【名古屋ウェルネスウォーキングを体験!】名古屋グランパスの選手のガイドで名古屋の街の魅力をのんびり再発見
やってきました名古屋! さて、ひつまぶしかあんかけスパゲッティか、はたまたきしめんか……ではなく! 今回の目的は音声ARアプリ「SARF」を使った「名古屋ウェルネスウォーキング」体験! 細かい説明は後からしていくとして、今回は愛知東邦大学に在学中のトモキ君とユウカさんに、このアプリを使った名古屋の音声歴史探訪を体験してもらいましょう!
そもそも「SARF」って何?
今回使用するアプリ「SARF」とは「Sound Augmented Reality Format」の略で、アプリ内の好きなコンテンツから、表示されているスポットを周り、再生される音声や音楽を楽しむというもの。以前にも渋谷で展開された「AWALK」というコンテンツをご紹介したことがありますが、その後もコンテンツは増え続けていて、都内や地方都市の名所を探索するもの、アーティストとコラボしたもの、アニメなどのエンターテインメント作品とコラボしたものなど、多様な楽しみ方ができるようになっています。
(過去参照記事:渋谷の街がいつもと違って見える!? “音声AR体験”「AWALK」を体験してみた)
その中で今回体験するのは、「名古屋ウェルネスウォーキング~音声歴史探訪~ 四間道・那古野コース(1kmコース)」。風情のあるコースを歩きながら、今までにない体験で歴史を学び、さらに名古屋が好きになる……はず!
しかもこのコンテンツは、名古屋グランパスの選手たちが音声ガイドで参加しています。「名古屋ウェルネスウォーキング」には、今回体験する「四間道・那古野コース」と「熱田コース」の2種類があり、それぞれが1km、2km、3.5kmに分かれていて、計6種類のコースがあります。それぞれ音声ガイドの選手は違うので、好きな選手がいる場合は迷わずそこから始めましょう! もちろん、時間をかけて全選手制覇するのもアリ!
いよいよスタート! ゆっくりマイペースで!
ということで、1kmコースのスタート地点である「伊藤家住宅」に集合。この日はちょうど天気もよくて暖かく、絶好のSARF日和! 2人の行いがいいんですな。いかにも長い歴史を感じさせる入口の前に立って、スマホにインストールしていた「SARF」を起動すると、このコースのガイド役である稲垣祥選手の声が聞こえてきます。2020年からチームに加入し、昨年、2021年シーズンは日本代表にも初選出され、Jリーグ・ベストイレブン、Jリーグ優秀選手賞も獲得した稲垣選手のソフトな声がいいですねえ。
この「伊藤家住宅」、もちろんそのへんの伊藤さんの家ではありません。ここの伊藤さんは1614年に清須越しとともに移住した清須越商人で……おっと、あんまり詳しく説明すると、アプリの楽しみがなくなってしまいますね。なので詳細は現地で! 音声ガイドは、設定されている「音スポット」に着くと自動で画面が切り替わって再生されます。車も通る一般道路なので、歩きスマホにならないように、ガイドは必ず立ち止まって聞きましょう。ちなみに音声ガイドは、そのスポットにいれば何度でも再生できます。
おっと、各スポットでのガイドの最後では、期間限定で選手がキーワードを教えてくれます。この1kmコースには8つのスポットがあるので、つなげると8文字の言葉が完成します。このキーワードを完成させると……それは最後で!
名古屋在住のユウカさんですが、このエリアは初めて来たそう。市外から通っているトモキ君も初めてということで、「こんなところがあったんだね」などと身近な街を再発見。長年住んでいる街でも、意外と知らないことは多いので、こういう機会に学べるのはいいですね。
ということで、ゆっくりと歩きながら次のスポットへ。
歩いている間は、アプリのBGMはオン・オフが切り替え自由。おしゃべりを楽しみながら歩いてもいいですし、軽快なBGMを聴きながら巡るのもまた楽しいですね。と、程なく次のスポット、「浅間神社」に到着です。
このエリアは古い建物を生かしたカフェやレストラン、商店なども点在していて、寄り道をしながらゆっくり巡るにはちょうどいい感じ。時間や早さを競うものではないので、よさそうな店があったら寄ってみるのもいいでしょう。また、特に長距離のコースでは、適度に休憩を取って、水分補給やストレッチをするのも大事。ガイドの選手も、要所要所でストレッチや水分補給を促してくれます。
3番目のスポットは「四間道」。これ、どう読むか分かりますか? 答えは「しけみち」。その由来は、これも音声ガイドの楽しみにしておきましょう。どうしても先に知りたい人は各自検索! またこのコースは、神社とお寺が多いのが特徴の一つ。4番目のスポットは「子守地蔵尊」だったりして、自然と手を合わせる回数も増えますね。自然と気持ちも穏やかになってきます。
ゴール後にもお楽しみが……!?
5番目の「阿原山慶栄寺」あたりからは「円頓寺商店街」という、これまた風情ありまくりの商店街に差しかかります。昔ながらの喫茶店で休んでもいいし、おいしそうなごはんのお店もチラホラ。他にもお店がいくつもあるので、あちこち覗いてみたくなります。あくまでマイペースで楽しめるのがこのコンテンツの特徴なので、スポット以外の部分でもいろんな楽しみを見つけていきましょう。
6番目のスポットは「金刀比羅神社」。小さい神社ですが、ここの名物は「名古屋弁みくじ」。あ、確かにおみくじの言葉が名古屋弁になってますね。「恋愛 花には毒があるでよ」とか、「賭け やめときゃあ」とか。これは何とも味があって楽しい! ちなみにトモキ君は中吉、ユウカさんは吉でした。
さあ、ウォーキングもいよいよ終盤。と言っても1kmコースはホントにお手軽なんですけどね。商店街の中を歩いていって、7番目の「長久山圓頓寺」を抜けると、ラストは「圓頓寺商店街/武将モニュメント」。
交差点に信長・秀吉・家康の「三英傑」と水戸黄門、合わせて4体のモニュメントが設置されています。せっかくだから4人全員に挨拶していきましょうか。
ということで、四間道・那古野コースの1kmコースでは、8つのスポット全部を巡ってこのコースはコンプリート! さて、最初の方で言ってたキーワードですが、全部揃えると期間限定でツイッタープレゼントキャンペーンに応募できます。
キーワードをつなげたフレーズと、ゴールでの写真をTwitter でハッシュタグ「#名古屋ウェルネスウォーキング」とともに投稿すると、抽選でサイン入りレプリカユニフォームなどがプレゼントされます。なので、キーワードのメモとゴールでの写真は忘れずに! 詳しくはhttps://avex.jp/sarf-nagoya2021/をご参照ください。
コースの体験を終えたユウカさんは「初めて来た場所だったので、いろんなスポットに『ここだったんだ』って気づけたし、耳と目で鑑賞ができたので、楽しかったです」。トモキ君は「歴史的な風景が多くて、なおかついろいろなコースがあって、健康づくりもできて観光もできて、一石二鳥ですごくいいなと思いました」という感想。これから気候もよくなってくるので、天気のいい日にノンビリ歩きながら、そして寄り道もしながら、「SARF」の「ウェルネスウォーキング」を楽しむのはなかなかいい過ごし方だと思います。近郊在住の方も、また全国の方は観光のついでにでも、ぜひチャレンジしてみてください!
【名古屋ウェルネスウォーキング】
https://avex.jp/sarf-nagoya2021/
【名古屋グランパス】
https://nagoya-grampus.jp/
そもそも「SARF」って何?
今回使用するアプリ「SARF」とは「Sound Augmented Reality Format」の略で、アプリ内の好きなコンテンツから、表示されているスポットを周り、再生される音声や音楽を楽しむというもの。以前にも渋谷で展開された「AWALK」というコンテンツをご紹介したことがありますが、その後もコンテンツは増え続けていて、都内や地方都市の名所を探索するもの、アーティストとコラボしたもの、アニメなどのエンターテインメント作品とコラボしたものなど、多様な楽しみ方ができるようになっています。
(過去参照記事:渋谷の街がいつもと違って見える!? “音声AR体験”「AWALK」を体験してみた)
その中で今回体験するのは、「名古屋ウェルネスウォーキング~音声歴史探訪~ 四間道・那古野コース(1kmコース)」。風情のあるコースを歩きながら、今までにない体験で歴史を学び、さらに名古屋が好きになる……はず!
しかもこのコンテンツは、名古屋グランパスの選手たちが音声ガイドで参加しています。「名古屋ウェルネスウォーキング」には、今回体験する「四間道・那古野コース」と「熱田コース」の2種類があり、それぞれが1km、2km、3.5kmに分かれていて、計6種類のコースがあります。それぞれ音声ガイドの選手は違うので、好きな選手がいる場合は迷わずそこから始めましょう! もちろん、時間をかけて全選手制覇するのもアリ!
いよいよスタート! ゆっくりマイペースで!
ということで、1kmコースのスタート地点である「伊藤家住宅」に集合。この日はちょうど天気もよくて暖かく、絶好のSARF日和! 2人の行いがいいんですな。いかにも長い歴史を感じさせる入口の前に立って、スマホにインストールしていた「SARF」を起動すると、このコースのガイド役である稲垣祥選手の声が聞こえてきます。2020年からチームに加入し、昨年、2021年シーズンは日本代表にも初選出され、Jリーグ・ベストイレブン、Jリーグ優秀選手賞も獲得した稲垣選手のソフトな声がいいですねえ。
この「伊藤家住宅」、もちろんそのへんの伊藤さんの家ではありません。ここの伊藤さんは1614年に清須越しとともに移住した清須越商人で……おっと、あんまり詳しく説明すると、アプリの楽しみがなくなってしまいますね。なので詳細は現地で! 音声ガイドは、設定されている「音スポット」に着くと自動で画面が切り替わって再生されます。車も通る一般道路なので、歩きスマホにならないように、ガイドは必ず立ち止まって聞きましょう。ちなみに音声ガイドは、そのスポットにいれば何度でも再生できます。
おっと、各スポットでのガイドの最後では、期間限定で選手がキーワードを教えてくれます。この1kmコースには8つのスポットがあるので、つなげると8文字の言葉が完成します。このキーワードを完成させると……それは最後で!
名古屋在住のユウカさんですが、このエリアは初めて来たそう。市外から通っているトモキ君も初めてということで、「こんなところがあったんだね」などと身近な街を再発見。長年住んでいる街でも、意外と知らないことは多いので、こういう機会に学べるのはいいですね。
ということで、ゆっくりと歩きながら次のスポットへ。
歩いている間は、アプリのBGMはオン・オフが切り替え自由。おしゃべりを楽しみながら歩いてもいいですし、軽快なBGMを聴きながら巡るのもまた楽しいですね。と、程なく次のスポット、「浅間神社」に到着です。
このエリアは古い建物を生かしたカフェやレストラン、商店なども点在していて、寄り道をしながらゆっくり巡るにはちょうどいい感じ。時間や早さを競うものではないので、よさそうな店があったら寄ってみるのもいいでしょう。また、特に長距離のコースでは、適度に休憩を取って、水分補給やストレッチをするのも大事。ガイドの選手も、要所要所でストレッチや水分補給を促してくれます。
3番目のスポットは「四間道」。これ、どう読むか分かりますか? 答えは「しけみち」。その由来は、これも音声ガイドの楽しみにしておきましょう。どうしても先に知りたい人は各自検索! またこのコースは、神社とお寺が多いのが特徴の一つ。4番目のスポットは「子守地蔵尊」だったりして、自然と手を合わせる回数も増えますね。自然と気持ちも穏やかになってきます。
ゴール後にもお楽しみが……!?
5番目の「阿原山慶栄寺」あたりからは「円頓寺商店街」という、これまた風情ありまくりの商店街に差しかかります。昔ながらの喫茶店で休んでもいいし、おいしそうなごはんのお店もチラホラ。他にもお店がいくつもあるので、あちこち覗いてみたくなります。あくまでマイペースで楽しめるのがこのコンテンツの特徴なので、スポット以外の部分でもいろんな楽しみを見つけていきましょう。
6番目のスポットは「金刀比羅神社」。小さい神社ですが、ここの名物は「名古屋弁みくじ」。あ、確かにおみくじの言葉が名古屋弁になってますね。「恋愛 花には毒があるでよ」とか、「賭け やめときゃあ」とか。これは何とも味があって楽しい! ちなみにトモキ君は中吉、ユウカさんは吉でした。
さあ、ウォーキングもいよいよ終盤。と言っても1kmコースはホントにお手軽なんですけどね。商店街の中を歩いていって、7番目の「長久山圓頓寺」を抜けると、ラストは「圓頓寺商店街/武将モニュメント」。
交差点に信長・秀吉・家康の「三英傑」と水戸黄門、合わせて4体のモニュメントが設置されています。せっかくだから4人全員に挨拶していきましょうか。
ということで、四間道・那古野コースの1kmコースでは、8つのスポット全部を巡ってこのコースはコンプリート! さて、最初の方で言ってたキーワードですが、全部揃えると期間限定でツイッタープレゼントキャンペーンに応募できます。
キーワードをつなげたフレーズと、ゴールでの写真をTwitter でハッシュタグ「#名古屋ウェルネスウォーキング」とともに投稿すると、抽選でサイン入りレプリカユニフォームなどがプレゼントされます。なので、キーワードのメモとゴールでの写真は忘れずに! 詳しくはhttps://avex.jp/sarf-nagoya2021/をご参照ください。
コースの体験を終えたユウカさんは「初めて来た場所だったので、いろんなスポットに『ここだったんだ』って気づけたし、耳と目で鑑賞ができたので、楽しかったです」。トモキ君は「歴史的な風景が多くて、なおかついろいろなコースがあって、健康づくりもできて観光もできて、一石二鳥ですごくいいなと思いました」という感想。これから気候もよくなってくるので、天気のいい日にノンビリ歩きながら、そして寄り道もしながら、「SARF」の「ウェルネスウォーキング」を楽しむのはなかなかいい過ごし方だと思います。近郊在住の方も、また全国の方は観光のついでにでも、ぜひチャレンジしてみてください!
撮影 長谷英史
【名古屋ウェルネスウォーキング】
https://avex.jp/sarf-nagoya2021/
【名古屋グランパス】
https://nagoya-grampus.jp/
- WRITTEN BY高崎計三
- 1970年2月20日、福岡県生まれ。ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て2002年より有限会社ソリタリオ代表。編集&ライター。仕事も音楽の趣味も雑食。著書に『蹴りたがる女子』『プロレス そのとき、時代が動いた』(ともに実業之日本社)。