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【lecca】約5年ぶりの本格的なワンマンライブ開催!活動再開の意味がこめられたZepp Nambaでのライブ『lecca KICK OFF PARTY』で新曲もパフォーマンス!

2022.12.10
lecca



約5年ぶりの本格的なワンマンライブ開催のlecca、活動再開の意味がこめられたZepp Nambaでのライブ『lecca KICK OFF PARTY』で新曲もパフォーマンス!

シンガーソングライターleccaが12⽉9⽇、⼤阪・Zepp Nambaでワンマンライブ『lecca KICK OFF PARTY』を開催した。

⾳楽活動から遠ざかっていた期間があり、本格的なワンマンライブの実施は約5年ぶりとなったlecca。活動再開の意味がこめられた同公演は、彼⼥が今伝えたいことがたっぷり詰まった内容となった。

客席から湧き上がる⼤きな拍⼿と無数のサイリウム。そんななかleccaは、「みんな、元気に⽣きてた?」と⼿を振りながら登場した。ステージの感触を確かめるようにステージを動き回りながら、1 曲⽬「つまづいて転べ」を披露。

⽴て続けに「RULE」「Gambling」をパフォーマンスし、歌詞に引っ掛けて「どっちに⾏っても安全なんてないからね」という⾔葉を投げかけ、「どんな場所にも絶対はない なら思うようにいこう」と歌いあげた。
その後も「GARBAGE」「Sky is the limit」をパフォーマンスし、「想定以上に暑いよ」と早くも上着を脱ぎ捨てる。そして、あらためて「みなさん、お久しぶりです」とあいさつ。

Zepp Nambaのような⼤きな会場でワンマンライブをおこなうときは公演が数⽇あり段階を踏んで挑むことが多かったが、今回は、この⽇のみ。「だから今⽇は初⽇で千秋楽。20代、30代のときは完璧を求めていて歌詞を間違えたら落ちこんでいたけど、今はそういうことがない。間違えたいんです。間違えることは怖くないから。私たちは、⼩さいときから『間違えないように』と⾔われて来たじゃないですか。でも間違えても、はみ出しても良いの。結果、それが最悪だったとしてもドンマイ。めちゃくちゃ間違って、苦しんで、焦ってるlecca を⾒てほしい」と気負いがなくなったという。

「すべての世代に⾔いたい。みんなそれぞれに道や景⾊がある。あなたが⾒た景⾊や⾟いことって、あなたにしか分からないから。何か⾔われても『ふんっ!』って⾔えば良い。⼀緒に前を向いて⾏きましょう。私たちの特技でしょ、前を向くことって」と語ったあと、演奏したのが「前向き」。leccaらしいポジティブなメッセージを受け取った観客は、ライブ序盤にして早くも気持ちが⼤きく揺さぶられた様⼦だった。

さらに「My measure」「believe」「ねがい」「For you」という温かみにつつまれるような楽曲を並べたlecca。ここで⼀旦、バンドメンバーがステージを降り、DJ だけのセットに。蛍が舞うような光景など光を基調とした映像がバックで流れるなか、「残像」「live again」を歌唱。光がステージ上に降り注ぐような美しい演出とleccaの歌声が溶け合い、幻想的な空間が作りだされた。「なみだの⽇」では、「涙が出るようなときは忙しくするしかないですよ」「上を向いて⾏こう。涙が出る⽇もあるけど、そんなときほど⾳楽の出番。⾳楽はすごいから。やさしいから。あったかいから。まだまだ、温めるよ」と笑顔を浮かべて歌った。

「この曲、知ってる?」の問いかけで初披露の新曲が始まった。⾼揚感に満ちたメロディと、「思った通りに歩いていけばいい この⼈⽣は君のものだ」という歌詞。今を⽣きるすべての⼈たちにエールを贈るような、まさに⼈⽣賛歌。lecca がこのライブで伝えたいことがすべてあらわされており、まちがいなく今後のライブのアンセムになるはず。

「ファミリア!」のあとのMCでは、ここ数年の⾃⾝について振り返り「アーティストとして、待たせたと思います」と素直な気持ちを明かした。「空⽩があったのに、こうやって来てくれて。だから⾳楽で恩返しするしかない。さっきの新曲も実は、歌い出しを失敗したんです。でも、間違えても良いんです。私が⾔いたいことは『みんな、よく⽣きていてくれた』って。簡単なことじゃないからね、ただ⽣きるっていうのは。普通に⽣きる、学校へ⾏く、仕事へ⾏く。こんなに⼤変なことはないですよ。⽣きることって超⼤変だから。そういう気持ちで今年はいろんな曲を作っていたんです。そして、それを組み合わせたのが先程披露した新曲。来年はこの曲をみなさんのもとに届けたい」と⼒強く話し、その⾔葉に励まされて涙を流す観客の姿もあった。

「私、ハタチのときよりも、30代のときよりも、今の⽅が幸せ。年齢を重ねることは悪くないからね」と、どんどんレベルアップしていることへの想いを歌にこめた「上がるライフ」。「⼥性陣! 彼⽒と別れた? 旦那と別れた? おめでとう。まだ、まだ、まだ、まだ、これから先へ⾏きましょう」とファンの背中を押す「愛&lie&wine」。この2曲に続いて、「Vibes up」ではスペシャルゲストのレゲエDee Jay・JUMBO MAATCHが登場。スピーディかつ情熱的、それでいて渋みのあるJUMBO MAATCH のボーカルと、lecca のグルーヴ感が融合し、会場には熱気が⽴ちこめた。JUMBO MAATCHは「すごいことになってるやん!」と盛りあがりに驚きの声をあげ、leccaに向けて「おかえりなさい。俺も待ってた。5年間やっけ。オリンピック(の年数)を越えてるやん。その間、俺もフリースタイルとかやってね」と近況報告。lecca は「浦島太郎的な感じ。(この5年で)⾳楽をもうやらなくなった⼈もいれば、JUMBOさんみたいに、攻め攻めになって進化する⼈もいて」と、ラップバトルにも参戦するJUMBO のアグレッシブさに敬意を表した。JUMBO MAATCH とのコラボを終えると、“タオル曲”の「紅空」でより⼀層、テンションをあげた。

ここで「あなたの⼈⽣をバカにしたりとか、あなたの能⼒を貶めたり、⾒下す権利は誰も持っていない。でもそんな⼈が多い。だから、⾃分を守って。SNS とかで誰かから投げかけられた呪いの⾔葉を聞く必要はないから。そんなときは温かい愛とか熱を思い出そう」と観客席をみわたして深呼吸をすると、「君に届け」のイントロが鳴り響く。語りかけるように、噛みしめるように歌うlecca。「負けない⼈になるより 負けてもまたそこから 気を取り直して やり直せる⼈になって」という歌詞が、聴き⼿の⾝体中に染みわたっていく。

「マタイツカ」「スタートライン」「Higher」「SOLA」「バタフライエフェクト」「ちから」でラストスパートを仕掛け、「元気で、幸せでいてね。笑って、楽しんで、OK?」と呼びかけて本編が終了した。

アンコールでは、新曲を初披露。「⾃分はひとりじゃない」というメッセージが感じられる同曲。周囲の⼈と距離をとって⽣活することが増えた、この約3年。以前のような⽇常を取り戻すのは、まだまだ先になるかもしれない。そんな孤独に寄り添ってくれるような楽曲だ。

エモーショナルな空気から打って変わって、「ミソ-gal」では⼀気に明るいムードに。さらに、プロサッカークラブ・サガン⿃栖の応援ソング「0→1」も待望のライブ初披露。「みんなで⼀緒に、ゼロからイチへ」というMCは、再スタートを切った⾃分にも⾔い聞かせるような⾔葉だった。

最後のMCでは「相当(時間が)押しちゃって。精神的にツメられています。詰め込んじゃいました、すみません。想定外です。想定外のことばかりです! あと、スタッフさんから『オンラインライブ⽤のカメラも⾒ろ』と怒られました。すみません!」と何度も平謝りして笑いを誘い、「明⽇からもいろいろうねっていくと思います。みんな元気で、楽しんで、そしてまた顔を⾒せに来てくださいね」とラストチューンの「I wish」を朗らかに歌いあげた。

⾃分らしく⽣きることの⼤切さを実感させてくれた、約2 時間半。ライブ配信のアーカイブは、12/15 の21:00まで購⼊可能となっているのでまだご覧になっていない⽅は是⾮チェックして欲しい。
多幸感いっぱいの空間のなかで再始動を切ったleccaは、11⽉26⽇にオフィシャルファンクラブ「lecca Order」も開設。今後、さらにアーティストとして活動を加速させていく。


lecca ワンマンライブ「 lecca KICK OFF PARTY 」
⼤阪 ZeppNamba 公演 LIVE配信情報

【配信チケット】
購⼊サイト:Streaming+
料⾦:2,800-(税込)

【発売期間】
12⽉3⽇(⼟) 12:00 ~ 12⽉15⽇(⽊) 21:00

【配信視聴期間】
12⽉9⽇(⾦) 19:00 ~ 12⽉15⽇(⽊) 23:59

■Streaming+ご利⽤ガイド
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide

オフィシャルファンクラブ「lecca Order」
https://fanicon.net/fancommunities/4876

lecca オフィシャルサイト https://avex.jp/lecca/
lecca オフィシャルツイッター https://twitter.com/lecca_info
lecca オフィシャルインスタグラム https://www.instagram.com/lecca_official
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