安斉かれん・志水透哉・松本怜生が、結末を知るともう一度見たくなる短編映画「イマジナリーフレンド」の完成披露試写会に登場。本編は異例の2回上映!?
2022.11.19
安斉かれん
昨日、東京内にて、結末を知るともう一度見たくなる短編映画「イマジナリーフレンド」の完成披露試写会が行われ、監督とキャストによる舞台挨拶も行われた。
今回の試写会でも異例の2回上映された本作には、観た人にしかわからない微かな違和感が埋め込まれており、それらが再鑑賞の際に伏線として機能する斬新な物語となっている。
試写会には安斉かれんをはじめ共演の志水透哉、松本怜生、坂部敬史監督が登壇。
5月に行われた撮影時のエピソードなどを振り返った。
同作は新曲に連動して「目に見えないものを信じること」をテーマに、誰の目にも見えない猫を探す少年と、安斉演じる「安斉かれん」との出会いと猫探しの旅を描いた。自身の役で出演した安斉は「半分は素、半分はリアルという、ウソとホントが入り交じり、メチャ難しかったです」と話した。
短編映画「イマジナリーフレンド」予告編
- - - - -【 STORY 】
ある日、カレンは、空っぽの買い物カゴを抱えた少年と出会う。
ナナシと名乗るその子は、カゴの中に猫がいたと言い張る。
「目に見えないモノなんて意味がない」と言うカレンに、
ナナシは「目に見えるモノの方が少ないよ」と呟いた。
そこに、目に見えるモノしか描けない画家ヒカリが加わり、
ちぐはぐな3人は(ナナシにしか見えない)猫を探し始める。
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監督と脚本を務めたのは、坂部敬史(さかべ・たかふみ)。世界的なダンサーや作曲家とコラボレーションした新歌劇「カグツチのうた」やハイブランドの映像を手掛けるクリエイターとして活躍しながらも、アメリカ留学中につくった「The Right Combination」が「第1回なかまぁるShort Film Contest」で最優秀賞を獲得するなど新進気鋭の映画監督だ。
第34回東京国際映画祭で観客賞とスペシャル・メンションをW受賞した映画『ちょっと思い出しただけ』に出演するなど女優としても活動するアーティスト『安斉かれん』が本人役で主演を務める他、目に見えるモノしか描けない画家のヒカリ役にモデル・俳優として活躍する『松本怜生』、他の人には見えない猫を飼う少年ナナシ役に次々と人気ドラマへ出演し注目を集める『志水透哉』らが出演している。
- - - - -【 出演者&監督からのコメント 】
安斉かれん(カレン役)コメント
「自分には見えないモノが別の誰かには見えていて、自分には見えているモノが他の誰かからは見えない。これはファンタジーなようで、実はすごくリアルな話なのかもって思ってます。それが物なのか、人なのか、夢なのか、未来なのかは人それぞれだと思います。この作品を通じて、自分には見えないけど否定しない優しさとか、自分にしか見えないけども信じる勇気とか、そういったことを感じてもらえるかもしれません」
志水透哉(ナナシ役)コメント
「目に見えないものしか信じない2人と一緒にナナシにしか見えていない猫を探して、色々な話をしたり絵を描いたり歌を歌ったりして、仲良くなるけど不思議な関係で、最後猫が見つかったときどうなるかが見所です」
松本怜生(ヒカリ役)コメント
「オーディションの時から、演じさせていただいたヒカリという役柄にはすごく興味が湧いて、ヒカリが発する言葉の意味や行動が凄く独特な雰囲気で謎めいていて、現場に入るまでは掴めきれない役柄でしたが、こうしてカレンとナナシと共に作品を撮り終え、今は「夢みたいな時間を過ごしていたな」という感覚です。きっとヒカリにとってもそうである気がして、この2人との出来事の後は、また同じように1人で河川敷で絵を描いているんだろうなと思います」
坂部敬史監督 / コメント
「ショートフィルムという文化がまだまだ浸透していない日本で、内容の全てを理解できる作品が好まれる現代で、あえて真逆のアプローチをさせていただきました。3人と1匹が生きている世界を通じて、皆さまにとっての、見えなかったもの、見えなくなってしまったもの、そんなことを思い出すきっかけになれば幸いです」
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短編映画「イマジナリーフレンド」は、11月23日(水)に、各動画配信サービスにて配信開始。
なお、主題歌には安斉かれんがこの映画からインスピレーションを受けて作詞した「未来の音」が決定しており、そちらも同日にニューシングルとして配信開始となる。
【安斉かれん Information】
短編映画「イマジナリーフレンド」主題歌
新曲「未来の音」11月23日(水・祝日)配信開始
【安斉かれんオフィシャルSNS】
https://linktr.ee/kalenanzai_official