リアル？AR？次世代ダンスボーカルグループARPにインタビュー！
最先端の技術を駆使し、現実世界で会える4人のARダンスボーカルグループとして活躍中のARP。本日、現在までの活動の集大成となるベストアルバム『KICK the BEST』が発売された彼らに、「そもそもARPとは？」からアルバム収録曲への思いまで、お話を伺いました。質問への回答ひとつにも4人それぞれの個性が炸裂したトークをお楽しみください！
そもそもARPってどんなグループ？
──このコラムコーナーでは初めての登場になるので、まずは自己紹介からお願いします！
シンジ はじめまして、ARPのシンジです！
ダイヤ ARPでレイジとレベルクロスってユニットを組んでます、ダイヤです！
レイジ レベルクロス、レイジです！
レオン ARPのファンタジスタ、レオンです！
──「ARPって何？」という人もいるかと思うんですが、ご説明いただけますか？
シンジ はい。僕たちは、メンバー4人のダンスボーカルユニットで、主にライブを中心に活動しています。メンバー4人でパフォーマンスする楽曲以外にも、各自ソロでの活動やユニットでの活動もあって、それぞれの個性を活かした幅広い楽曲をやらせていただいています。
──他のアーティストと違うところ、「ARPはここがすごい！」というところは？
ダイヤ どこがすごいかは見てる人が判断するのかもしれないけど、自分たちとしては声の質やダンスのスタイルが全然違う4人がソロ・ユニット・グループの中でいろんな面を見せてく事かな。あとは、やっぱりライブを見てもらいたい。4公演やって4公演とも内容が違う。公演毎にMCが変わったり、俺たちライブの代名詞でもあるバトルソングの結果で進行が変わっていき、負けたほうは漫才まである。正に一期一会。予想がつかないライブ感、これがARPの凄いところかな。
──なるほど、確かに「ARPはライブがすごい」と評判です。ライブにかける熱意とは？
レイジ ライブは、常に最高越えを目指しているから、見に来れば度肝を抜かすはず。ライブにかける熱意？ こっちは命かけてるから。
レオン 次、順番的に、たぶん質問に答えるの僕ですよね。やりづらいなー（笑）。
──ちょうど次は、皆さんにお聞きしようとしていたところなので大丈夫ですよ（笑）。ではそれぞれ、「ライブでは自分のここを見てほしい」というところは？
レオン あ、全員なんですね。じゃあ僕は、4オクターブの声域を活かした歌をぜひ聴いてほしいです。あ、ダンスも小さい頃から天才って言われてたから、それも見てほしいです。あ、あと関西出身なので……。
シンジ ええと、レオン君。長くなりそうだねー。
レオン すみません！ ライブ見にきてください。じゃあ、シンジ君。
シンジ あ、ありがとう（笑）。僕は、それぞれの楽曲に対して、バレエで培った基礎を活かしたダンスで表現しています。歌もダンスも、いろんな全く違う楽曲にチャレンジさせていただいてます。でも、どの曲にも芯に僕がいる。そんな僕色のパフォーマンスを見ていただきたいです。
ダイヤ あとシンジは「王子亭シンジ」と呼ばれるぐらい、漫才や課題がずば抜けてるから、ぜひ見てやってください。俺は、ラップと、ダンス。ダンスはスケール感かな。ソロソングでのパフォーマンスは、ステージが狭く感じるぐらいのダイナミックさを感じてもらえたらと思う。
レイジ レイジは地上に舞い降りた時点で、全ての美しさの頂点にいるから。ステージにいる時はどこをとってもパーフェクトだけど、そうだなー、一人の時はダンスに頼らないパフォーマンスかな。
ダンスを踊らないって言ってるわけじゃない。レイジの魂と会場の魂と歌とパフォーマンスが一体となっていく空気を感じてほしい。
ARPのライブはこうして楽しもう！
──ARPならではの、ライブの楽しみ方とは？
レイジ 最初から最後まで、隅から隅まで全て楽しいから、安心してライブに来ればいいと思う。ライブに来てくれる仲間を、ARS（Artists Republic Supporters）って呼んでるんだけど、ARSがいてこそのライブなんだ。特別な時間を一緒に作り上げるのがARPのライブだと思う。ただただ、会場に来ればいい。
レオン 僕たちの音楽やダンスを楽しんでもらうことは当たり前なんですけど、そのパフォーマンスの中にバトルソングっていうのがあって、会場のARSさんたちが「ふれフレ」っていうオリジナルのスマホのアプリを使って、参加した結果で進行が変わるっていう、参加型のライブにもなってるんです。そのバトルが毎回めっちゃ盛り上がるんですけど、“数々のトラウマを生んでるバトルソング”って思わず紹介したくなるぐらい、最後心臓がきゅううってなるんです。
ダイヤ それな。まさに一期一会。勝つと次のライブで新曲が獲得できたり、自分の今やりたいことをライブで実現させてもらえたりするんだけど、負けるとその日に漫才とかコントとかやらされたり。シンジは得意だからいいけどさ。
シンジ 別に得意じゃないけど、やるからには全力でやらせていただいてます。あと、コールアンドレスポンスができる曲もたくさんありますので、ライブで皆様の声があって完成する気がします。。観客の皆様の声、笑い声、泣き声、揺れるペンライト、すべてが僕たちのライブの一部です。
レイジ シンジはライブでもよく泣いてるけどなー。
シンジ 泣いてません！ でもちょっと心が震えて泣きそうになることはあります。
──活動を開始する際、何か参考にしたアーティスト、何らかのパフォーマンスなどはありますか？
シンジ 素晴らしいアーティストは世の中にたくさんいると思います。この世の中のエンターテインメントを支えているアーティスト全てにリスペクトを捧げながらも、誰かを参考にしたことはありません。
レイジ レイジはレイジしか参考にならない。
ダイヤ 同じく！ 俺は俺だ。
レオン 僕も同じく！ あと、マイケル・ジャクソン！ あと、お父さんがよく見てたJBとか、あと最近は、ジャスティン・ビーバーも！！
シンジ レオン君、たくさんいるんだね……。
──これまでの活動で、一番印象に残っている出来事は？
シンジ デビュー前に、ベータライブっていうライブをやらせていただいたんですけど、その時に初めて会場の方と言葉を交わした時ですかね。とても緊張してしまって、最初の一言を噛んでしまったんです。
レオン 僕もデビューのときですね。僕は後からARPに入ったので、最初のステージの開演前は、声援が無かったらどうしよー、バトルソングもめちゃめちゃ負けたらどうしよー、ってずっと思ってたんですけど、公演が始まったら、たくさん声援ももらって、バトルソングも勝たせてもらって、すっごく楽しくて、もうこの時間がずっと終わらなければいいのにって！今もライブのたびに、この時間が終わらなければいいのにって思ってます。
ダイヤ 俺はなかなか勝てなかったバトルソングをやっと勝って、その報酬として、人生初のソロソング Blood-Dを歌った時かな。。
レイジ レイジは子供の頃見た星空かな。
ダイヤ レイジ、ちゃんと答えろ。
レイジ 仕方ないな。レイジはステージから見える景色が最高に好きだ。レイジたちのパフォーマンスを観て最高に楽しそうなARSを見て、ほんといい奴らだなって心から思った瞬間が忘れられない。
4人が語る「KICK the BEST」の聴きどころとは？
──今回発売された「KICK the BEST」の収録曲で、各メンバーの最も思い入れのある曲を1曲ずつ選んで、その思いを聞かせてください。
シンジ すべての曲ですが、強いて言うなら僕は「Burn it up」ですね。すごくキャッチーなメロディーで、それがDA PUMPのKENZOさんの付けてくださったダンスとぴったりで。歌詞も、KICK A‘LIVEシリーズになって本当に高まってきたARPメンバーのお互いの気持ちを表していると思います。
レオン シンジ君、『1人で抱えこまないで、頼れる そう仲間がいるから』ってところでいつも泣きそうになってますもんねー。
シンジ 素敵な歌詞だよね。ダイヤ君は？
ダイヤ 難しーなー。どれも思い入れあるけど、やっぱ俺とレイジがアマチュアの頃やってて今回焼き直した、「BlacK Sapphire」かな。この曲やってほんといろいろ考えることもあったし。
レイジ レイジはレイジが作詞作曲した「Start of the start」かな。
レオン 何でやねん、それ入ってないやん……って、わざとやね。僕はそうやなー。難しいけどなー。まあ強いて強いて言えば、僕がセンターポジションで、ARPの他のメンバーを従えて歌ってる、めっちゃ気持ちよくて踊れる曲、まさに名曲、そして……
レイジ 「Celebrate Good Time」だろ！
レオン 僕はレイジ君と歌った「We Rock!!」も大好きですよ。2人で最初に聴いたときに、「何これ―！」って同時に言いましたもんねー。「スゲーいい曲！」って。
レイジ まあな。レイジの「運命論」の次ぐらいだけど、それでも面白いし、いい曲だよ。
シンジ ほら、2人とも1曲って言われてるのに。
──いえいえ（笑）。このアルバムはこれまでの活動の集大成となっている選曲ですが、通して聴いた感想は？
シンジ ARPの集大成として、本当に素晴らしいアルバムができたと思っています。どの曲も、本当に出会えたことに感謝しています。
レイジ まだまだ、レイジが目指すものはこんなもんじゃないけどな。過去を、今を、超えたものを今すぐ作りたい。
ダイヤ KICK A‘LIVE（※１）からは4人で声を重ねることが増えて、全員でやるとこんなに聴き応えがあるのかって。このアルバムを通過点としてまたレベルクロスで歌いて―な、って思ってる。
レオン とにかく聴いてて全然飽きないです。 みんな天才やなーって、思ってます。そんな中で、「星なき夜のセレナーデ」が、アルバムの中でもいいアクセントになってて嬉しいなって思います。
──1月から放映されているアニメ「ARP Backstage Pass」は、自分たち自身の役を演じるという形ですが、やってみていかがですか？
シンジ まずはアニメ化する事になりましたー、って内田さん（ARPの総合プロデューサー）から聞いたときにはびっくりしましたね。
レイジ 自分を自分が演じるっていうこと自体が全然わけわからないんだけど、内田からはいつもの『いい感じでやってください。よろしくね。』って。
ダイヤ まあ、いい経験だったとは思うけどな。
レオン プロとしてデビューした時のこととか、インタビューされて思い出しちゃいましたよね。
シンジ そうだったね。プロになって僕たちが一番ナーバスだった時の話。
ダイヤ アニメだから結構盛ってるけど、まあ、色々あったからな。
レイジ 自分で自分をやってよかったのはライブシーン。当たり前だけど、自分たちで歌ってるし、ダンスも自分たちでモーションキャプチャーしたからな。
レオン モーションキャプチャー面白かったですよね。
シンジ 声優という新しいチャレンジをさせていただき、またパフォーマンスの域が広がったことは確かです。
──では最後に、これからの活動の目標、夢を教えてください。
シンジ はい、もっと幅広いジャンルのパフォーマンスを、ミュージカルや舞台をやってみたいと思います。
ダイヤ 今回のライブで、ギター弾く予定なんだけど、いつか生バンドでライブをやりたいです。
レイジ レイジはとにかく、渋谷で大晦日にやってるけっこう有名なフェスに出たいと思ってる。
レオン 僕は紅白歌合戦に出たいです。
レイジ だからそれレイジが言ったろ！
※１ KICK A‘LIVE ３Dホログラフィック技術や、バーチャルライト技術など、最先端のAR技術を駆使した生ライブイベント
『KICK the BEST』
2020.4.1 ON SALE
AVCD-96447/B ￥3,800（税抜）
アニメイト限定盤 AVC1-96446/B～C ￥18,000（税抜）
【ARP オフィシャルWEBSITE】
https://avex.jp/arp/
【ARP YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCUpiWnTmpzBtii8cSBoowUg
【ARP オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/arboys_official?lang=ja
【ARP オフィシャルInstagram】
https://www.instagram.com/arboys_official/?hl=ja
【ARP Backstage Pass オフィシャルWEBSITE】
http://arp-anime.com/
【ARP Backstage Pass オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/arp_anime
そもそもARPってどんなグループ？
──このコラムコーナーでは初めての登場になるので、まずは自己紹介からお願いします！
シンジ はじめまして、ARPのシンジです！
ダイヤ ARPでレイジとレベルクロスってユニットを組んでます、ダイヤです！
レイジ レベルクロス、レイジです！
レオン ARPのファンタジスタ、レオンです！
──「ARPって何？」という人もいるかと思うんですが、ご説明いただけますか？
シンジ はい。僕たちは、メンバー4人のダンスボーカルユニットで、主にライブを中心に活動しています。メンバー4人でパフォーマンスする楽曲以外にも、各自ソロでの活動やユニットでの活動もあって、それぞれの個性を活かした幅広い楽曲をやらせていただいています。
──他のアーティストと違うところ、「ARPはここがすごい！」というところは？
ダイヤ どこがすごいかは見てる人が判断するのかもしれないけど、自分たちとしては声の質やダンスのスタイルが全然違う4人がソロ・ユニット・グループの中でいろんな面を見せてく事かな。あとは、やっぱりライブを見てもらいたい。4公演やって4公演とも内容が違う。公演毎にMCが変わったり、俺たちライブの代名詞でもあるバトルソングの結果で進行が変わっていき、負けたほうは漫才まである。正に一期一会。予想がつかないライブ感、これがARPの凄いところかな。
──なるほど、確かに「ARPはライブがすごい」と評判です。ライブにかける熱意とは？
レイジ ライブは、常に最高越えを目指しているから、見に来れば度肝を抜かすはず。ライブにかける熱意？ こっちは命かけてるから。
レオン 次、順番的に、たぶん質問に答えるの僕ですよね。やりづらいなー（笑）。
──ちょうど次は、皆さんにお聞きしようとしていたところなので大丈夫ですよ（笑）。ではそれぞれ、「ライブでは自分のここを見てほしい」というところは？
レオン あ、全員なんですね。じゃあ僕は、4オクターブの声域を活かした歌をぜひ聴いてほしいです。あ、ダンスも小さい頃から天才って言われてたから、それも見てほしいです。あ、あと関西出身なので……。
シンジ ええと、レオン君。長くなりそうだねー。
レオン すみません！ ライブ見にきてください。じゃあ、シンジ君。
シンジ あ、ありがとう（笑）。僕は、それぞれの楽曲に対して、バレエで培った基礎を活かしたダンスで表現しています。歌もダンスも、いろんな全く違う楽曲にチャレンジさせていただいてます。でも、どの曲にも芯に僕がいる。そんな僕色のパフォーマンスを見ていただきたいです。
ダイヤ あとシンジは「王子亭シンジ」と呼ばれるぐらい、漫才や課題がずば抜けてるから、ぜひ見てやってください。俺は、ラップと、ダンス。ダンスはスケール感かな。ソロソングでのパフォーマンスは、ステージが狭く感じるぐらいのダイナミックさを感じてもらえたらと思う。
レイジ レイジは地上に舞い降りた時点で、全ての美しさの頂点にいるから。ステージにいる時はどこをとってもパーフェクトだけど、そうだなー、一人の時はダンスに頼らないパフォーマンスかな。
ダンスを踊らないって言ってるわけじゃない。レイジの魂と会場の魂と歌とパフォーマンスが一体となっていく空気を感じてほしい。
ARPのライブはこうして楽しもう！
──ARPならではの、ライブの楽しみ方とは？
レイジ 最初から最後まで、隅から隅まで全て楽しいから、安心してライブに来ればいいと思う。ライブに来てくれる仲間を、ARS（Artists Republic Supporters）って呼んでるんだけど、ARSがいてこそのライブなんだ。特別な時間を一緒に作り上げるのがARPのライブだと思う。ただただ、会場に来ればいい。
レオン 僕たちの音楽やダンスを楽しんでもらうことは当たり前なんですけど、そのパフォーマンスの中にバトルソングっていうのがあって、会場のARSさんたちが「ふれフレ」っていうオリジナルのスマホのアプリを使って、参加した結果で進行が変わるっていう、参加型のライブにもなってるんです。そのバトルが毎回めっちゃ盛り上がるんですけど、“数々のトラウマを生んでるバトルソング”って思わず紹介したくなるぐらい、最後心臓がきゅううってなるんです。
ダイヤ それな。まさに一期一会。勝つと次のライブで新曲が獲得できたり、自分の今やりたいことをライブで実現させてもらえたりするんだけど、負けるとその日に漫才とかコントとかやらされたり。シンジは得意だからいいけどさ。
シンジ 別に得意じゃないけど、やるからには全力でやらせていただいてます。あと、コールアンドレスポンスができる曲もたくさんありますので、ライブで皆様の声があって完成する気がします。。観客の皆様の声、笑い声、泣き声、揺れるペンライト、すべてが僕たちのライブの一部です。
レイジ シンジはライブでもよく泣いてるけどなー。
シンジ 泣いてません！ でもちょっと心が震えて泣きそうになることはあります。
──活動を開始する際、何か参考にしたアーティスト、何らかのパフォーマンスなどはありますか？
シンジ 素晴らしいアーティストは世の中にたくさんいると思います。この世の中のエンターテインメントを支えているアーティスト全てにリスペクトを捧げながらも、誰かを参考にしたことはありません。
レイジ レイジはレイジしか参考にならない。
ダイヤ 同じく！ 俺は俺だ。
レオン 僕も同じく！ あと、マイケル・ジャクソン！ あと、お父さんがよく見てたJBとか、あと最近は、ジャスティン・ビーバーも！！
シンジ レオン君、たくさんいるんだね……。
──これまでの活動で、一番印象に残っている出来事は？
シンジ デビュー前に、ベータライブっていうライブをやらせていただいたんですけど、その時に初めて会場の方と言葉を交わした時ですかね。とても緊張してしまって、最初の一言を噛んでしまったんです。
レオン 僕もデビューのときですね。僕は後からARPに入ったので、最初のステージの開演前は、声援が無かったらどうしよー、バトルソングもめちゃめちゃ負けたらどうしよー、ってずっと思ってたんですけど、公演が始まったら、たくさん声援ももらって、バトルソングも勝たせてもらって、すっごく楽しくて、もうこの時間がずっと終わらなければいいのにって！今もライブのたびに、この時間が終わらなければいいのにって思ってます。
ダイヤ 俺はなかなか勝てなかったバトルソングをやっと勝って、その報酬として、人生初のソロソング Blood-Dを歌った時かな。。
レイジ レイジは子供の頃見た星空かな。
ダイヤ レイジ、ちゃんと答えろ。
レイジ 仕方ないな。レイジはステージから見える景色が最高に好きだ。レイジたちのパフォーマンスを観て最高に楽しそうなARSを見て、ほんといい奴らだなって心から思った瞬間が忘れられない。
4人が語る「KICK the BEST」の聴きどころとは？
──今回発売された「KICK the BEST」の収録曲で、各メンバーの最も思い入れのある曲を1曲ずつ選んで、その思いを聞かせてください。
シンジ すべての曲ですが、強いて言うなら僕は「Burn it up」ですね。すごくキャッチーなメロディーで、それがDA PUMPのKENZOさんの付けてくださったダンスとぴったりで。歌詞も、KICK A‘LIVEシリーズになって本当に高まってきたARPメンバーのお互いの気持ちを表していると思います。
レオン シンジ君、『1人で抱えこまないで、頼れる そう仲間がいるから』ってところでいつも泣きそうになってますもんねー。
シンジ 素敵な歌詞だよね。ダイヤ君は？
ダイヤ 難しーなー。どれも思い入れあるけど、やっぱ俺とレイジがアマチュアの頃やってて今回焼き直した、「BlacK Sapphire」かな。この曲やってほんといろいろ考えることもあったし。
レイジ レイジはレイジが作詞作曲した「Start of the start」かな。
レオン 何でやねん、それ入ってないやん……って、わざとやね。僕はそうやなー。難しいけどなー。まあ強いて強いて言えば、僕がセンターポジションで、ARPの他のメンバーを従えて歌ってる、めっちゃ気持ちよくて踊れる曲、まさに名曲、そして……
レイジ 「Celebrate Good Time」だろ！
レオン 僕はレイジ君と歌った「We Rock!!」も大好きですよ。2人で最初に聴いたときに、「何これ―！」って同時に言いましたもんねー。「スゲーいい曲！」って。
レイジ まあな。レイジの「運命論」の次ぐらいだけど、それでも面白いし、いい曲だよ。
シンジ ほら、2人とも1曲って言われてるのに。
──いえいえ（笑）。このアルバムはこれまでの活動の集大成となっている選曲ですが、通して聴いた感想は？
シンジ ARPの集大成として、本当に素晴らしいアルバムができたと思っています。どの曲も、本当に出会えたことに感謝しています。
レイジ まだまだ、レイジが目指すものはこんなもんじゃないけどな。過去を、今を、超えたものを今すぐ作りたい。
ダイヤ KICK A‘LIVE（※１）からは4人で声を重ねることが増えて、全員でやるとこんなに聴き応えがあるのかって。このアルバムを通過点としてまたレベルクロスで歌いて―な、って思ってる。
レオン とにかく聴いてて全然飽きないです。 みんな天才やなーって、思ってます。そんな中で、「星なき夜のセレナーデ」が、アルバムの中でもいいアクセントになってて嬉しいなって思います。
──1月から放映されているアニメ「ARP Backstage Pass」は、自分たち自身の役を演じるという形ですが、やってみていかがですか？
シンジ まずはアニメ化する事になりましたー、って内田さん（ARPの総合プロデューサー）から聞いたときにはびっくりしましたね。
レイジ 自分を自分が演じるっていうこと自体が全然わけわからないんだけど、内田からはいつもの『いい感じでやってください。よろしくね。』って。
ダイヤ まあ、いい経験だったとは思うけどな。
レオン プロとしてデビューした時のこととか、インタビューされて思い出しちゃいましたよね。
シンジ そうだったね。プロになって僕たちが一番ナーバスだった時の話。
ダイヤ アニメだから結構盛ってるけど、まあ、色々あったからな。
レイジ 自分で自分をやってよかったのはライブシーン。当たり前だけど、自分たちで歌ってるし、ダンスも自分たちでモーションキャプチャーしたからな。
レオン モーションキャプチャー面白かったですよね。
シンジ 声優という新しいチャレンジをさせていただき、またパフォーマンスの域が広がったことは確かです。
──では最後に、これからの活動の目標、夢を教えてください。
シンジ はい、もっと幅広いジャンルのパフォーマンスを、ミュージカルや舞台をやってみたいと思います。
ダイヤ 今回のライブで、ギター弾く予定なんだけど、いつか生バンドでライブをやりたいです。
レイジ レイジはとにかく、渋谷で大晦日にやってるけっこう有名なフェスに出たいと思ってる。
レオン 僕は紅白歌合戦に出たいです。
レイジ だからそれレイジが言ったろ！
※１ KICK A‘LIVE ３Dホログラフィック技術や、バーチャルライト技術など、最先端のAR技術を駆使した生ライブイベント
『KICK the BEST』
2020.4.1 ON SALE
AVCD-96447/B ￥3,800（税抜）
アニメイト限定盤 AVC1-96446/B～C ￥18,000（税抜）
【ARP オフィシャルWEBSITE】
https://avex.jp/arp/
【ARP YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCUpiWnTmpzBtii8cSBoowUg
【ARP オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/arboys_official?lang=ja
【ARP オフィシャルInstagram】
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【ARP Backstage Pass オフィシャルWEBSITE】
http://arp-anime.com/
【ARP Backstage Pass オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/arp_anime
- WRITTEN BY高崎計三
- 1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集＆ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』（ともに実業之日本社）。
