坂本龍一の記憶と想いを包む桐の箱。アートボックス『2020S』の木箱に注目した制作レポートが到着
2021.01.29
坂本龍一

坂本龍一の2020年に発表した楽曲をアナログレコードにまとめたコンプリートアートボックス『2020S』の制作過程を追う連載、BEHIND THE SCENEが更新された。
BEHIND THE SCENE VOL.4 2020S 箱制作チーム from 宮崎県諸塚村 インタビュー
https://shop.mu-mo.net/st/special/rsartboxproject2020/bts_morotsuka/
今回更新されたのはBEHIND THE SCENE VOL.4で、LPや「陶片のオブジェ」などを収納する木箱を制作した宮崎県・諸塚村の製作関係者にインタビューを行った内容。諸塚村は、more treesと建築家・隈研吾のコラボレーションで話題となった「つみき」の材料のスギの森林があり、同村で「つみき」の加工も行われている。
「日本の精神性を象徴する存在」として、『2020S』のボックスデザインには木箱が採用されている。坂本龍一自ら「more treesの木を利用したい」と発案し、依頼先を探す運びとなった。予てから森づくりに真摯に努める姿勢や、「つみき」で提示した木材の品質の良さ、技術力の高さから、more trees側から諸塚村に依頼したと記事で説明されている。
特設サイトでは、限定300点の『2020S』の予約を受付中。commmonsのSNSで坂本龍一直筆サインとエディションナンバー入りという情報も映像付きで公開されていた。(https://twitter.com/commmons/status/1350034998867288072?s=20)
Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2020 『2020S』
発売日:2021年3月30日(火)
特設サイト:https://shop.mu-mo.net/st/special/rsartboxproject2020/
■オフィシャル情報:commmons -New Music Community for Real Artists and Music Lovers-
「commmons(コモンズ)」とは、坂本龍一をはじめとするアーティストたちが音楽の新たな可能性を模索すべく、エイベックスグループとともに設立した新プロジェクトです。
「think global, act local」を合い言葉に、エコロジカルな視点を持ち、社会・文化貢献を目指す新しい音楽コミュニティーとして、アーティスト/クリエイター、音楽産業、ユーザー/リスナーのよりよい関係を作るための「共有地(commons)」となることを目的としています。
共有地(commons)の中心に音楽(music)が存在し続けることを願って、3つの「m」の「commmons」と名付けました。
commmons HP:https://commmons.com/index.html
commmons Twitter:https://twitter.com/commmons
commmons Instagram:https://www.instagram.com/commmons_official/
commmons Facebook:https://www.facebook.com/commmons.official/
commmons Pinterest:https://www.pinterest.jp/commmons/
Photo by zakkubalan ©2020 Kab Inc.