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俳優でモデルの古田愛理が、生田絵梨花が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系”日10”ドラマ『素晴らしき哉、先生!』(毎週日曜 午後10:00～)へ出演中だ。

本作は、生田絵梨花が主演を務め、宅間孝行脚本・演出の新米教師の成長を描くオリジナルストーリー。
理不尽な教育現場で、辞め時を探しながらも、なんだかんだ生徒のために奮闘していく、2年目の高校教師・笹岡りお（生田）の姿を描く。

今回、生田が演じる笹岡の生徒、磯田陽菜役として出演が決まった古田は、22年までPopteenモデルとして活動し、抜群のインフルエンス力を持つZ世代の代表格モデルへと成長。
近年は女優としても活動し、今年1月期のドラマ『マルス－ゼロの革命－』にも出演するなど、多彩なジャンルで活躍をしている。

本作では、生徒役オーディションが開催され、約1300人が応募。倍率約35倍の難関を勝ち抜いての出演決定となった古田に本ドラマの見どころや役への向き合い方、今後の目標などたっぷり聞いた。

――今回の作品は大規模なオーディションに合格しての出演とのことで出演が決まった時の心境をお聞かせください。

古田　受かった時の心境としては素直に嬉しさと安心しました。

――撮影現場の空気はどのような感じでしたか？

古田　本当の学校みたいでしたね。割と空き時間があったので、みんなで絵しりとりとか人狼ゲームをしたり、写真を撮り合ったりして高校生に戻ったみたいな感じでした。クラスのようにみんなと分け隔てなく仲良かったですね。

――古田さんは作品の中でギャルグループという所もあると思うのですけど、実際に撮影の中で仲良くなられた方はいらっしゃいましたか？

古田　矢吹奈子ちゃんとは席も前後だったのでたくさんお話はしましたね。
ギャルグループの中で奈子ちゃんが、歳が1番上ということもありリーダーみたいな存在だったので、常にみんなに話題を提供したりしてくれてギャルグループがすごく仲良くなれました。

――矢吹さんとは今回のドラマで初めて知り合ったのですか？

古田　はじめましてでした。めちゃくちゃ美味しいご飯を知っていたので、今ハマっている食べ物とか教えてもらったり高校生みたいなお話をしてました。

――撮影の現場で教壇に立った生田さんの姿を見たり、実際にカットがかかっていない時の生田さんを見て感じられたことなどありますか？

古田　教壇に立った時は新米教師のりお先生にしか見えなくて、カットが入る前まで生徒のみんなに声をかけて話しかけているのに、カメラの前に立つと新米教師感があったのでそれは生田さんしか出せないものなのかなって思いました。
でも、楽屋でお会いするとリラックスされている方で、 主演ということもあり私たちには計り知れない大変さがあると思うのですけど、スタッフの皆様への気遣いとか常に座長として周りをすごく見られていて学べるポイントがたくさんありました。

――古田さんが感じているこの作品の面白さはどのような所にありますか？

古田　りお先生は本当に人間味が強くリアリティがあるので共感してもらえる方がすごく多いと思います。「先生だって人間だ」というキャッチフレーズがある感じで、教師じゃない方も誰でも共感してもらえる作品かなと思うので、「無理に頑張らなくていいよ、こういうこともあるよね」とすごく力を押してくれたり、芸人さんも出演されているのでコメディ要素もあったりでハートフルな作品です。
それと、宅間監督がワンシーンワンカットということにすごくこだわりを持たれている方で、そのワンシーンがすごくリアルさを演出しているのでそこにも注目してほしいです。

――今後どんな役に挑戦してみたいですか？

古田　自分の可能性をまだまだ見てみたいので、自分とはかけ離れた作品や役に挑戦したいです。昨年出演させていただいた舞台『×××になれなくて』では自分の殻を破れた感じがするし、本当に空を生きていた感じがしたのですごいやりがいがありました。幅広く演じたいのですけど殺人鬼とか詐欺師みたいな役を演じてみたいなと思いました。

――舞台『×××になれなくて』でも感極まるシーンもありましたが、役への切り替えは毎回入っていけるのですか？

古田　毎回入ります。感覚があるわけじゃなくて、分からない中で探り探りで演じていたなかで多分こうだろうなという手応えを感じられるようになりました。

――舞台を経験して見えた自分も知らなかった自分や舞台の面白さをより感じられましたか？

古田　最初は難しいだろうなと思っていました。長台詞だし、生の演技なので間違えたらどうしようとか色々な不安があり中々踏み込めなかったんです。でも演じてみて舞台って楽しいなと思ったので機会があればたくさんの作品に出演してみたいと思いました。

――現在までの芸能生活の中でダンスやモデル、俳優業などマルチに活躍されていると思うのですが、これまでの経験がどのように今の自分を作っていると思いますか？

古田　未だに自分が何なのかわからないんですけど、全ての経験が今の私を作っているのは間違いないので全部やってきて良かったなと思うし嫌だったなというのは一切ないです。
まだまだ色々なジャンルのお仕事があると思うので様々な分野に挑戦して、また数年後の自分は今とはまた違う自分になっているのかなと思うと、やっぱりこの業界は深いですし、すごく可能性があるなと思います。
だから、ダンスやってきたことも自信に繋がっているし、モデルもいい経験になっていますし、全部のお仕事を妥協したくないので 今後も1つ1つのお仕事を丁寧にこなしていくのと同時にもっと色々なお仕事に挑戦したいなと思います。

――残りの2024年はどういう期間にしたいですか？

古田　自分を見つめ直す期間にしたいです。
今までは目標がふわっとしていて、いただいた仕事をこなすという感じだったので、
これからは大きい目標を常に掲げて、それに向かって何をすべきというのを自分で考えて動いていきたいです。本当は色々出演したいのですけど、私は器用じゃないのでパンクしちゃうので1つ1つのことを丁寧に演じつつ、自分で考える力をつけながら人としても役者としても成長していきたいなと思います。

――その中でもこれを目指したいというものはありますでしょうか？

古田　学園物のヒロインになることと、俳優として賞をとることですね。制服系は今しかできないのでヒロインになれるように頑張っていきたいです。役者としてまだまだなので、作品の場数を踏んで色々な役者さんから吸収して自分をもっと役者として高めていきたいです。



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