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大渡亮

“Do As Infinity”シングルリアレンジアルバム『2 of Us - 14 Re:SINGLES-』[RED]/[BLUE]発売記念!! アルコールの入ったDo As大渡 亮、大いに語る!!

2016.02.24
アーティスト
インタビュー
音楽
「avex公式サイトだから出来るアーティストの違う側面をファンに見せたい。」そんな想いから始まったコラム。
その企画書にあった一つの企画が今回実現しました。
 
それは「お酒が似合うアーティストに飲みながらインタビューしてみたら、記事の展開も面白いのでは!?」というマネージャーさんが苦笑いするような趣旨の企画でした(笑)
 
そんな企画にある一流アーティストが乗ってくれました(パチパチパチ)



初回アーティストは1999年のデビューから第一線で活躍する“Do As Infinity”のギターヴォーカル 大渡 亮さんです。
ヴォーカルの伴 都美子さんもお酒が強く、一緒に飲みに行くこともあるのだとか。
 
“Do As Infinity”は2015年10月より行ってきたシングル リアレンジ/再レコーディングプロジェクト「2 of Us」が、2タイトルのアルバム『2 of Us - 14 Re:SINGLES-』[RED]/[BLUE]となって本日2/24に発売。
シングル リアレンジということで今までの楽曲の新アレンジはもちろん、これまでの制作秘話やお酒の失敗談(!??)までをお酒の力を借りてお聞きしました(笑)



インタビューは、赤坂の「家庭料理わかな」で美味しいお酒と食事を頂きながらスタートです!!
サプライズ発表もありますよ。

まずはお酒にまつわる逸話を大いに語る


大渡 亮)乾杯!!今夜は宜しくお願いします。
 
 -こちらこそ、宜しくお願いいたします。今日のような感じでメンバーである伴さんと飲みに行くことは多いですか?

大渡)そうですね。打ち合わせ終わりなどにスケジュールが空いていれば行ったりします。お互いにお酒が好きですし、強いので。
 
 -お酒の席では伴さんとはどのような話になるのでしょうか。
 
大渡)今後の方向性やアイディアを話すこともありますが、2時間飲んでいたらそのうちの5分とか10分程度です(笑)もっぱら、楽しい話をし続けています。
 
-大渡さんはお酒の失敗談はどうですか。
 
大渡)僕はね~。あるにはあるけど、何がいいだろう。熊本のツアー終わりに飲みに行ったのですが、お店からお店に向かう途中で「前周り受け身」をグルングルンやったらしいです(笑)
朝起きたら右手が傷だらけだったので、本当にびっくりしました(笑)
 
-傷が右手で良かったです(笑)何を飲まれていたのでしょうか。
 
大渡)その時は日本酒です。好きなんですけど、日本酒は苦手というか酔っぱらいやすいお酒ですね。いまは焼酎の水割りが多いです。
 
-では、そろそろお酒も回ってきました頃かと思いますので(笑)そろそろ本題に。
 
大渡)このままだと、おっさんの酒話ばっかりになっちゃうからね(笑)
 

プロジェクト「2 of Us」の制作秘話を大いに語る

-「2 of Us」は今までのシングル曲を大渡さん、伴さんのみで再レコーディングされたわけですが、プロジェクトのキッカケ何だったのでしょうか。
 
大渡)「メンバー発案です!」って言いたかったんですけど、実はスタッフ側からの提案がキッカケなんです(笑)
2015年の夏に企画が始まりました。
 
 -お二人だけの音が奏でる再レコーディングという企画をどう思われましたか。
 
大渡)正直に言ってしまうと、やりながら形になっていたんです。
というのもDo Asの楽曲はヴォーカルとギターの音だけでは表現しきれないと考えていたからなんですけど…。
 
 -「けど…。」ということは、やってみたらそうではなかったと。
 
大渡)最初に配信した「深い森」をレコーディングした時に「この企画は成功だ!!」と確信して、モチベーションが一気に上がっていきました。
このレコーディングで3本のギターを重ねてレコーディングすることになり、その要領を得たんです。

-具体的にどのような形でレコーディングを進めていったのでしょうか。
 
大渡)まず、僕が楽曲のベースとなるアレンジを考えてレコーディングし、その後から伴さんのヴォーカルを乗せる流れでした。
ちなみにアレンジは自宅から車でスタジオに向かう30分の間で考えたこともありました(笑)
 
 -そんな短時間ですか(笑)
 
大渡)譜面もなく初めてスタジオに着いてから間奏のアプローチのコード進行を固めるって感じでしたね。やりながら「スライド(※ギターのテクニック)」入れてみようか思い付きでやってみたり。
 
 -原曲とのギャップの大きく、ファンの方に是非聴いて欲しいアレンジはありますか。
 
大渡)「under the sun」ですね。行きの車の中で「これがサンバだったらカッコいいじゃないかな」と思い立って、YouTubeで見ながら弾き方を学んで望みました(笑)これはプログレッシブで正解だったと思います。ぜひ、聴いてほしいですね。
「Mysterious Magic」も完全にレゲエなんですよ。僕の好んでいるジャンルとリンク出来ましたね。
 
「under the moon」も突然、間奏でバップ調の4ビートを入れています。僕は歌詞やアレンジ等にジョークを取り入れてみて実際にやってみることが多いのですが、意外と「芯を食って」いたりするんですよね。
 
-ファンの方もそういうジョークの部分を楽しんでいただけると良いですね。ギターソロで言うと、どの楽曲でしょうか。
 
大渡)「Week!」のギターソロが上手く行きましたね!!僕がやりたいこととテクニックが「がっぷり四つ」で上手くいきました。
 
 -Do Asの楽曲はお二人のハーモニーも魅力だと思いますが、「2 of Us」の中ではどの曲がハーモニーの心地よい曲になっているでしょうか。
 
大渡)「under the moon」は二人でやっている感じが上手く出ていますね。もちろん、原曲と同様で「OASIS」もきれいなハーモニーとなっています。これらの曲も楽しんでもらえると良いなぁ。

これまでの思い出と、自身のギターがカッコいい曲を大いに語る

-デビュー当時は渋谷の路上ライヴをされていたとお聞きしていますが、その時の苦労はありましたか。
 
大渡)ファーストアルバムのレコーディングと重なった時は厳しかったです。
 
 -路上ライヴでの印象的な出来事はありますか。
 
大渡)酔っぱらったオバサマが「お金ないなら、これ取っときな」と1万円を握らせてきたことがあって(笑)「それは頂戴出来ません」と断った思い出があります。
 
 -デビュー当時に苦労したのは、路上ライヴ以外にありますか。
 
大渡)正直、デビュー当時は自分のテクニックが追い付かずに苦労しました。ベースが亀田さん、ドラムが河村智康さんと一流のセッションマンだったので、デビューから数年経ってやっと自分を出せるようになりました。
 
-ご自分が出せるようになって「このギターソロは自分が出ていて完璧だった!!」という楽曲はありますか。
 
大渡)3rdアルバム『DEEP FOREST』に収録されていて、シングル「深い森」のカップリングでもある「翼の計画」ですね!!
それは「ノイズ」なのですが、「完璧なノイズ」が収録出来たなって(笑)今聴いても「オレ頑張ったな!!」って思います(笑)

【「翼の計画」 iTunes→ https://geo.itunes.apple.com/jp/album/id75625517?i=75624762&at=1l3v225&app=itunes

-そのノイズを出すのに苦労されたのでしょうか。
 
大渡)2テイク撮った内の最初のテイクを収録したんですよね。歌詞も書いていて「青空」をイメージした楽曲ですが、ソロでは墜落してゆくような危うさをソロで表現しています!!ぜひ、意識して聴いていただきたい(笑)
 
 -ライヴではやはり「本日ハ晴天ナリ」が最も盛り上がる楽曲になっていますよね。
 
大渡)当時、Do Asの弱点は「アンセムとなる曲がないこと」だと思って、ファンと共に熱くなれる直接的なメッセージを入れたのが「本日ハ晴天ナリ」なんです。
 
毎回、ライヴの最後は「本日ハ晴天ナリ」なので、「またかよ」と思うファンもいると思いますが(笑)
ファンの方があんなに良い顔をしてくれる「本日ハ晴天ナリ」は手前味噌ですが、素晴らしい楽曲だと思っています。
 
 -ライヴではどのようなことを意識されていますか。
 
ライヴは時間とともに変化する「生物」だと思っているんです。いろんな場面を作って、その雰囲気などをファンの方と共有できるように心がけています。
 
 -ライヴをファンの方と楽しむとするなら、「2 of Us」としてセルフカヴァーされた楽曲をライヴで聴けたらファンの方も喜びそうですね。
 
大渡)ファンと「2 of Us」の価値を分かち合いたくて、実は伴さんが復帰する6月に「2 of Us」のライヴを3本決めたんですよ!!ちょうど、この記事のUPと同時に発表されます。
「Do As Infinity Acoustic Tour 2016 -2 of Us-」
http://d-a-i.com/news/detail.php?id=1032526
 
 -おぉ、これはサプライズですね!ライヴも楽しみです!!
 
 -ところで先程レゲエの話などをされていましたが、お好きなジャンルが広そうですね。そのルーツは!?
 
大渡)僕はカルチャークラブやデュランデュランといったイギリスの…。


【洋楽の話になり、さらに饒舌になる大渡 亮さん】
 
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コラム編集者は気付かなかった。大渡 亮さんの「開けてはならない扉」をこの質問が開けてしまったことを…。
 
そう。この後、ルーツとなった洋楽の話からココでは書けない解散の裏側(!!)までを語っていただき、このインタビューは本コラム史上最長の4時間半に及んだのでした(笑)
 
 
ファンクラブ限定ではありますが、『大渡 亮presents!!地獄の蕎麦打ち大会!!』というイベントが開催されるそうですので、本コラムでは書ききれなかった4時間半にも及ぶお話を参加して聴いてみてはいかがでしょうか。
 
 
大渡 亮さん、ありがとうございました!!
 
 
【Do As Infinity プロジェクト『2 of us』特設ページ】
http://d-a-i.com/2ofus/
 
【Do As Infinity OFFICIAL WEBSITE】
http://d-a-i.com/
 
【Do As Infinityファンクラブ Dive At It】
https://dai.fc.avex.jp/
 
撮影協力・家庭料理わかな
東京都港区赤坂3-15-3 忍路ビル2F
 
撮影・名鹿祥史
雜賀 信之助(サイカ シンノスケ)
WRITTEN BY雜賀 信之助(サイカ シンノスケ)
プロデューサー。PRイベントや映像制作、キュレーションサイト『和食ラボ』等の運営・進行管理を担当。
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