「スパガちゃんねる」が注目のSUPER☆GiRLSに「明日を信じてみたいって思える」ことを聞いてみた
今年デビュー10周年を迎えたSUPER☆GiRLS。通算25枚目となる夏のシングルが今年もリリース決定!
樋口なづなをセンターに迎えた「明日を信じてみたいって思えるよ」はキャッチーなメロディに、「どんな困難や悲しみがあっても全ての人は未来を信じて歩いていける」という前向きな言葉を乗せた、この時代だからこそのスパガからのメッセージソングです。
そのレコーディングやMV撮影はすべて「密」を避けるためひとりずつ行われ、MV映像では編集により全員がひとつになってパフォーマンスを見せてくれます。そんなこれまでにない状況下でリリースされる新曲についてと、YouTube公式チャンネル内でスタートしたバラエティ感あふれる「スパガちゃんねる」、さらにこの自粛期間中でのプライベートなどを、渡邉幸愛・金澤有希・石丸千賀・樋口なづなら4人にうかがいました!
コロナ禍の中でのリリースに、メンバーの思いは……。
──毎年夏のシングルをリリースしてきたスパガですけど、正直この夏はこのコロナウイルス禍もあって出せるか心配じゃなかったですか?
渡邉幸愛 そうですね……。今のこの状況もあってライブやイベントも中止になったりしたので、「MV撮影はもちろん、レコーディングも難しいんじゃないか?」という不安はずっとありました。だからリリースが決まったのは本当に嬉しかったです。
金澤有希 決まったのはすごく嬉しかったんですけど、どうやって届けることが出来るんだろう? という心配はありましたね。でもネットを通してとか、今出来るかぎりのことをひとつひとつやっていこうと思えるようになりましたね。
──リリースの決定がメンバーに伝わったのはいつごろでしょう。
渡邉 5月後半くらいかな? もともと6月11日に10周年記念のワンマンライブを予定していたので、そこに向けてずっとメンバーとスタッフさんの間でZOOM会議を行っていて、その中で発表されましたね。なづちゃんがセンターっていうのもそこで発表されて。
──ZOOM会議というのも今らしいですね。では樋口さんは自分が新曲のセンターだとカメラ越しに聞いたと。
樋口なづな そうなんです! それを聞いた瞬間、記憶が飛んだんじゃないかくらいの衝撃で、心臓の音しか聞こえなくて……。
──どんだけ衝撃だったんですか!
樋口 びっくりしすぎて、その事実を飲み込むまで時間かかりました(笑)。その後、SHOWROOMの特別配信で新曲でセンターを務めることを発表させてもらって、そこでファンの皆さんから「おめでとう!」って言葉をいただいて、やっと喜びを噛み締められるようになりましたね。
──センターは昨年のメンバー全員センター曲連続リリースの際にも経験されてますが、このタイミングでセンターというのは気持ちも違いますか?
樋口 そうですね、前回は加入してすぐだったので、右も左もわからない状態で。もちろん「センターはすごい事だ」ってのはわかっていたんですけど、こういう風にしたらセンター映えするとか全然わからなくって。あとから見返した時に「もっと考えて出来たな」と思えたんです。
──そんな後悔をふまえて今の自分をセンターを見せる機会だと。
樋口 まさかまたチャンスをいただけるとは思っていなかったんですけど、加入して時間が経ったからこその重みだったり、自分の見せ方とかがわかってきた今なので、成長した姿を届けたいなと思いました!
──ではスパガの皆さんZOOM会議で曲も発表されて、それぞれ個人で歌やダンスを覚えていく感じだったんですか?
渡邉 最初に「夏曲らしいリズム感あるキャッチーな曲調だけど、この時代に合わせたメッセージ性の強い曲」と説明していただきました。
石丸千賀 この曲を自分たちが表現するにあたって「歌詞をよく読みこんで、自分なりにどう表現するかというのを考えてきてください」ってZOOM会議で伝えていただいたんです。
──そうなんですか! いつもならレッスンで集まって作っていくところですよね。
石丸 あらためて歌詞を見て、わたしたちが歌を届ける側でありながらも、いただいたこの曲で元気をもらえる感じがしましたね。こんな今だからこそエネルギーを届けられる曲だなって思っていて、表現のひとつひとつをこれまで以上に大切に考えた一曲です。
金澤 歌詞がすごく深みがあって、メッセージソングなんですけど曲調はとても明るいので暗くならない、「しっとりしすぎないメッセージソング」という今だからこそ出せる曲だなって思いますね。ここ数ヶ月、明日からどうなるんだろう? って気持ちがすごく強かったんですけど、「夢があるから君がいるから明日を信じてみたいって思えるよ」ってフレーズが自分に響いて、「信じて歩んでいくしかないんだな」って思えて自分たちの曲に助けられましたね。
メンバー3人の思いにセンター樋口なづなも思わず涙……。
──この時期ならではのメッセージソングということで、センターの樋口さんもどう歌うか悩んだところはなかったですか?
樋口 最初に曲を聴いた時は、すごくキャッチーで盛り上がる曲かな、と思ったんです。でも、あらためて歌詞と照らし合わせて聴いた時に、ただ明るいだけじゃなくて、すごくエネルギーも感じるし、今の時期のせつなさも感じるところもあるなと思って。今なかなかファンの方と会えないじゃないですか? 仕事でつらいことがあったとか、そういう時にわたしたちに会ってその気持を解消してくれていた方もいらっしゃったと思うんですけど、この曲を通してそうしたファンの方の心の支えになれたら良いなと思いました。
──普段の夏曲が盛り上げ中心な中、今回は詞にシリアスさもあるだけにそれをセンターで歌うプレッシャーはありましたか?
樋口 そうですね、正直プレッシャーもあったんですけど、ここにいるメンバー3人含めて発表があってすぐにLINEを送ってくれて、それもすごく心の支えになりました。「自分でいいのかな」って気持ちはあったし、周りのメンバーはどう思ったんだろう? とか考えてしまったので、とても心強かったです!
──では皆さんは樋口さんがセンターと聞いてどう思われました?
渡邉 聞いた時も違和感はなくって、なづは4期として入りたてのころから出来上がっていて、ダンスも歌の表現力もアイドルとして大事なものある子だなって思っていたんです。10周年を迎えるこのタイミング、スパガが上に向かうこの時期に、大きく成長した4期にセンターを任せられると思うと、頼もしくなったなと思いました!
金澤 いつかはセンターに来る人だなと思っていたんですよ。リーダーも言っていましたけど、本当にアイドル性が高いですし、本人もアイドルが好きでアイドルになった子というのも大きい。あと表には見せないですけど、けっこう向上心もあって努力家で負けず嫌い。それはファンの方にも伝わっているのを感じていたし、聞いたときは嬉しかったですし、支えたいなって気持ちになりました。
石丸 もう二人に言われて出尽くしちゃったんですけど(笑)、なづの事尊敬している部分がいっぱいあって、ダンスのポーズひとつとってもすごくきまるんですよね。MV撮影でもめちゃくちゃきまっていてすごいな! って加入当初から思っていたので、そんな子がセンターになるとついていこうと思うし、同期ではあるもののなづの方が年下なので「ねえちゃんが後ろから支えたるよ!」って姉御魂みたいなのが突然芽生えましたね(笑)。
樋口 嬉しい……涙が出ちゃう~!
──あとMVもこの時期「密」を避けるために全員別々で撮影してるんですよね。
石丸 わたしは特にダンスの表現に力を入れているんですけど、いつもなら他のメンバーと一緒にレッスンしているうちに同じ方向性にまとまっていくんですよね。でも今回は他のメンバーが見られないから、「この表現で合っているのかな?」とか「他のメンバーはどう表現しているんだろう」と本当に迷いましたね。だからもうみんなを信じるしかない! って気持ちで撮影しました(笑)。でも完成したMV見たら、たぶん同じ気持ちで向いていたんじゃないかな?
渡邉 そうだね! 見た時は安心しました。
──ではMVも完成してはじめて全員揃ったところを見た感じですか?
石丸 そうなんです。収録のスタジオは同じだったんですけど、入り時間とかもバラバラだったんで、同じ日に撮っているけどぜんぜん合わないメンバーもいて。他のメンバーが踊っている時はアー写とったりメイクしたりしていたし、他の人がどうやって踊っているのかわからなかったので、MV見るのが緊張しました(笑)。
金澤 みんなエネルギッシュだったよね。
石丸 この曲をどう伝えよう、って気持ちがエネルギーいっぱいに表現されているような気がしました。
──これはこれで今しかない、他にない経験ですよね。ライブ出来るようになったらまた変わっていくんでしょうし。
渡邉 こういう素敵な曲に出会えたのもめぐり合わせというか、いろんなことが重なったタイミングならではの、見どころがすごくある曲だと思います。
──あとせっかくなのでカップリング曲についてもうかがいたいですが、まずは「Summer☆Wave!!!」。
渡邉 この「Summer☆Wave!!!」はこれまでのスパガの夏曲もいっぱい書いていただいた多田慎也さんが書いてくださったんですけど、歌詞を見てわかるとおり夏らしさ全開の、夏の恋を男性目線で描いた一曲です。そのシチュエーションが浮かぶ曲ではあるんですけど、その中にちょっと切なさや哀愁も表現されていて、弾けながらもせつなさがポイントかな。
石丸 歌い出しがあべちゃん(阿部夢梨)なんですけど、あべちゃんの歌声って芯が通っていて耳に入ってくるのが特徴的なんですよね。それで今回はいきなり歌い出しの「あれから会えなくなるなんてね」っていう歌詞から入ってきて「そうだよね!思ってなかったよね!!」って涙ぐんでしまいそうになるほど、感情が入り込む表現豊かな歌声が大好きで、そこだけ何度も巻き戻して聴いています!(笑)
──それともう1曲が「はっちゃけ!灼熱オトメ節」。
金澤 一度聴けばもうお祭りをイメージされると思うんですよね。ただそれだけでなくて、スパガは大阪出身のメンバーが多いんですけど、大阪弁でセリフ入っていたりとかメンバーの個性がわかるようになっていて聴いているだけでハッピーになります! お祭り騒ぎ、だけどアイドルっぽさもあって、メンバーがより好きになる曲ですね。
樋口 この曲はレコーディングするときに言われたのが、語尾に「~じゃないやい!」って歌詞があるんですけど、そこは即決でわたしに決まったって(笑)。兄がいて小さいころからよく喧嘩していたのもあって、けっこう口が乱暴じゃないですけど、そういう言い方したりするんで(笑)。「他のメンバーに振るとキャラ的なイメージが崩れるからなづにした」って言われましたね!(笑)
──「乱暴なこと言っても大丈夫」って、そんな安心感あるアイドルって普通いませんよ(笑)。
ドッキリに踊ってみたなど「スパガちゃんねる」にこれからも注目!
──さきほどメンバーの間でZOOM会議をやるようになった、という話もありましたが、スパガもこのコロナ禍の中で活動もネット中心になったりと変化してますね。
渡邉 まるはSHOWROOMでオーディションとか頑張ったり、なづはカラオケ100曲チャレンジやったりと、めちゃくちゃ頑張っています。
石丸 ネットはふだんライブに来られない方や海外お住いの方とか、会えない方に届けることが出来るのが利点だと思っていて、今だから伝えられる人たちにスパガを広めていきたいですね。SHOWROOMのイベントに参加しているのも、今までスパガ知らなかった方とか別の方に向けてきっかけになればいいなと思って、積極的に小さい脳みそをフル回転して頑張っています!幸愛ちゃんもめちゃめちゃ見に来てくれますし(笑)。
──アニメファンとか、これまでスパガを知らなかった層を開拓出来る強みが石丸さんにはありますしね。
石丸 でも本当にこの時期になってからスパガのファンになってくれた方もいて、やってよかったなと改めて思います。SHOWROOMでわたしのことを知ってくださって、そこからなづに行ったりとか(笑)。
──ファン持ってかれたんですか!
石丸 いいんです!スパガの窓口になるのはわたしの目標だったので、それが達成できたのかなというのはありますね。
──樋口さんもSHOWROOMによる「カラオケ100曲チャレンジ」、この取材の時点ではもうエンディング間近ですけども。
樋口 そうなんです! 今日であと6曲、これまで94曲歌ってきました!(その後7月26日に100曲達成!)
渡邉 すごいですよ~。わたし100曲やれっていったら断りますよ!(笑)。
樋口 でもここから見てくださった方もいて、新しくファンになった方を「○○新規」って言い方するじゃないですか。この機会に好きになってくれた人は「カラオケ配信新規」って呼ぶそうです(笑)。そんなに新しく見てくださる方が増えてくれると思ってなかったので、やりがいもすごく感じましたし、ファンと会えない中にも心の距離はすごく近くにいられたんじゃないかなと思います。
──ネットというと、YouTubeのSUPER☆GiRLS (iDOL Street公式)公式チャンネルで、本格的に「スパガちゃんねる」が始まりました。これまでの公式になかったバラエティ感たっぷりな内容で、現在アップされている中では、この時期ならではの「4ヶ月ぶりにみんなでダンスを踊ってみた」とか面白かったです!
渡邉 アハハ! アレはほんとに全員でのレッスンが出来てなくて、やっぱり体の感覚で覚えているものが多いので、ひさしぶりに踊るのは不安感ありましたね~。あの後はしっかり直しました!
──あと金澤さんがドッキリ仕掛けられる「ドッキリ!目隠しダンス!?」も。
金澤 ドッキリの仕返しは必ずします!皆が忘れたころにひとりずつ仕掛けてやります……。でもメンバーがふざけあったり楽屋のノリを見せられるような企画をこれからもやっていきたいですね!
渡邉 まだ最初の収録では言い回しが硬かったし、みんなでワキャワキャした方が見ている方も楽しいと思うので、もっとゆるくやっていきます! ZOOM会議でも「ああいう事したい、こういう事したい」っていうメンバーの意見をまとめていますので、今後楽しみにしてください!
──あと石丸さんは積極的に「踊ってみた」動画をあげてますよね。
石丸 前からやりたかったんです! スパガ第4章になってから、最初の一年でめちゃめちゃ曲をいただいたんですけど、なかなか披露する機会もない状況なのでYouTubeを通してスパガって新しい曲いっぱいあるんだよって知ってほしかったんです。それにファンの方もじっくり見て振り付け出来るようになったら面白いかなって思って、スローテンポや反転を入れたりするようにして、少しでもおうち時間の充実になってくれれば嬉しいです!
メンバーそれぞれの「明日を信じてみたいって思える」生きがいは?
──みなさんはここ数ヶ月で生活の変化はありましたか? 家にいる時間が長くなって、何か新しく趣味が出来たとか。
石丸 家でやっていることというと、もともと趣味だったアニメを見るのは相変わらずなんですけど、日本折紙検定会員なので100枚の折り紙を折って、それを5時間かけて動画撮ってツイッターに載せたりとかしていましたね(笑)。
石丸 あとは自分のパフォーマンスを上げるために、この自粛期間にいろんなアーティストさんがいろんなライブ映像あげていらっしゃったので、それをジャンル問わず見てどういう見せ方が響くのか、勝手に研究会やっていました!
渡邉 わたしは以前『咲-saki-阿知賀編』って映画に出させていただいて、その時麻雀を覚えたんですけど、そこからやる機会があまりなかったので、あらためて取り組もうと思って麻雀をひたすらやっていました。役とか覚え直して、オンライン麻雀で戦って昇格したり(笑)。
──え、渡邉さんどこかでオンライン麻雀やってるんですか?
渡邉 はい!やっています。やっぱり実戦もやりたいので、自分で麻雀牌とマットのセットも買って役を並べて研究しています。かなり上達したので、早く実際に打ちたいですね~。
金澤 わたしはお料理をすることが増えましたね。今までは買うか外食するかだったんですけど、時間があったので食材お買い物して、アプリとかTwitterの情報見てはじめて作る料理が増えましたね。
──ちなみに得意料理は?
金澤 すっごい庶民的というか、名前もわかんないんですけど、じゃがいもとウインナーのオイスターソース炒めです。(笑)あとかぼちゃを使ったバターソテーとか何回も作っています。やってみたら意外と、というかすごく楽しくって。でも食べるころには疲れちゃうんですよね……食べるんですけど!
樋口 わたしも料理系なんですけど、自粛期間にワッフルメーカーを買って何回もワッフル作ったんです。ただ、デコボコだからだと思うんですけど腹持ちがめちゃくちゃ悪いんですよね。
──ワッフルってそんなお腹持たないですかね?
樋口 食べても食べてもお腹に溜まらなくて、一食に6個くらい食べちゃうようになっちゃって「これはやばい!」と思って(笑)。改善策を調べたら、おからパウダーを入れたら腹持ちがよくなると聞いて、実際やったら本当によくて、他の料理にも使えるし、ダイエットにもいいらしいので、おからパウダーにハマりました!
──じゃあワッフルは今も食べてるんですね(笑)。
樋口 食べない日がないです! まとめて作って冷凍して食べています。
──では最後に、今回のシングルのタイトル「明日を信じてみたいって思えるよ」に強引に引っ掛けまして、みなさんの「これがあれば明日を信じてみたい! 明日も生きていける! と思えるような生きがい」を教えてもらっていいですか?
金澤 そうですね……最近自分の中で楽しみにしていることは、海外ドラマなんです。それが楽しみすぎて、今まで家に帰るとダラダラしちゃっていたのが、帰ったらすぐご飯食べてお風呂に入って、いつでも寝落ち出来るようにしてドラマを見るようになりましたね。
──金澤さん、ご飯作るようになり、お風呂も早くなりと生活のクオリティ上がったんじゃないですか? ちなみにおすすめのドラマは?
金澤 『愛の不時着』です!(笑)
渡邉 わたしはなんだろうな~? あえて言えば、この後ごはんを何食べるか考えている時が幸せで、それを考えるのが生きがいですね! 食べている時は満たされちゃうんですよね~。あとは犬が好きなのでワンちゃんの動画に埋もれるのも生きがいです。
石丸 わたしSHOWROOMの番組の中で、何かの節々でファンの皆さんとカンパイするんですよ。わたしは二十歳を越えているので、お酒はたしなむ程度飲めるので。SHOWROOMイベント1位通過の時とか、「いしまるちかんぱーい!」ってやるんです。それが私のルームでいちばん盛り上がる瞬間なんですよね。ちょっとしたことですけど、みんなと言葉を交わして頑張ろうと思えるし、一回でもこの乾杯が出来るように頑張りたいと思えますね。
──ちなみに好きなお酒は?
石丸 バーボンのジムビームのハイボールです!(笑)
──やっぱり食べ物系が増えてきますね。では樋口さんは?
樋口 わたし最近ほっけにもハマっていて。ほっけの塩焼きなんですけど、それを溜め買いして冷凍しておいて、次の日の朝に食べるのを生きがいにしています。
──え、さっきの話の感じだとワッフルと一緒に食べるんですか?
樋口 そうです!ワッフル一個とご飯少しとほっけとカフェオレってのが美味しいです!
──すごい組み合わせだ!
樋口 あっ、あとひとつハマったのがあって、今まで豆腐が苦手だったんですよ! 味付けてあるのはいいんですけど、冷奴とか豆腐そのものの味が得意ではなくて……。でも最近克服して溜め買いしています!
──樋口さんちの冷蔵庫にはワッフルとほっけと豆腐が備蓄されてるんですね(笑)。
樋口 溜めておかないと気がすまないんですよ~。それで料理法もいろいろ編み出しているんですけど、いちばんおすすめなのは、豆腐をレンジでチンして水分を切って、ドリアのお皿に並べて納豆を乗せて、さらにケチャップとネギとチーズを乗せてトースターで焼く「豆腐ドリア」です! 美味しいのでやってくださいね!
──金澤vs樋口の料理対決とかもYouTubeでいずれ見られそうですね。では最後にリーダーからひとことお願いします!
渡邉 今年はSUPER☆GiRLS10周年イヤーで、もっとにぎやかにファンのみなさんに感謝を伝えて楽しい一年にしたかったんですけど、今は出来ることを出来るかたちで、みなさんに楽しい時間を届けていきたいと思います。そして溜まっている思いは、ライブが出来ない状況が終わった時に踊り狂って爆発させたいと思っています!(笑)
25th Single「明日を信じてみたいって思えるよ」
2020.08.05 on sale!!
【CD+Blu-ray】¥2,000 (税込)
【CD Only】¥1,200 (税込)
【SUPER☆GiRLS(スパガ) Official Website】
https://supergirls.jp/
【SUPER☆GiRLS twitter】
https://twitter.com/SUPERGiRLS_AMG
【SUPER☆GiRLS Instagram】
https://www.instagram.com/insupergram/
【スパガちゃんねる】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLoytJErGJPvdyYCMmc3BR5rHF-BkpX9YJ
樋口なづなをセンターに迎えた「明日を信じてみたいって思えるよ」はキャッチーなメロディに、「どんな困難や悲しみがあっても全ての人は未来を信じて歩いていける」という前向きな言葉を乗せた、この時代だからこそのスパガからのメッセージソングです。
そのレコーディングやMV撮影はすべて「密」を避けるためひとりずつ行われ、MV映像では編集により全員がひとつになってパフォーマンスを見せてくれます。そんなこれまでにない状況下でリリースされる新曲についてと、YouTube公式チャンネル内でスタートしたバラエティ感あふれる「スパガちゃんねる」、さらにこの自粛期間中でのプライベートなどを、渡邉幸愛・金澤有希・石丸千賀・樋口なづなら4人にうかがいました!
コロナ禍の中でのリリースに、メンバーの思いは……。
──毎年夏のシングルをリリースしてきたスパガですけど、正直この夏はこのコロナウイルス禍もあって出せるか心配じゃなかったですか?
渡邉幸愛 そうですね……。今のこの状況もあってライブやイベントも中止になったりしたので、「MV撮影はもちろん、レコーディングも難しいんじゃないか?」という不安はずっとありました。だからリリースが決まったのは本当に嬉しかったです。
金澤有希 決まったのはすごく嬉しかったんですけど、どうやって届けることが出来るんだろう? という心配はありましたね。でもネットを通してとか、今出来るかぎりのことをひとつひとつやっていこうと思えるようになりましたね。
──リリースの決定がメンバーに伝わったのはいつごろでしょう。
渡邉 5月後半くらいかな? もともと6月11日に10周年記念のワンマンライブを予定していたので、そこに向けてずっとメンバーとスタッフさんの間でZOOM会議を行っていて、その中で発表されましたね。なづちゃんがセンターっていうのもそこで発表されて。
──ZOOM会議というのも今らしいですね。では樋口さんは自分が新曲のセンターだとカメラ越しに聞いたと。
樋口なづな そうなんです! それを聞いた瞬間、記憶が飛んだんじゃないかくらいの衝撃で、心臓の音しか聞こえなくて……。
──どんだけ衝撃だったんですか!
樋口 びっくりしすぎて、その事実を飲み込むまで時間かかりました(笑)。その後、SHOWROOMの特別配信で新曲でセンターを務めることを発表させてもらって、そこでファンの皆さんから「おめでとう!」って言葉をいただいて、やっと喜びを噛み締められるようになりましたね。
──センターは昨年のメンバー全員センター曲連続リリースの際にも経験されてますが、このタイミングでセンターというのは気持ちも違いますか?
樋口 そうですね、前回は加入してすぐだったので、右も左もわからない状態で。もちろん「センターはすごい事だ」ってのはわかっていたんですけど、こういう風にしたらセンター映えするとか全然わからなくって。あとから見返した時に「もっと考えて出来たな」と思えたんです。
──そんな後悔をふまえて今の自分をセンターを見せる機会だと。
樋口 まさかまたチャンスをいただけるとは思っていなかったんですけど、加入して時間が経ったからこその重みだったり、自分の見せ方とかがわかってきた今なので、成長した姿を届けたいなと思いました!
──ではスパガの皆さんZOOM会議で曲も発表されて、それぞれ個人で歌やダンスを覚えていく感じだったんですか?
渡邉 最初に「夏曲らしいリズム感あるキャッチーな曲調だけど、この時代に合わせたメッセージ性の強い曲」と説明していただきました。
石丸千賀 この曲を自分たちが表現するにあたって「歌詞をよく読みこんで、自分なりにどう表現するかというのを考えてきてください」ってZOOM会議で伝えていただいたんです。
──そうなんですか! いつもならレッスンで集まって作っていくところですよね。
石丸 あらためて歌詞を見て、わたしたちが歌を届ける側でありながらも、いただいたこの曲で元気をもらえる感じがしましたね。こんな今だからこそエネルギーを届けられる曲だなって思っていて、表現のひとつひとつをこれまで以上に大切に考えた一曲です。
金澤 歌詞がすごく深みがあって、メッセージソングなんですけど曲調はとても明るいので暗くならない、「しっとりしすぎないメッセージソング」という今だからこそ出せる曲だなって思いますね。ここ数ヶ月、明日からどうなるんだろう? って気持ちがすごく強かったんですけど、「夢があるから君がいるから明日を信じてみたいって思えるよ」ってフレーズが自分に響いて、「信じて歩んでいくしかないんだな」って思えて自分たちの曲に助けられましたね。
メンバー3人の思いにセンター樋口なづなも思わず涙……。
──この時期ならではのメッセージソングということで、センターの樋口さんもどう歌うか悩んだところはなかったですか?
樋口 最初に曲を聴いた時は、すごくキャッチーで盛り上がる曲かな、と思ったんです。でも、あらためて歌詞と照らし合わせて聴いた時に、ただ明るいだけじゃなくて、すごくエネルギーも感じるし、今の時期のせつなさも感じるところもあるなと思って。今なかなかファンの方と会えないじゃないですか? 仕事でつらいことがあったとか、そういう時にわたしたちに会ってその気持を解消してくれていた方もいらっしゃったと思うんですけど、この曲を通してそうしたファンの方の心の支えになれたら良いなと思いました。
──普段の夏曲が盛り上げ中心な中、今回は詞にシリアスさもあるだけにそれをセンターで歌うプレッシャーはありましたか?
樋口 そうですね、正直プレッシャーもあったんですけど、ここにいるメンバー3人含めて発表があってすぐにLINEを送ってくれて、それもすごく心の支えになりました。「自分でいいのかな」って気持ちはあったし、周りのメンバーはどう思ったんだろう? とか考えてしまったので、とても心強かったです!
──では皆さんは樋口さんがセンターと聞いてどう思われました?
渡邉 聞いた時も違和感はなくって、なづは4期として入りたてのころから出来上がっていて、ダンスも歌の表現力もアイドルとして大事なものある子だなって思っていたんです。10周年を迎えるこのタイミング、スパガが上に向かうこの時期に、大きく成長した4期にセンターを任せられると思うと、頼もしくなったなと思いました!
金澤 いつかはセンターに来る人だなと思っていたんですよ。リーダーも言っていましたけど、本当にアイドル性が高いですし、本人もアイドルが好きでアイドルになった子というのも大きい。あと表には見せないですけど、けっこう向上心もあって努力家で負けず嫌い。それはファンの方にも伝わっているのを感じていたし、聞いたときは嬉しかったですし、支えたいなって気持ちになりました。
石丸 もう二人に言われて出尽くしちゃったんですけど(笑)、なづの事尊敬している部分がいっぱいあって、ダンスのポーズひとつとってもすごくきまるんですよね。MV撮影でもめちゃくちゃきまっていてすごいな! って加入当初から思っていたので、そんな子がセンターになるとついていこうと思うし、同期ではあるもののなづの方が年下なので「ねえちゃんが後ろから支えたるよ!」って姉御魂みたいなのが突然芽生えましたね(笑)。
樋口 嬉しい……涙が出ちゃう~!
──あとMVもこの時期「密」を避けるために全員別々で撮影してるんですよね。
石丸 わたしは特にダンスの表現に力を入れているんですけど、いつもなら他のメンバーと一緒にレッスンしているうちに同じ方向性にまとまっていくんですよね。でも今回は他のメンバーが見られないから、「この表現で合っているのかな?」とか「他のメンバーはどう表現しているんだろう」と本当に迷いましたね。だからもうみんなを信じるしかない! って気持ちで撮影しました(笑)。でも完成したMV見たら、たぶん同じ気持ちで向いていたんじゃないかな?
渡邉 そうだね! 見た時は安心しました。
──ではMVも完成してはじめて全員揃ったところを見た感じですか?
石丸 そうなんです。収録のスタジオは同じだったんですけど、入り時間とかもバラバラだったんで、同じ日に撮っているけどぜんぜん合わないメンバーもいて。他のメンバーが踊っている時はアー写とったりメイクしたりしていたし、他の人がどうやって踊っているのかわからなかったので、MV見るのが緊張しました(笑)。
金澤 みんなエネルギッシュだったよね。
石丸 この曲をどう伝えよう、って気持ちがエネルギーいっぱいに表現されているような気がしました。
──これはこれで今しかない、他にない経験ですよね。ライブ出来るようになったらまた変わっていくんでしょうし。
渡邉 こういう素敵な曲に出会えたのもめぐり合わせというか、いろんなことが重なったタイミングならではの、見どころがすごくある曲だと思います。
──あとせっかくなのでカップリング曲についてもうかがいたいですが、まずは「Summer☆Wave!!!」。
渡邉 この「Summer☆Wave!!!」はこれまでのスパガの夏曲もいっぱい書いていただいた多田慎也さんが書いてくださったんですけど、歌詞を見てわかるとおり夏らしさ全開の、夏の恋を男性目線で描いた一曲です。そのシチュエーションが浮かぶ曲ではあるんですけど、その中にちょっと切なさや哀愁も表現されていて、弾けながらもせつなさがポイントかな。
石丸 歌い出しがあべちゃん(阿部夢梨)なんですけど、あべちゃんの歌声って芯が通っていて耳に入ってくるのが特徴的なんですよね。それで今回はいきなり歌い出しの「あれから会えなくなるなんてね」っていう歌詞から入ってきて「そうだよね!思ってなかったよね!!」って涙ぐんでしまいそうになるほど、感情が入り込む表現豊かな歌声が大好きで、そこだけ何度も巻き戻して聴いています!(笑)
──それともう1曲が「はっちゃけ!灼熱オトメ節」。
金澤 一度聴けばもうお祭りをイメージされると思うんですよね。ただそれだけでなくて、スパガは大阪出身のメンバーが多いんですけど、大阪弁でセリフ入っていたりとかメンバーの個性がわかるようになっていて聴いているだけでハッピーになります! お祭り騒ぎ、だけどアイドルっぽさもあって、メンバーがより好きになる曲ですね。
樋口 この曲はレコーディングするときに言われたのが、語尾に「~じゃないやい!」って歌詞があるんですけど、そこは即決でわたしに決まったって(笑)。兄がいて小さいころからよく喧嘩していたのもあって、けっこう口が乱暴じゃないですけど、そういう言い方したりするんで(笑)。「他のメンバーに振るとキャラ的なイメージが崩れるからなづにした」って言われましたね!(笑)
──「乱暴なこと言っても大丈夫」って、そんな安心感あるアイドルって普通いませんよ(笑)。
ドッキリに踊ってみたなど「スパガちゃんねる」にこれからも注目!
──さきほどメンバーの間でZOOM会議をやるようになった、という話もありましたが、スパガもこのコロナ禍の中で活動もネット中心になったりと変化してますね。
渡邉 まるはSHOWROOMでオーディションとか頑張ったり、なづはカラオケ100曲チャレンジやったりと、めちゃくちゃ頑張っています。
石丸 ネットはふだんライブに来られない方や海外お住いの方とか、会えない方に届けることが出来るのが利点だと思っていて、今だから伝えられる人たちにスパガを広めていきたいですね。SHOWROOMのイベントに参加しているのも、今までスパガ知らなかった方とか別の方に向けてきっかけになればいいなと思って、積極的に小さい脳みそをフル回転して頑張っています!幸愛ちゃんもめちゃめちゃ見に来てくれますし(笑)。
──アニメファンとか、これまでスパガを知らなかった層を開拓出来る強みが石丸さんにはありますしね。
石丸 でも本当にこの時期になってからスパガのファンになってくれた方もいて、やってよかったなと改めて思います。SHOWROOMでわたしのことを知ってくださって、そこからなづに行ったりとか(笑)。
──ファン持ってかれたんですか!
石丸 いいんです!スパガの窓口になるのはわたしの目標だったので、それが達成できたのかなというのはありますね。
──樋口さんもSHOWROOMによる「カラオケ100曲チャレンジ」、この取材の時点ではもうエンディング間近ですけども。
樋口 そうなんです! 今日であと6曲、これまで94曲歌ってきました!(その後7月26日に100曲達成!)
渡邉 すごいですよ~。わたし100曲やれっていったら断りますよ!(笑)。
樋口 でもここから見てくださった方もいて、新しくファンになった方を「○○新規」って言い方するじゃないですか。この機会に好きになってくれた人は「カラオケ配信新規」って呼ぶそうです(笑)。そんなに新しく見てくださる方が増えてくれると思ってなかったので、やりがいもすごく感じましたし、ファンと会えない中にも心の距離はすごく近くにいられたんじゃないかなと思います。
──ネットというと、YouTubeのSUPER☆GiRLS (iDOL Street公式)公式チャンネルで、本格的に「スパガちゃんねる」が始まりました。これまでの公式になかったバラエティ感たっぷりな内容で、現在アップされている中では、この時期ならではの「4ヶ月ぶりにみんなでダンスを踊ってみた」とか面白かったです!
渡邉 アハハ! アレはほんとに全員でのレッスンが出来てなくて、やっぱり体の感覚で覚えているものが多いので、ひさしぶりに踊るのは不安感ありましたね~。あの後はしっかり直しました!
──あと金澤さんがドッキリ仕掛けられる「ドッキリ!目隠しダンス!?」も。
金澤 ドッキリの仕返しは必ずします!皆が忘れたころにひとりずつ仕掛けてやります……。でもメンバーがふざけあったり楽屋のノリを見せられるような企画をこれからもやっていきたいですね!
渡邉 まだ最初の収録では言い回しが硬かったし、みんなでワキャワキャした方が見ている方も楽しいと思うので、もっとゆるくやっていきます! ZOOM会議でも「ああいう事したい、こういう事したい」っていうメンバーの意見をまとめていますので、今後楽しみにしてください!
──あと石丸さんは積極的に「踊ってみた」動画をあげてますよね。
石丸 前からやりたかったんです! スパガ第4章になってから、最初の一年でめちゃめちゃ曲をいただいたんですけど、なかなか披露する機会もない状況なのでYouTubeを通してスパガって新しい曲いっぱいあるんだよって知ってほしかったんです。それにファンの方もじっくり見て振り付け出来るようになったら面白いかなって思って、スローテンポや反転を入れたりするようにして、少しでもおうち時間の充実になってくれれば嬉しいです!
メンバーそれぞれの「明日を信じてみたいって思える」生きがいは?
──みなさんはここ数ヶ月で生活の変化はありましたか? 家にいる時間が長くなって、何か新しく趣味が出来たとか。
石丸 家でやっていることというと、もともと趣味だったアニメを見るのは相変わらずなんですけど、日本折紙検定会員なので100枚の折り紙を折って、それを5時間かけて動画撮ってツイッターに載せたりとかしていましたね(笑)。
【 Slinky 】
— S☆G 石丸千賀 (@SG4_CHIKA) April 19, 2020
計100枚・10色(スパガのメンバーカラー)の折り紙でスリンキーを折ってみた。の一部始終を動画撮ってみた。からの夜な夜な編集してみた!!#StayHome #Origami #おうち時間 #おうちで折り紙#うちで過ごそう#スパガ pic.twitter.com/OfaYV6kggv
石丸 あとは自分のパフォーマンスを上げるために、この自粛期間にいろんなアーティストさんがいろんなライブ映像あげていらっしゃったので、それをジャンル問わず見てどういう見せ方が響くのか、勝手に研究会やっていました!
渡邉 わたしは以前『咲-saki-阿知賀編』って映画に出させていただいて、その時麻雀を覚えたんですけど、そこからやる機会があまりなかったので、あらためて取り組もうと思って麻雀をひたすらやっていました。役とか覚え直して、オンライン麻雀で戦って昇格したり(笑)。
──え、渡邉さんどこかでオンライン麻雀やってるんですか?
渡邉 はい!やっています。やっぱり実戦もやりたいので、自分で麻雀牌とマットのセットも買って役を並べて研究しています。かなり上達したので、早く実際に打ちたいですね~。
金澤 わたしはお料理をすることが増えましたね。今までは買うか外食するかだったんですけど、時間があったので食材お買い物して、アプリとかTwitterの情報見てはじめて作る料理が増えましたね。
──ちなみに得意料理は?
金澤 すっごい庶民的というか、名前もわかんないんですけど、じゃがいもとウインナーのオイスターソース炒めです。(笑)あとかぼちゃを使ったバターソテーとか何回も作っています。やってみたら意外と、というかすごく楽しくって。でも食べるころには疲れちゃうんですよね……食べるんですけど!
樋口 わたしも料理系なんですけど、自粛期間にワッフルメーカーを買って何回もワッフル作ったんです。ただ、デコボコだからだと思うんですけど腹持ちがめちゃくちゃ悪いんですよね。
──ワッフルってそんなお腹持たないですかね?
樋口 食べても食べてもお腹に溜まらなくて、一食に6個くらい食べちゃうようになっちゃって「これはやばい!」と思って(笑)。改善策を調べたら、おからパウダーを入れたら腹持ちがよくなると聞いて、実際やったら本当によくて、他の料理にも使えるし、ダイエットにもいいらしいので、おからパウダーにハマりました!
──じゃあワッフルは今も食べてるんですね(笑)。
樋口 食べない日がないです! まとめて作って冷凍して食べています。
──では最後に、今回のシングルのタイトル「明日を信じてみたいって思えるよ」に強引に引っ掛けまして、みなさんの「これがあれば明日を信じてみたい! 明日も生きていける! と思えるような生きがい」を教えてもらっていいですか?
金澤 そうですね……最近自分の中で楽しみにしていることは、海外ドラマなんです。それが楽しみすぎて、今まで家に帰るとダラダラしちゃっていたのが、帰ったらすぐご飯食べてお風呂に入って、いつでも寝落ち出来るようにしてドラマを見るようになりましたね。
──金澤さん、ご飯作るようになり、お風呂も早くなりと生活のクオリティ上がったんじゃないですか? ちなみにおすすめのドラマは?
金澤 『愛の不時着』です!(笑)
渡邉 わたしはなんだろうな~? あえて言えば、この後ごはんを何食べるか考えている時が幸せで、それを考えるのが生きがいですね! 食べている時は満たされちゃうんですよね~。あとは犬が好きなのでワンちゃんの動画に埋もれるのも生きがいです。
石丸 わたしSHOWROOMの番組の中で、何かの節々でファンの皆さんとカンパイするんですよ。わたしは二十歳を越えているので、お酒はたしなむ程度飲めるので。SHOWROOMイベント1位通過の時とか、「いしまるちかんぱーい!」ってやるんです。それが私のルームでいちばん盛り上がる瞬間なんですよね。ちょっとしたことですけど、みんなと言葉を交わして頑張ろうと思えるし、一回でもこの乾杯が出来るように頑張りたいと思えますね。
──ちなみに好きなお酒は?
石丸 バーボンのジムビームのハイボールです!(笑)
──やっぱり食べ物系が増えてきますね。では樋口さんは?
樋口 わたし最近ほっけにもハマっていて。ほっけの塩焼きなんですけど、それを溜め買いして冷凍しておいて、次の日の朝に食べるのを生きがいにしています。
──え、さっきの話の感じだとワッフルと一緒に食べるんですか?
樋口 そうです!ワッフル一個とご飯少しとほっけとカフェオレってのが美味しいです!
──すごい組み合わせだ!
樋口 あっ、あとひとつハマったのがあって、今まで豆腐が苦手だったんですよ! 味付けてあるのはいいんですけど、冷奴とか豆腐そのものの味が得意ではなくて……。でも最近克服して溜め買いしています!
──樋口さんちの冷蔵庫にはワッフルとほっけと豆腐が備蓄されてるんですね(笑)。
樋口 溜めておかないと気がすまないんですよ~。それで料理法もいろいろ編み出しているんですけど、いちばんおすすめなのは、豆腐をレンジでチンして水分を切って、ドリアのお皿に並べて納豆を乗せて、さらにケチャップとネギとチーズを乗せてトースターで焼く「豆腐ドリア」です! 美味しいのでやってくださいね!
──金澤vs樋口の料理対決とかもYouTubeでいずれ見られそうですね。では最後にリーダーからひとことお願いします!
渡邉 今年はSUPER☆GiRLS10周年イヤーで、もっとにぎやかにファンのみなさんに感謝を伝えて楽しい一年にしたかったんですけど、今は出来ることを出来るかたちで、みなさんに楽しい時間を届けていきたいと思います。そして溜まっている思いは、ライブが出来ない状況が終わった時に踊り狂って爆発させたいと思っています!(笑)
撮影 長谷英史
25th Single「明日を信じてみたいって思えるよ」
2020.08.05 on sale!!
【CD+Blu-ray】¥2,000 (税込)
【CD Only】¥1,200 (税込)
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- WRITTEN BY大坪 ケムタ(オオツボ ケムタ)
- アイドル・プロレス・B級グルメから大人方面と一見幅広いようで狭いジャンルを手がけるフリーライター。著作にゆるめるモ!田家大知Pとの共著「ゼロからでも始められるアイドル運営」(コア新書)、「SKE48裏ヒストリーファン公式教本」(白夜書房)など。