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30周年を迎えたエイベックスがエンターテック・イベント「ADIRECTOR」を始動。 同じく、100周年のパナソニックと50周年の映像センター等がテクノロジーを提供。

2018.08.03



ENTER-TECH (エンタテインメント + テクノロジー) を社会実装することを目的に、エイベックス内のファントム組織として、社内外にクリエイティヴ・ソリューションを提供してきた 2nd Function が中心となり、新たなイベントが開催される。

いち早くVRやARコンテンツを独自提唱し、インタラクティヴ・コンテンツにおいても、PCやスマートフォンをジャックする新たなミュージック・ビデオを発表するなど、むしろ、高次のインタラクションやナラティヴな体験に注力し、高い評価を得てきた彼ら。

インターネット普及以降の世界において、受動的かつ大衆を意味する『オーディエンス』という言葉は、VR/ARに代表される「今後のエンタテインメントを享受する人々を的確に捉えていないのではないか?」という想いから、初の個展でもある今回のイベントには、オーディエンスに対義する『個人や単数を意味する “A” 』と『方向性を決めるという意味の “DIRECTOR” 』を組み合わせた新造語『ADIRECTOR (アディレクター)』というタイトルを付けた。

これまで同ユニットが手掛けたメディアアートから、そのタイトルにふさわしい

・『ACRONS (アクロンズ)』次世代AR/MRライヴの予言的作品 : CES 2018のパナソニックの Immersive Entertainment Booth にて展示

・『i_to (イト)』 高速追従レーザーをマリオネットの糸のように表現して、意図と只の反射を逆転させる作品:SLUSH TOKYO 2018 / TOA WORLD TOUR Tokyo 2018 にて発表

・『MNGL (ミングル)』 高輝度の透明ディスプレイにレイヤーを与えて配置することで新たな演出を模索するDJブース)

【ACRONS at CES 2018 (Las Vegas)】


【i_to at SLUSH TOKYO 2018】https://www.flickr.com/photos/slushmedia/

【MNGL - Teaser】

など、代表作を一堂に展示する。

なお、8月4日 / 5日は、オープンを記念して、入場無料となる

開催場所は、表参道交差点に面する4階建てのビルを一棟を丸ごとピンクに染め上げた特設会場。世界的なハイ・ブランドへも、クリエイションを提供してきた彼らが、今回、アート・ディレクターとして迎えたのは「河野未彩」。テクノロジーに頼らずとも、この夏、東京一フォトジェニックなスポットとして機能するアート空間に仕上げると言う。カラフルな影を生む同氏の代表作「RGB_Light」も体感できる。

【RGB_Light】https://www.md-k.net

さらに、

・世界中のクリエイターが大絶賛したパナソニックの『高速追従プロジェクションマッピング』技術を用いて、リアルタイムに衣装が変化していくダンス・パフォーマンス

・同じくパナソニックの技術を用いたプリントシール機の進化版として期待される3Dモデリング生成機『パラれる。』

・ZEROUNIT社の技術を用いて、専用メガネもスクリーンも使用せず、さらには擬似的に触れることも出来る3D立体映像『Holo』

【高速追従プロジェクションマッピング】https://hidali.jp/panasonic-exisdance-real-time-tracking-projection-mapping-2017/

【3Dフォトスキャン】

【Holo】



など、新たなエンターテック・コンテンツを初披露。

2nd Functionの新規事業として大きな期待が寄せられている音声AR「SARF」を用いた来場前のファッショナブルなレクリエーションや、このイベントのためにカタリナ社と専用開発した “非可聴音(人間が聴くことの出来ない音域を持つ音)” を用いたスマホ・アプリによる公演中・公演後の演出、KISSonixによる、音が自在に飛び回る立体サウンド空間なども用意されており、来る前から来た後まで楽しめる次世代イベントとして、当日、駅を降りた瞬間から、公演が終わった数ヶ月にまで及ぶ演出の創出を目指す。

【SARFとは?】http://sarf.jp

【今回のコンテンツ】


来場者は、これらをただ観るだけでなく、まさにアディレクターとなって自らが体験したり、その模様を動画や写真に自由に収め、SNSに投稿することができる。

出演は、CES 2018のパナソニックのブースにも出演した欧米で人気のマネキン・デュオ「FEMM」。コレオグラフは、「笹尾 功 (HIDALI.jp) 」が手掛ける。HIDALIがキュレーションした「KIKKY」「源大」「JENES」「RIHITO」など、日本を代表する豪華ダンサー陣が、週替わりで出演。

ビジュアル・コラボレーターには、CES 2018でもタッグを組み、VimeoのSTAFF PICをはじめ世界的にも高い評価を得ている「BRDG」から、そのクリエイションに世界中のクリエイターからリスペクトの止まない「高橋啓治郎」をはじめ、クルーの中でもトップ・クリエイターたちが集結する。

その他にも、日本を代表するレーザー/ライティング・アーティストの「YAMACHANG」による、レーザー演出の枠組みをはるかに超越する演出や、The Black Eyed PeasやLady Gagaなどの衣装も手掛けた「中里唯馬」によるコスチュームにも注目して欲しい。

『ADIRECTOR』は、8月4日(土)から8月27日(月)まで、毎日無休で開催。
インスタレーションのみの入場は、税込1,000円
FEMMによるダンス・パフォーマンス付きのチケットは、税込2,000円
と非常にリーズナブルで、会場で販売される当日券のみでの入場となる。

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イベント名:
ADIRECTOR Vol.1『DOLLHOUSE』

出演:
FEMM
【official web site】https://femms.jp/profile/

開催日時:
2018年8月4日(土) ~ 2018年8月27日(月)
11:00 open - 20:00 close (無休)

アート展は、開催期間中、無休で常に開催しておりますが、
FEMMによるダンス・パフォーマンスに関しましては、
下記のWEB SITEからスケジュールをご確認ください。

場所:
表参道 B SPACE
〒107-0061 東京都港区北青山3-5-25
東京メトロ 銀座線・千代田線・半蔵門線
表参道駅 A3出口すぐ (表参道交差点の交番の真隣)

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超リアルなアバターがつくれる3Dフォトスキャン体験は8月5日まで。
※ 3Dフォトスキャンによるアバター制作は1日/約150名様の先着順での実施となります。

ご希望されるお客様へ / 服装等についてのお願いとご注意!
・適応身長:100cm~190cm / 髪:タイトにまとめて頂く必要があります。
・透け素材・反射素材・帽子・メガネやサングラスは、スキャンできません。
・明るく色柄のはっきりした服装(真っ黒/真っ白は苦手で、デニムが得意)
・ヒラヒラした服装よりもタイト目、スカートよりもパンツ・スタイル推奨。
・3Dスキャンの特性上、データが壊れてしまう場合がございます。
スキャン失敗する可能性がある旨をご了承の上、ご参加頂けますと幸いです。
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【total info】https://femms.jp/live/detail.php?id=1067961
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