【今年も開催!】ラーメン女子博2018 IN 大阪 開催直前レポート!!
9月27日(木)~10月8日(月祝)の11日間、大阪・長居公園で行われる「ラーメン女子博 IN 大阪 2018」。
このサイトをご覧になっている方には「a-nation 2018」の大阪会場といえばわかりやすいのでは?
横浜、大阪、名古屋、東京で開催しているこのラーメン女子博。大阪は去年に引き続き2回目。
前回は約14万人を動員し、一躍人気イベントの仲間入りを果たしたが、今回のラインナップも超強力!
今日はこの「ラーメン女子博」イベントプロデューサーであり、ラーメン食べ歩き歴15年、
年間600杯以上のラーメンを食べるラーメン女子代表・森本聡子さんとラーメンインスタグラマーのデカチリさん(https://www.instagram.com/dekachiri_ramen/)と一緒に大阪大会に出店する都内近郊の超強力ラーメン店3店舗に突撃!
ひと足早く女子博限定ラーメンをいただいちゃおうというものです。
まず一軒目。取材陣一行が降り立ったのは埼玉県は獨協大学前駅。
開店の11時前から外には長蛇の列が。並びの列は若干年齢若めか?
そう、ここは泣く子も黙る二郎インスパイア系「ラーメン鷹の眼」だ!
森本「ここは二郎系ということもあって、ビックリするくらいのボリュームがあります。ただ、他の二郎系よりも盛りつけもキレイだし、味もいいので、美味しく食べられますよね」
デカチリ「ボクも何回か来たことあります。食べやすいんですよ」
森本「鷹の眼さん、自家製麺なんですけど、二郎系ラーメンのいわゆるワシワシ感というよりも、もう少しスルスルといただける感じなんですよ。それと、ここのお店は券売機に『女子盛り』というのがあるんです。どこのお店ももちろん言えば減らしてくれるんですけど、二郎系のお店はやっぱり『たっぷり食べてもらう』というのがあるので、何となく言いづらい部分がありますよね。だから券売機にこういう項目があると、二郎系を食べてみたいと思っていた女子にはありがたいですよね」
そういえば、店内に貼ってあるトッピングを伝えるPOPもわかりやすくかわいらしかったです。
そうか…店員さん、黒Tシャツだし、来る人来る人みんなすごい量のラーメンを食べてるのですっかり身構えたけど、ここはちょっと違うのかも。
森本「鷹の眼さんは女の子がリピートしやすいと思います。駅から近いし、コールもそれほどないですし。やっぱり女の子には二郎系=怖いというイメージもありますから」
なるほど。気配りの行き届いた店なんですね。と、言っている間にラーメンが到着しました!
前回、ラーメン女子博in東京の時には「とろ~りチーズのG系まぜそば」を出していただきましたが、今回はお店と同じ「豚骨100kgラーメン」が登場!
森本「今回、通常メニューを出したことで『楽をした』とは思って欲しくないんです。イベント会場でいつも通り豚骨を100kg使ってスープを作ることがどれだけ大変か。むしろイベント用に開発したまぜそばよりも困難なことに挑戦しているんです」
野菜がこんもりとしている方がラーメン(麺300g)野菜増し、普通盛りの方が女子博用の麺150gバージョン。麺の量が半分になったとはいえ、女子博では1,2を争うボリュームなのは間違いない!
デカチリ「男のボクでも300g食べると、その日はかなりお腹いっぱいになりますね~」
そう言いながら早速撮り始めるデカチリさん。さすがラーメンインスタグラマー。
デカチリ「二郎系の場合は、この盛りを見せたいので、上からではなくほぼ横から撮ることが多いですね」
椅子に座ったまま身体を倒して距離を取りつつ水平で撮るデカチリさん。
森本「麺はやっぱり普通の二郎系よりもつるつるしてますね。それとチャーシューのこの厚みがうれしいですね」
最後に、鷹の眼の店長さんに今回、レギュラーメニューで出店する意気込みを伺ってみました。
店長「前回中野の時(ラーメン女子博in東京)はいきなりカーブを投げた感じだったので、一回ストレートを投げてみたいな、と思いまして。スープもお店から持って行きますが、会場で継ぎ足し作っていきます。是非来場お待ちしております」
ラーメン鷹の眼
埼玉県草加市栄町2-9-12
048-936-2202
11:00~15:00、17:00~22:00
[定休日:無休]
https://twitter.com/takanomenmashi
二軒目は中目黒に移動しての「らーめん惠本将裕」。店主・惠本さんは以前音楽をやっていたということで、店内は土地柄もあり、かなりオシャレな雰囲気。
惠本さんは豚骨のメッカ・北九州出身なのだが、煮干しラーメンの魅力にはまり、名店「凪」で修行。「らーめん惠本将裕」は煮干しラーメンのお店なのだ。
森本「一番の売りは煮干しラーメンなんですけど、伊勢海老煮干しラーメンがあったり、まぜそばがあったりもします。今回女子博用に限定メニューを作ってもらっていて、今日はそれを試食してお話を聞かせてもらいに来ました」
店主「今、悩んでるんですよ。めっちゃ煮干しにするか、醤油ベースにするかで」
訊けば「ラーメン惠本将裕」は今までこういったラーメンイベントに一度も参加したことがなく、今回が初参加。しかも開催地が大阪ということで、ガチガチの煮干しラーメンが受け入れられるかどうかということもあり、悩んでいるそう。
というわけで、ベーシックな醤油を食べる煮干しラーメンと、まさに煮干し!といった煮干しラーメンの2種類をいただくことに。今回はトッピングも麺の量も一緒なので、一見同じに見えたのだが…。
デカチリ「あっ、こっちが煮干しの濃いやつですね?」
と一目で見抜くデカチリさん。さすがラーメンインスタグラマー。それではいただいてみましょう。
森本(煮干しが濃い方を食べてみて)「あっ、でもやっぱり惠本さんの味ですね。煮干しはかなり強いけど、他のお出汁の味もしっかり利いているので、私はこれ好きです!」
出ました! プロデューサーの太鼓判!
店主「限定メニューの名前を『超やっべぇ煮干しラーメン』ってつけたから、やっぱりこのくらい濃い煮干しの方がいいですよね」
デカチリ(ひと口食べて)「おっ、なるほど~!」
思わず笑みがこぼれるデカチリさん。煮干しのインパクトで、インスタグラマーとしての使命を忘れるところでした(笑)。改めて伺うと、この煮干しラーメンをインスタにUPする時は「麺リフト」(※麺を持ち上げること)をしたいとのことで、
デカチリ「麺リフトの時は手前側の箸が見えないのは当たり前で、麺と麺の隙間が見えないようにキレイに持ち上げたいんです」
とのことでした。細かい!(褒めてます)
ちなみにお店で出ている通常メニューと女子博限定メニューの違いは、煮干しの濃さだけではなく、海苔が岩海苔に、ほうれん草がカイワレとのこと。
追加トッピングで、丼をぐるりとチャーシューが乗っている「肉デラックス」や、丼には野菜しか見えない「緑デラックス」も提供されるとのこと。
店主「初参加なので不安しかないんですけど、もう開き直るしかないですね。あとは食べて気に入ってもらえれば!」
どの角度からも攻めまくっている「らーめん 惠本将裕」に期待するしかない!
らーめん惠本将裕 中目黒店
東京都目黒区上目黒2-7-10北上ビルB1F
03-6452-2849
[月~土]11:30~15:00、18:00~23:00
[日曜]11:30~15:00
https://twitter.com/ramen_emoto
そして本日最後の三軒目は横浜は伊勢佐木町にある「地球(ほし)の中華そば」(通称“ほしちゅう”)。
オープンすぐにその圧倒的な美味さで様々なラーメン本の表紙になり、数々の受賞歴もある
「今一番注目すべきラーメン店」だ。なお、駅からは多少歩くが、営業時間中は常に行列しています。
そんな“ほしちゅう”は第2回ラーメン女子博に日替わり店舗として出店しており、今回は2年半ぶりの登場!
さらに、店主は大阪出身とのことで、満を持しての凱旋出店となるんです!
森本「私も今日初めて完成品を食べるとのことで、楽しみなんですよ~!」
そんなプロデューサーの発言に否応にも期待が高まる取材班。
今回提供いただくメニューは女子博限定メニューの
「横浜淡麗 海の恵み 塩らぁ麺」と「札幌濃厚 スタミナ焼き味噌らぁ麺」の2種類。
寡黙でしっかりと確実な仕事をする店主が作り始めると、ピンと張りつめた緊張感が伝わってきました。
そして上がってきたこの2品を見て、誰もが驚いた!
これ、普通に考えたら右が塩で左が味噌だと思うじゃないですか?
赤い方がピリ辛の味噌ラーメンかな?的な。
だけど、違うんです、逆なんです。右が味噌で左が塩なんです。
右の
「札幌濃厚 スタミナ焼き味噌らぁ麺」は麺を持ち上げると下に隠れていた焼き味噌が混ざり、突如して味噌ラーメンの様相になるという楽しい仕掛け。ちなみにこの味噌は店主と親しい横浜の名店のものだそうで、これも女子博ならではのレアなコラボ。さらにしっかりとニンニクの風味も効いていて、いわゆる普通に想像する味噌ラーメンとはひと味もふた味も違うんですが、とにかく美味い!としか言いようがないんです!
デカチリ「表面の油膜で味噌の風味が出るのを抑えていたんだと思います」
と、さすがの洞察力。今度は正統派に真上からラーメンを撮っていました。
肉はチャーシューと豚しゃぶの2種類が付いた豪華版。1日限定150食とのこと。
「横浜淡麗 海の恵み 塩らぁ麺」は、麺をすするとこんなに赤いのに予想以上にあっさりしていることに驚かされます。いやまあ、そりゃ塩だから当たり前なんですけど、誰もが一口目は衝撃を受けるはず。そしてエビの風味が口の中に拡がり、さらにその後に海の幸の風味が楽しめるという、かなり複雑な味わいで美味いんです。
こちらはチャーシューと海の幸が詰まったつみれが乗っている逸品。
森本「いつも“ほしちゅう”さんのラーメンを食べると、いつも頭の中に巨大な?が浮かぶんです。えっ、この味どうなっているんだろう? でも美味しいな~って思いながら食べてます」
年間600杯を食べる森本さんにここまで言わせる“ほしちゅう”のラーメン恐るべし!
店主さんにどうしてこんなラーメンが思いつくんですか?と訊いてみると
店主「いやあ…うちのラーメンはいろいろあって個性がないから、個性を強くして出してみたんです」
と、謙遜にも程がある発言! いや、どのラーメンも専門店が裸足で逃げ出す超ハイクオリティですよ!
森本「是非このラーメンは両方食べて欲しいです。食べるなら順番は絶対に塩→味噌の順で。その方があとのラーメンの旨みも楽しめると思います!」
地球の中華そば
神奈川県横浜市中区長者町2-5-4 夕陽丘ニュースカイマンション101
045-319-4248
[火・水・金・土]11:30~15:00、18:00~21:00
[月・木]11:30~15:00
[定休日:日曜、第1第3月曜]
https://twitter.com/hoshichuu
最後に今回の「ラーメン女子博2018 IN 大阪」について森本さんに改めて訊いてみた。
森本「今回の大阪はいわば『全国のご当地ラーメン大集合』といった感じですね。実は大阪はラーメンに対して肉のニーズが非常に高いんですが、そこばかり重視ししてしまうと同じようなラーメンになってしまうので、上手く調整しつつ、バラエティに富んだラインナップになったと思います!」
会期中は9月27(木)~10月2日(火)の一部と10月4日(木)~10月8日(月祝)の二部に分かれていて、お店が全て入れ替わるので、何回でも楽しめる! 是非世の中のラーメン女子は遠征してでも全国のラーメンを食べに行こう! もちろん男性も入場可能です!
【ラーメン女子博2018 IN 大阪】
http://www.ramengirls-fes.com/osaka/
【森本聡子 ~ラーメンに生きる女ブログ~】
https://ameblo.jp/satoko-morimoto/
【森本聡子 ラーメン女子博P Twitter】
https://twitter.com/majoooon
【デカチリ【DRCコラボ】YUTAさん Instagram】
https://www.instagram.com/dekachiri_ramen/
このサイトをご覧になっている方には「a-nation 2018」の大阪会場といえばわかりやすいのでは?
横浜、大阪、名古屋、東京で開催しているこのラーメン女子博。大阪は去年に引き続き2回目。
前回は約14万人を動員し、一躍人気イベントの仲間入りを果たしたが、今回のラインナップも超強力!
今日はこの「ラーメン女子博」イベントプロデューサーであり、ラーメン食べ歩き歴15年、
年間600杯以上のラーメンを食べるラーメン女子代表・森本聡子さんとラーメンインスタグラマーのデカチリさん(https://www.instagram.com/dekachiri_ramen/)と一緒に大阪大会に出店する都内近郊の超強力ラーメン店3店舗に突撃!
ひと足早く女子博限定ラーメンをいただいちゃおうというものです。
まず一軒目。取材陣一行が降り立ったのは埼玉県は獨協大学前駅。
開店の11時前から外には長蛇の列が。並びの列は若干年齢若めか?
そう、ここは泣く子も黙る二郎インスパイア系「ラーメン鷹の眼」だ!
森本「ここは二郎系ということもあって、ビックリするくらいのボリュームがあります。ただ、他の二郎系よりも盛りつけもキレイだし、味もいいので、美味しく食べられますよね」
デカチリ「ボクも何回か来たことあります。食べやすいんですよ」
森本「鷹の眼さん、自家製麺なんですけど、二郎系ラーメンのいわゆるワシワシ感というよりも、もう少しスルスルといただける感じなんですよ。それと、ここのお店は券売機に『女子盛り』というのがあるんです。どこのお店ももちろん言えば減らしてくれるんですけど、二郎系のお店はやっぱり『たっぷり食べてもらう』というのがあるので、何となく言いづらい部分がありますよね。だから券売機にこういう項目があると、二郎系を食べてみたいと思っていた女子にはありがたいですよね」
そういえば、店内に貼ってあるトッピングを伝えるPOPもわかりやすくかわいらしかったです。
そうか…店員さん、黒Tシャツだし、来る人来る人みんなすごい量のラーメンを食べてるのですっかり身構えたけど、ここはちょっと違うのかも。
森本「鷹の眼さんは女の子がリピートしやすいと思います。駅から近いし、コールもそれほどないですし。やっぱり女の子には二郎系=怖いというイメージもありますから」
なるほど。気配りの行き届いた店なんですね。と、言っている間にラーメンが到着しました!
前回、ラーメン女子博in東京の時には「とろ~りチーズのG系まぜそば」を出していただきましたが、今回はお店と同じ「豚骨100kgラーメン」が登場!
森本「今回、通常メニューを出したことで『楽をした』とは思って欲しくないんです。イベント会場でいつも通り豚骨を100kg使ってスープを作ることがどれだけ大変か。むしろイベント用に開発したまぜそばよりも困難なことに挑戦しているんです」
野菜がこんもりとしている方がラーメン(麺300g)野菜増し、普通盛りの方が女子博用の麺150gバージョン。麺の量が半分になったとはいえ、女子博では1,2を争うボリュームなのは間違いない!
デカチリ「男のボクでも300g食べると、その日はかなりお腹いっぱいになりますね~」
そう言いながら早速撮り始めるデカチリさん。さすがラーメンインスタグラマー。
デカチリ「二郎系の場合は、この盛りを見せたいので、上からではなくほぼ横から撮ることが多いですね」
椅子に座ったまま身体を倒して距離を取りつつ水平で撮るデカチリさん。
森本「麺はやっぱり普通の二郎系よりもつるつるしてますね。それとチャーシューのこの厚みがうれしいですね」
最後に、鷹の眼の店長さんに今回、レギュラーメニューで出店する意気込みを伺ってみました。
店長「前回中野の時(ラーメン女子博in東京)はいきなりカーブを投げた感じだったので、一回ストレートを投げてみたいな、と思いまして。スープもお店から持って行きますが、会場で継ぎ足し作っていきます。是非来場お待ちしております」
ラーメン鷹の眼
埼玉県草加市栄町2-9-12
048-936-2202
11:00~15:00、17:00~22:00
[定休日:無休]
https://twitter.com/takanomenmashi
二軒目は中目黒に移動しての「らーめん惠本将裕」。店主・惠本さんは以前音楽をやっていたということで、店内は土地柄もあり、かなりオシャレな雰囲気。
惠本さんは豚骨のメッカ・北九州出身なのだが、煮干しラーメンの魅力にはまり、名店「凪」で修行。「らーめん惠本将裕」は煮干しラーメンのお店なのだ。
森本「一番の売りは煮干しラーメンなんですけど、伊勢海老煮干しラーメンがあったり、まぜそばがあったりもします。今回女子博用に限定メニューを作ってもらっていて、今日はそれを試食してお話を聞かせてもらいに来ました」
店主「今、悩んでるんですよ。めっちゃ煮干しにするか、醤油ベースにするかで」
訊けば「ラーメン惠本将裕」は今までこういったラーメンイベントに一度も参加したことがなく、今回が初参加。しかも開催地が大阪ということで、ガチガチの煮干しラーメンが受け入れられるかどうかということもあり、悩んでいるそう。
というわけで、ベーシックな醤油を食べる煮干しラーメンと、まさに煮干し!といった煮干しラーメンの2種類をいただくことに。今回はトッピングも麺の量も一緒なので、一見同じに見えたのだが…。
デカチリ「あっ、こっちが煮干しの濃いやつですね?」
と一目で見抜くデカチリさん。さすがラーメンインスタグラマー。それではいただいてみましょう。
森本(煮干しが濃い方を食べてみて)「あっ、でもやっぱり惠本さんの味ですね。煮干しはかなり強いけど、他のお出汁の味もしっかり利いているので、私はこれ好きです!」
出ました! プロデューサーの太鼓判!
店主「限定メニューの名前を『超やっべぇ煮干しラーメン』ってつけたから、やっぱりこのくらい濃い煮干しの方がいいですよね」
デカチリ(ひと口食べて)「おっ、なるほど~!」
思わず笑みがこぼれるデカチリさん。煮干しのインパクトで、インスタグラマーとしての使命を忘れるところでした(笑)。改めて伺うと、この煮干しラーメンをインスタにUPする時は「麺リフト」(※麺を持ち上げること)をしたいとのことで、
デカチリ「麺リフトの時は手前側の箸が見えないのは当たり前で、麺と麺の隙間が見えないようにキレイに持ち上げたいんです」
とのことでした。細かい!(褒めてます)
ちなみにお店で出ている通常メニューと女子博限定メニューの違いは、煮干しの濃さだけではなく、海苔が岩海苔に、ほうれん草がカイワレとのこと。
追加トッピングで、丼をぐるりとチャーシューが乗っている「肉デラックス」や、丼には野菜しか見えない「緑デラックス」も提供されるとのこと。
店主「初参加なので不安しかないんですけど、もう開き直るしかないですね。あとは食べて気に入ってもらえれば!」
どの角度からも攻めまくっている「らーめん 惠本将裕」に期待するしかない!
らーめん惠本将裕 中目黒店
東京都目黒区上目黒2-7-10北上ビルB1F
03-6452-2849
[月~土]11:30~15:00、18:00~23:00
[日曜]11:30~15:00
https://twitter.com/ramen_emoto
そして本日最後の三軒目は横浜は伊勢佐木町にある「地球(ほし)の中華そば」(通称“ほしちゅう”)。
オープンすぐにその圧倒的な美味さで様々なラーメン本の表紙になり、数々の受賞歴もある
「今一番注目すべきラーメン店」だ。なお、駅からは多少歩くが、営業時間中は常に行列しています。
そんな“ほしちゅう”は第2回ラーメン女子博に日替わり店舗として出店しており、今回は2年半ぶりの登場!
さらに、店主は大阪出身とのことで、満を持しての凱旋出店となるんです!
森本「私も今日初めて完成品を食べるとのことで、楽しみなんですよ~!」
そんなプロデューサーの発言に否応にも期待が高まる取材班。
今回提供いただくメニューは女子博限定メニューの
「横浜淡麗 海の恵み 塩らぁ麺」と「札幌濃厚 スタミナ焼き味噌らぁ麺」の2種類。
寡黙でしっかりと確実な仕事をする店主が作り始めると、ピンと張りつめた緊張感が伝わってきました。
そして上がってきたこの2品を見て、誰もが驚いた!
これ、普通に考えたら右が塩で左が味噌だと思うじゃないですか?
赤い方がピリ辛の味噌ラーメンかな?的な。
だけど、違うんです、逆なんです。右が味噌で左が塩なんです。
右の
「札幌濃厚 スタミナ焼き味噌らぁ麺」は麺を持ち上げると下に隠れていた焼き味噌が混ざり、突如して味噌ラーメンの様相になるという楽しい仕掛け。ちなみにこの味噌は店主と親しい横浜の名店のものだそうで、これも女子博ならではのレアなコラボ。さらにしっかりとニンニクの風味も効いていて、いわゆる普通に想像する味噌ラーメンとはひと味もふた味も違うんですが、とにかく美味い!としか言いようがないんです!
デカチリ「表面の油膜で味噌の風味が出るのを抑えていたんだと思います」
と、さすがの洞察力。今度は正統派に真上からラーメンを撮っていました。
肉はチャーシューと豚しゃぶの2種類が付いた豪華版。1日限定150食とのこと。
「横浜淡麗 海の恵み 塩らぁ麺」は、麺をすするとこんなに赤いのに予想以上にあっさりしていることに驚かされます。いやまあ、そりゃ塩だから当たり前なんですけど、誰もが一口目は衝撃を受けるはず。そしてエビの風味が口の中に拡がり、さらにその後に海の幸の風味が楽しめるという、かなり複雑な味わいで美味いんです。
こちらはチャーシューと海の幸が詰まったつみれが乗っている逸品。
森本「いつも“ほしちゅう”さんのラーメンを食べると、いつも頭の中に巨大な?が浮かぶんです。えっ、この味どうなっているんだろう? でも美味しいな~って思いながら食べてます」
年間600杯を食べる森本さんにここまで言わせる“ほしちゅう”のラーメン恐るべし!
店主さんにどうしてこんなラーメンが思いつくんですか?と訊いてみると
店主「いやあ…うちのラーメンはいろいろあって個性がないから、個性を強くして出してみたんです」
と、謙遜にも程がある発言! いや、どのラーメンも専門店が裸足で逃げ出す超ハイクオリティですよ!
森本「是非このラーメンは両方食べて欲しいです。食べるなら順番は絶対に塩→味噌の順で。その方があとのラーメンの旨みも楽しめると思います!」
地球の中華そば
神奈川県横浜市中区長者町2-5-4 夕陽丘ニュースカイマンション101
045-319-4248
[火・水・金・土]11:30~15:00、18:00~21:00
[月・木]11:30~15:00
[定休日:日曜、第1第3月曜]
https://twitter.com/hoshichuu
最後に今回の「ラーメン女子博2018 IN 大阪」について森本さんに改めて訊いてみた。
森本「今回の大阪はいわば『全国のご当地ラーメン大集合』といった感じですね。実は大阪はラーメンに対して肉のニーズが非常に高いんですが、そこばかり重視ししてしまうと同じようなラーメンになってしまうので、上手く調整しつつ、バラエティに富んだラインナップになったと思います!」
会期中は9月27(木)~10月2日(火)の一部と10月4日(木)~10月8日(月祝)の二部に分かれていて、お店が全て入れ替わるので、何回でも楽しめる! 是非世の中のラーメン女子は遠征してでも全国のラーメンを食べに行こう! もちろん男性も入場可能です!
【ラーメン女子博2018 IN 大阪】
http://www.ramengirls-fes.com/osaka/
【森本聡子 ~ラーメンに生きる女ブログ~】
https://ameblo.jp/satoko-morimoto/
【森本聡子 ラーメン女子博P Twitter】
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【デカチリ【DRCコラボ】YUTAさん Instagram】
https://www.instagram.com/dekachiri_ramen/
撮影 中原義史
- WRITTEN BY大木テングー
- ライター兼某セクシー女優専門誌編集長
かわいい女の子は大好きだけど、女の子目当ての飲み屋は苦手なので、ビールと酎ハイ、ウーロンハイin大衆酒場と銭湯が得意です。Twitter@OHKITENGU