一同・笑)

──波動を受け取ってから、日常生活に支障が出たりとかはないんですか?

日比野  支障どころか、この前も「今、表に出て月を見ろ!」ってのが下りてきて、見てみたらだんだん月が隠れていったんですよ。

渡辺  皆既月食だ(笑)。

日比野  そういう情報も随時、波動で送られてくるんです。便利になりました(笑)。


「ウィンピーのピー」の「ピー」って一体ナニ!?

──実際、「大宇宙の小さな奇跡」の作詞の際は、どういうプロセスだったんですか?

日比野  最初にコンセプトをいただいたんですよ。コンセプト? 設定でしたっけ?

はるちゃん いやいや、「コンセプト」でお願いします(笑)。

日比野  地球の何を救いに来たのかとか、WINWIN星は333年に一度ちょっと現れて、またもどっちゃうんでしたっけ? 分かんないけど(笑)。そういう設定が……

とりちゃん コンセプト!

日比野  そうそう(笑)。で、ウィンピーのピーを食べたらハッピーになるとか、(横の渡辺氏に)ねえ?

渡辺  ええ(笑)。っていうか、そこは歌詞を書いた人に(笑)。

小松  皆さんはウィンピーのピーを食べてるんですよね?

はるちゃん はい。僕らも食べてるんですけど、ちょっと元気のない人に食べさせてあげたりもしてます。サプリ的な感じで。

とりちゃん 元気玉みたいなね。

小松  私はまだ食べたことはないんですけど……。

とりちゃん もうそろそろです。時期が来れば。

小松  その時はよろしくお願いします。

竹内  1日何粒食べればいいんですか?

はるちゃん 2~3粒ですね。朝昼晩と、パンパンパン!って感じで。

小松  食べたことはないんですけど、波動を受けて歌詞を書いてみたんですが……。

とりちゃん いやもう、バッチリでしたよ。最初、エラい人から「歌詞が来たぞ」ということでタイトルを聞いたら、「もう間違いない!」って(笑)。

──ちなみに「ウィンピーのピー」の「ピー」というのは?

WINWIN星政府のエラい人 いや、私は知らない。「ピー音」のことだったんじゃないの?

小松  はい。ウィンピーが出してるのって、いわゆる排泄物ですよね?

はるちゃん 排泄物という名の奇跡です。

小松  直接的な言葉はあまり使いたくなかったので、「ピー!」っていうつもりで書きました。

とりちゃん まあそこはね、ビタミンちゃんたちの間で好きに想像してもらえればいいわけで。歌詞がそうなってるのも、無理強いしない感じですごくよかったです。

小松  よかったです。あの…ところで…日本語がお上手ですよね(笑)

とりちゃん はるちゃんはちょっと危ういところがありますけど(笑)。

小松  そもそも作詞をさせていただく時に、何語で書けばいいのかも分からなくて。(一同・笑) だからひとまず日本語で、なるべく簡単な、子供がしゃべるような言葉にしたいなと思って。レコーディングは大丈夫でしたか?



はるちゃん もう最高です。分かりやすかったです!

とりちゃん 僕らがいつも考えてるのは、ちびっ子たちに流行らせるにはどうしたらいいかなってことなんです。ママ友たちにも、コレを見てくれ!と。教育上ちょっとよくないかもしれないけど、流行るかもしれないぞと。これから支えていってもらわなくちゃいけない世代ですから、彼らをネガティブじゃなくハッピーにしようよと思ってるんで。

はるちゃん だから子供たちにもハマるように、僕らも分かりやすいビタミンカラーなんです。

とりちゃん リリースイベントが一番面白いんですよ。やっぱりこんなのがいたら、ちょっと立ち止まるじゃないですか。「ちょっと見てみようか」って。ある時気づいたら、2階バルコニーからおじいちゃんがものすごい勢いで手を振ってくれてたんですよ(笑)。「おじいちゃん、手ぇ取れるよ! 関節気をつけて!」って(笑)。そうかと思ったら通りがかりのオバチャンが「あなたたち、漫才師みたいね」って言ってくれるし(笑)。周りのビタミンちゃんたちが「アイドルです!」って答えてましたけど(笑)。だからお子さんに喜んでもらえるのはすごくうれしいですね。

渡辺  僕、リリイベ通りすがったんですよ、越谷レイクタウンで。地球でイベントするんだって驚いて(笑)。


 
はるちゃん&とりちゃん おおっ!

はるちゃん ありがとうございます! でも、何で立ち止まってくれなかったんですか!(笑)

渡辺  いや、ちゃんと立ち止まりました(笑)。

とりちゃん レイクタウンはイベント最終日で、ビタミンちゃんたちがパンクバンドのライブかってぐらいに声を上げてくれたんですよ。普段は「イエー!」って黄色めの声援なんですけど、その時は「ウォー!」って感じで(笑)。

はるちゃん メタリカばりだったよね(笑)。

とりちゃん だんだん、「こんだけ声を出していいんだ」っていうのがビタミンちゃんたちの間でも伝わってきて。そこにコロナが来ちゃって声が出せなくなったんですけど、そうなったら楽曲にすごく助けられてるなっていうのをすごく思いましたね。


衝撃事実! ビートルズもWINWIN星からの波動のたまものだった!

──曲の話に戻らせていただきますが(笑)、各楽曲のアレンジに関してはいかがですか?

大西  僕が作った「DANCE IN THE GALAXXXY!!!」は、地球にあるいろんなジャンルの音楽を詰め込んで、ゴチャゴチャにしたいなと思ったんです。普段はあんまりそういうことはしないんですけど。エラい人が「とにかく売れるとかは考えないで、やりたいようにやってよ。普段やらないような、笑っちゃうぐらい突き抜けちゃっていいんじゃない?」ってことだったので、自分の中では普段より突き抜けた感じだったんですよ。でも、今思えばもっと突き抜けられたかなって。だから次は頑張りたいですね。もうちょっと波動を浴びて。
 

はるちゃん いやいや、だいぶ楽しく歌わせてもらってますよ。

とりちゃん あんなに振り付けを作り込んだのは、アレが初めてだったしね。最後、「GALAXY」が3回来るところは波動出しまくりで、ふざけ甲斐があるし(笑)。

──確かに「DANCE IN THE GALAXXXY!!!」が一番ですが、全体にいろんなジャンル、スタイルが部分部分で詰め込まれていると思います。そういった曲調は全部、WINWIN星にはあるものなんですか?

とりちゃん それは、むしろWINWIN星から波動を送ってできたものですから。

はるちゃん ビートルズなんかも波動でね。

WINWIN星政府のエラい人 333年前にWINWIN星にはあったものなんですよ。それが波動として、100年、200年かけて地球に届いて、形になるわけですよ。だから僕らからしたら「今頃それやってんだ?」みたいな。

とりちゃん 「あー、ちょっと遅いけど、なるほどね」みたいな。

はるちゃん だからクリエイターさんたちは、その波動を受け取って形にするという、神官的な立場なんですよ。

 

渡辺  「ウィンピーのピー!たべたらハッピー!」こそ波動の影響をモロに受けてるんですよ。過去にエラい人と瓜二つの地球の方と一緒に関わらせてもらった狩野英孝さんの「50TA」みたいな世界観のサウンドをせっかくだからもう一度やろうかと思っていて。「ハッピー」がテーマということなので覚えやすく、地球人みんなで歌えて、かつ言葉遊びが面白い感じになればいいかなと思って、作詞を小松さんに依頼したんです。

小松  でも初めの「ウィーーーーーーン!」っていうところは……(笑)。

渡辺  波動の影響です(笑)。

とりちゃん あそこだけはエラい人が振り付けしてます。「ここは絶対こう!」って(笑)。

はるちゃん レーザービームがビーーー!って出てるからね(笑)。めちゃめちゃカッコいいですからね。

とりちゃん カッコよすぎて笑えますからね(笑)。あそこをどれだけ真面目にやるかで、お客さんがみんなハイになるんですよ(笑)。ノらざるを得ないというか。

はるちゃん 音楽の力を感じますよね。だから、音楽でみんなをハッピーにするっていうのは筋が通ってるなと感じました。


渡辺  あの曲はイントロで「カッコいい曲が始まりそうだ」と思わせて、AメロBメロもそのまま進行して、サビで「どうした?」ってところがポイントで。あと、間奏でウィンピーが増殖するんです。

とりちゃん 画が浮かびます(笑)。

はるちゃん 僕らは地球の姿では2.5次元舞台というお芝居もやらせてもらっていて。そこから得た酔いしれるような歌い方をあの曲に引っ張っています。あの曲は、実は歌ってない方も「酔いしれダンス」をやってるので是非注目して欲しいです。

渡辺  あれは手応えあったので、ちょっとシリーズ化したいですね。

はるちゃん&とりちゃん ぜひお願いします!

はるちゃん 僕ら、もっと酔いしれたいので(笑)。


コロナが明けたらライブはきっと大変なことに!


ats-  お客さんは、ちびっ子が多いんですか?

はるちゃん ちびっ子はもっと増やしたいですね。

とりちゃん 幅広いんですよ。もうちょっとリリイベをやったら、たぶんオッチャンたちも増えるだろうなという手応えもあって。おばあちゃんたちには、ちょっとうるさいかなと(笑)。僕らしゃべりすぎで注意されるぐらいなんで、ちょっと遠めから見てていただければ、「あの人たち、にぎやかやねえ」ってぐらいでちょうどいいと思うんで(笑)。



ats-  それだけ幅広いんだったら、「踊ってみた」「歌ってみた」みたいなところにも波及しそうですよね。

はるちゃん 次の狙いはTikTokなんです。

とりちゃん 若い子たちにも聴いてほしいし、個人的には30歳過ぎあたりにももうちょっと元気を与えたいなというのがありますね。

──その点では、「WINWIN体操第一」なんかはうってつけですよね。

丸山  そうなんです。それこそ、お子さんとかも一緒にやれる振り付けができるような曲がいいかなと思って。そしたら作詞の森月キャスさんが体操の歌詞を書いてくれたので、ビタミンちゃんたちとかけ合いとかできたらいいなと思ったんですよね。

はるちゃん 僕たちも早くかけ合いがやりたいんですよ。それがすごく恋しくて。かけ合いができたら、全曲いけちゃいますからね。

日比野  「大宇宙の小さな奇跡」も……。

とりちゃん あの曲こそですよ!

丸山  大合唱してほしい(笑)。
 

日比野  みんなで肩を組んでね(笑)。

とりちゃん たぶん後半は、歌は皆さんに任せて、僕らは紙吹雪をまいて回ってますから(笑)。そこからみんなフレディ・マーキュリーのように歌ってほしい。

はるちゃん みんなつながってね。僕たちは号泣(笑)。その光景が見えちゃってますから。

とりちゃん そこにビタミンちゃんたちの声が加わったら、ホントに広がりますよね。そういう前提で皆さんには作っていただいてると思うので。

はるちゃん ホントにありがとうございます!

とりちゃん 歌詞もね、エチュードとか勝手に入れちゃうんですけど、それもすごくやりやすくて。

はるちゃん 間奏も、バッチリはまるよね。

とりちゃん あ、ここはショートコント・タイムやなと(笑)。一発芸を入れれる間奏いただいてるなと思うんで、ドリフみたいな楽しさを出したいと思うんですよね。

はるちゃん 今の世代に、あの楽しさを伝えたいですしね。

とりちゃん 「曲はこんだけカッコいいのに、お前ら、ここでこんなくだらないことするの?」っていう。

ats-  間奏でセリフとか入るといいですよね(笑)。

はるちゃん それもやりたいなと思ってたら、皆さん波動を受けて、ちょこちょこセリフを入れてきてくださって(笑)。あ、皆さん波動がメチャクチャ伝わってるなって思います。

丸山  「WINWIN体操第一」はエチュードをしてほしくて、空欄のようにしてたんです。歌詞が来たらそれを当て込んで、仮歌は私が入れました。でもセリフが全然言えなくて、お二人はすごい!と思って(笑)。

はるちゃん ライブでもあのセリフの部分は日替わりみたいにできて、すごくいい感じです。

とりちゃん 僕らは自由がきくとイキイキするんで。台本があるとダメだよね(笑)。

──では決め込まれてるよりも、フリーになっている方がやりやすい?

とりちゃん もちろん決め込まれていても出来ます。でも、フリーになると羽が生えて、大きく羽ばたけるんです!

ats-  今後の曲も、フリースペース前提、振り付け前提、コール&レスポンス前提で作れたら面白そうですよね。

はるちゃん それは本当にありがたいです。

とりちゃん お客さんも、オリジナルのコール&レスポンスを作ってきそうなニオイがプンプンしますよね。それも僕たちは受け入れますから。お前らの発したい時に発しろと。

はるちゃん お客さんたちが独自に変わっていってるのをすごく感じるんですよ。先ほどお話しした、越谷レイクタウンのイベントで聞こえたロックっぽい声援もそうですし。だからここからどう変わっていくのかも楽しみなんです。

とりちゃん 今、地球は充電期間に入ってるからね。その足かせが外れた時、僕たちがドン引きしかねないぐらいで(笑)。

ats-  僕もコロナが落ち着いたらビタミンちゃんになりたいんですけど、何を着ていったらいいんですか?

とりちゃん いや、もうすでにビタミンちゃんですよ(笑)。着るものは、ご自分がワクワクするものであれば何でも。

はるちゃん キャミソールでも何でも。

──次のライブの構成は、もう決まってきてるんですか?

とりちゃん はい、だんだんと決まってきてます。どんな小道具が必要かとか(笑)。

はるちゃん 皆さんのおかげで曲も増えまして、最初は2曲からでしたからね。

──ライブも楽しみですね。ではこのあたりで……。

ats-  (手を挙げて)はい! ちょっといいですか? さっき、「もっと酔いしれたい」というお話をされてたじゃないですか。今回のお話を聞いていてさらに酔いしれ系の、和風だったりビジュアル系の楽曲のイメージ湧いてきましたね。受けたての波動の衝動があるうちに1曲形にしてみようかなと思いました。



はるちゃん&とりちゃん ありがとうございます!

ats-  WINWINには、以前からなぜか「和」のテイストを感じるんですよね。どうもお二人が刀を振り回してる「刀剣」的なイメージが浮かぶというか…。

とりちゃん それはなぜでしょうね(笑)。曲の方、ぜひお願いします!

──今後の楽しみが増えましたね(笑)。ありがとうございました!

撮影 長谷英史
 

WINWIN
1st full Album
 『WINWIN WONDERLAND』


2021.7.7 on sale

Official Site:https://winwin333.jp/
Twitter:https://twitter.com/winwin_staff333
Instagram:https://www.instagram.com/winwin_staff333/



Blue Bird's Nest
Official Site:https://bluebirdsnest.avex.jp/
高崎計三
WRITTEN BY高崎計三
1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。

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