チュ・ジョンファ&ホ・スヒョンコンビが贈る切なくて甘酸っぱい青春の恋の思い出。MUSICAL『once upon a time in海雲台』上演決定。
2022.12.13

人生の最期に自身の人生を振り返ってみると、
あまりにも遠くにある初恋の思い出。
その頃の想いを胸の奥にひっそりと抱えている二人がいたら……。
『SMOKE』『BLUE RAIN』『ルードヴィヒ』など情熱的な作品を多く産み出している脚本家チュ・ジョンファと煽情的なメロディーで知られるホ・スヒョンコンビの、異色作が、日本で初上演決定。
テーマは思い出、青春、夢、そしてロマンス。誰もが持っている若い頃の思い出のかけらや初恋の甘酸っぱい思い出...人生という列車に腰掛け、人生最後の席で見つけたら…。年齢的には成人となり、「大人」の世界に仲間入りした若い二人が偶然一緒に日の出を見ることになり、なにか運命を感じるけれど、もう二度と彼らが会えることはない。でも、二人はそれぞれの人生という列車の座席でお互いをずっと忘れずにいて、人生の終盤に差し掛かったところで、お互いの気持ちに改めて向き合う…。
人生の終わり頃に振り返ってみると、あまりにも遠くにある初恋の思い出。その思い出を大切にし、お互いを思い合っている二人。老年に振り返る初恋の美しさ。チュ・ジョンファのによる、タイムトレインというファンタジーなエッセンスも入りながらも美しい旋律に寄り添った若かりし頃の記憶の中、青春時代の恋の物語を贈る。
ホ・スヒョンが1990年代の韓国のポップスを意識した、という今回は、今までの作風とはまた違い、どこか懐かしく、誰もが忘れられない遠い初恋に想いを馳せるような、珠玉の楽曲ばかり。
2023年の幕開け、山田元・MARIA-E・中村翼、そして入絵加奈子という実力派キャスト、そして『最終陳述』に続き韓国ミュージカルに挑戦となる渡邉さつきの演出で、切なくて甘酸っぱく、でも笑みが溢れるようなミュージカルをお届けする。公演は2023年1月10日(火)~1月16日(月)、浅草九劇にて。
<MUSICAL『once upon a time in海雲台』概要 >
MUSIC BY SOO HYUN HUH
BOOK BY JUNG HWA CHOO
【演出】 渡邉さつき
【歌唱指導・音楽監督(Japan Company)】福井小百合
【振付】田井中智子
【美術】吉野章弘
【照明】郡大輔
【音響】小林宏和
【映像】影乃造
【ヘアメイク】馮啓孝
【衣裳】佐藤憲也
【舞台監督】八木智
【出演】山田元・MARIA-E・中村翼/入絵加奈子
【日時/会場/席種】
2023年1月10日(火)~16日(月)浅草九劇
全席指定 8,800円(税込)未就学児童入場不可
【チケット発売】
一般発売:12月26日(月)
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/musical-once/
【主催・お問い合わせ】
<東京公演> 主催:MUSICAL『 once upon a time in海雲台』製作委員会
お問合せ:info@once2023.com
【公式HP】once2023.com 【公式Twitter】 once2023
【あらすじ】
1992年11月11日午前11時40分、清涼里駅から釜山に向かう列車が出発する。 釜山までの12時間の旅。この旅行で偶然隣同士に座ることになったチョンとユン·ヨンドクは、向かい側に座った失恋した軍人に巻き込まれて、言葉を交わす。軍人は失恋の傷を胸を痛め、ヨンドクに折鶴を抱かせ、途中下車する。うっかり折鶴をもらうことになったヨンドク、列車に乗り間違えて行きたかった場所と全く反対方向の海雲台に来てしまったラチョン。そして雨。これらすべてが一瞬重なって、彼らは公衆電話ボックスで雨宿り·。 彼らの心臓はドキドキし始める。
出会った二人の男女は日の出の時間まで一緒にいることを約束し、日が昇る時間まで雨が止んだ砂浜で時間を過ごすことになるが···。ところが、彼らの前に現れた変なおばあちゃんと孫。
未来では、タイムトラベルが可能であり、彼らは2050年の未来の人で、祖母はこの時間帯を守る「タイムトレイン旅行ガイド」であり、孫と見られる幼い少年は2050年から1992年にタイムスリップしてきた旅行者だという。旅行客がいなくて閉鎖が決まってる1992年11月海雲台へのタイムトラベルの最後の旅行客であるビンは、実はラチョンの孫で亡くなった祖父の願いを叶えるためにユン·ヨンドクに会いに来たのだ。ビンは祖父に会いたいあまりにラチョンに自分の正体を明かしてしまい、ガイドはビンのミスを挽回するために、そして過去が変わらないようにするために。 時間を戻す。
ガイドの徹底した監視の下、ビンはしばらくラチョンと対話をするが、ビンがあれほど伝えたかった祖父の願いをユン·ヨンドクに伝えることはできない。そしてチョンとヨンドクの別れの時間が迫り、ビンとガイドはタイムトラベルツアーの終了時間が近づいていく・・・。