いよいよ今月からスタートした日本初のダンスプロリーグ「
第一生命D.LEAGUE21-22」。参戦チームが11組に増
えたことで、よりシビアな戦いが強いられることになる本リーグ。
前ラウンドでは強烈なインパクトを印象付けた新生avex ROYALBRATS(以下aRB)は、8位という順位から迎え
たROUND.2。
8番目に登場したこの日のメンバーはJUMPEI、KooDa、
SuGuRu、Kanta、MATSURI、Haruhi、
ひより、Shungoの8人。JUMPEIとKooDaを中心に
ディレクター兼ダンサーのYuta Nakamuraと共に作り上げたという今作。
前回の真っ白な衣装からガラリと変わり、
赤のメタリックなボトムにボルドーを合わせ、
目元を強調させたアイメイクも施していた。
登場の時点で前作とのギャップに期待値が上がる。
ショーがスタートすると、
しっとりとしたピアノ音のスローな振りではじまったかと思いきや
、一転。
不協和音のようなダークで妖しげなサウンドに日本語ラップを乗せ
踊り出す。
このなんとも言えない不協なサウンドが聴覚を刺激し中毒性をもた
らす一因に。
一つひとつのコレオグラフが複雑で緻密すぎて一度観ただけでは把
握しきれずに、何度も繰り返し観たくなる。
できればスローでじっくり観たいほどだ。“攻め”と“抜き”の緩
急も絶妙。それに加えてカノン(
カウントをずらしながら振りを踊る)
を多用していたのも印象的だった。コレオだけじゃない、
移動も高速でタイト。よくここまで揃えられるなと感嘆する。
フォーメーションの豊かな展開も見応えがあり、
上からのカメラアングルで観るとそれがより際立っていた。
またメンバーの表情もメイクと相まってショーの世界観を盛り上げ
ていたし、紅一点のメンバーひよりの存在感も抜群によかった。
ショーを終えた時点でのジャッジの結果は合計69.5ポイントで
、暫定2位にランクイン。8人中4人が9ポイントをつけるという
高評価を得た。
ゲストエンターテイナージャッジで9ポイントをつけたCHIHA
RU氏は「前回はもっと観たかったと思っていたので、
今回はたくさん踊ってくれてありがとうございます。
たくさん楽しませてもらった。わたし的に好きです」と讃えた。
この結果を受けて、メンバーの KooDaは「80点満点を狙っていたので悔しい。
でも今の自分たちに出せる全てを出せたと思うし、
それをこの最高なメンバーみんなと踊れたので楽しかった」
と笑顔でコメント。
その後オーディエンスポイント15ポイントが加算され、トータル
84.5ポイントを獲得し総合順位では第3位につけた。
前ラウンドの8位から見事なジャンプアップを遂げたと言えるので
はないだろうか。
メンバーの KooDaが言っていた「“勝つ”よりも“観客を巻き込んで魅せ
ていく”」作品はこの日もしっかりと届いていたように思う。
そしてそれは今後も変わることなく魅せ続けてくれるだろう。
次戦ROUND.3は12月9日(木)に開催。開幕戦から2戦連
続で王座に君臨するSEGASammy LUXを引き摺り下ろすチームはいるのか!? そしてaRBは次はどんな色に変わって楽しませてくれるのか? 期待しながらその日を待とう。
※ROUND.2の様子は下記よりご覧頂けます。
■「avex ROYALBRATS」 概要
チーム名:「avex ROYALBRATS(読み:エイベックス ロイヤルブラッツ)
」
ディレクター:Yuta Nakamura(読み:ユウタ ナカムラ)
公式サイト:
https://home.dleague.co.jp/teams/tah0/
Instagram:
https://www.instagram.com/avex_royalbrats/
Twitter:
https://twitter.com/avex_ROYALBRATS
YouTube:
https://www.youtube.com/c/aRB_JAPAN
TikTok:
https://vt.tiktok.com/ZSwtKkkv/