「M」のリミックスを世界的ヒットへと導いたイギリスのDJトリオがavex rave 2001での初来日セットをオンライン・ライヴで完全再現!
2020.05.07
ABOVE & BEYOND

グラミー賞にも2度ノミネートされ、世界DJランキングで最高4位に輝いた実績を持つイギリスのDJトリオ、アバーヴ&ビヨンド。米国ではスタジアム&アリーナ・ツアーも完売させるなど、独自の世界観と美学で人気を博するトランス・アーティストの彼らが、新型コロナウイルス感染拡大のためロックダウン(都市封鎖)政策をとっているイギリスより、スペシャルなパフォーマンスを生配信してくれた。
現地5月6日18時~、Twitch(ライブストリーミング配信プラットフォーム)で生配信されると、2万人以上に同時視聴され、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)の死者が欧州で最多となるイギリスの状況の中、”ウチで楽しく過ごそう”というアーティストの想いとともに届けられた。
実はこのライブ配信企画、アバーヴ&ビヨンドと日本との強い繋がり、絆から生まれたもの。六本木にあった伝説の巨大クラブ「ヴェルファーレ」で2001年5月に誕生した「サイバートランス」。そのCDコンピレーションのセールスは10万枚を超え、2002年には幕張メッセにてイベントを行うまでに成長したサイバートランスとアバーヴ&ビヨンドとの縁からアイディアがスタートした。
2001年、アバーヴ&ビヨンドがリミックスを手掛け、ayu名義でリリースされた浜崎あゆみの「M」は、海外でも高く評価され、UKナショナル・クラブ・チャート 11位、ドイツのクラブ・チャートで2位を獲得するなど、日本のアーティストが海外のダンス・ミュージックのチャートを席巻するという快挙を成し遂げる。当時アバーヴ&ビヨンドは「M」のリミックスを通しての印象として、「素晴らしい歌詞はサウンドとしても成立している事が重要だけど彼女の声はまさに楽器だね」と絶賛。同時期に手掛けたマドンナ「What It Feels Like For A Girl (Above & Beyond Remix)」、フラグマ「Everytime You Need Me (Above & Beyond Remix)」等とともにアバーヴ&ビヨンドのファンから愛される代表作となっている。
そしてもちろん「M (Above & Beyond Remix)」は、サイバートランスを代表する世界の錚々たるDJ/プロデューサーが一堂に集結し、浜崎あゆみの名曲をリミックスした『Cyber TRANCE presents ayu trance』でも人気の楽曲となる。
今回のライブ配信では、2001年8月に東京ビッグサイトで行われたavex rave 2001のサイバートランスのパートで初来日プレイを披露した際のセットリストを再現するというもの。しかも今回の配信日5月6日は、サイバートランスのバースデイで、「ハッピー・バースデイ・サイバートランス!」とライブ配信のプレイを担当したメンバーのトニー・マクギネスは語ってくれた。現地イギリス18時ということで、日本では明けて7日午前2時という時間帯にも関わらず、日本からも数多くのファンが参加。午前3時を跨ぐころ、「M (Above & Beyond Vocal Dub)」をプレイすると、ツイッチのライブチャットは「最高やー」、「このトラック好き」、「最高すぎる」、「あゆ様ぁーーーー」、「満たされるーーー‼️‼️」という日本語でのコメントや海外からも「これはアバーヴ&ビヨンドのベスト・リミックスだ」、「これのアナログ盤を持っている」、「今日は最高の一日だ」といった英語での書き込みなど多数のコメントで埋め尽くされ、さながら「祭り」状態に。
アバーヴ&ビヨンドが届けてくれたサイバートランスのバースデイ・プレゼントで、至極の時間を過ごしたラッキーなファンは、90分間のライヴセットが終わっても興奮冷めやらないようだった、言葉の壁を超え、時間を超え、こうした状況下の中でもオンラインで「世界は一つになれる」。アバーヴ&ビヨンドのハートフルなメッセージがある限り、ファンの笑顔は消えることはない
-M (Above & Beyond Remix)-
-サイバートランス-
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