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SOLIDEMO、K-1選手に挑戦!?

2018.06.13
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イケメン
K-1
全員の身長が180cm以上の8人組男性ボーカルグループ“SOLIDEMO”(ソリディーモ)。
もうコラムではおなじみですね。

【過去参照記事:【男性閲覧注意】 萌えるシチュエーション(※ただしイケメンに限る)を イケメンばかりの“SOLIDEMO”でやってみた。 → http://avexnet.jp/column_detail.php?id=1000039
 
【過去参照記事:【お正月コラボ】イケメン“SOLIDEMO(ソリディーモ)”×餅つき!! → http://avexnet.jp/column_detail.php?id=1000133


いつもいろいろ挑戦してくれるSOLIDEMO。リーダーのシュネルが、プロを目指しちゃうくらいキックボクシングにはまってると聞き、ぜひお手並み拝見!ということで、来てもらったのは
K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ(http://k-1gym.com/sancha/)。このジムは現役時代の魔裟斗選手が所属していたことでも知られ、魔裟斗選手引退後も数々の強豪を輩出しててきた名門中の名門だ。
今回ジムを訪れたのは、シュネル、佐々木和也、手島章斗、木全寛幸の4人。
 
メンバーたちを迎え入れてくれたのはシルバーウルフで練習を積んでいる城戸康裕選手だ。
 


城戸選手はK-1スーパー・ウェルター級(70kg)のトップファイターとして活躍を続け、2017年には同階級の世界トーナメント(※第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント)で準優勝を果たしている日本屈指の実力者。現在はウェルター級(67.5kg)に階級を下げて、今もなおK-1をけん引するファイターの一人として確固たる地位を築いている。また強さはもちろん、試合前の記者会見や紹介VTRでは必ず笑いを取って会場を沸かせることから“キング・オブ・エンターテイナー”の異名を持つ唯一無二のK-1ファイタ―だ。


日本のトップファイターが直接指導!




まずはシュネルと佐々木が城戸選手からパンチやキックを教わる“K-1体験入門”に挑戦。応援として参加した手島と木全が見守る中、城戸選手による体験入門がスタートした。
 
 

城戸選手の指導はK-1における基本の構えと足のステップからスタート。続いてパンチの基本となるジャブ・ストレートのいわゆるワンツーの打ち方へと続き、さらには横から打つフック・下から突き上げるアッパーと続いた。格闘技未経験者の佐々木は最初こそ動きがぎこちなかったものの、城戸選手から「腰の動きや骨盤の動きを意識してみてください」「顔の向きや重心を考えて」「身体の軸を移動させること」「コンパクトに打ってみてください」とアドバイスを受けると、みるみるうちに動きが様になっていく。


“応援”のはずだったメンバーも急きょ飛び入り参加!



城戸選手の指導も段々と熱を帯び、パンチの次はキックの指導が始まる。パンチよりも動作の大きいキックは動きもダイナミックで、さすが空手・キックボクシング経験者のシュネルは華麗なフォームで蹴りを繰り出していく。一方、飛び入り参加の手島は思わずキックの勢い余って転んでしまうのだが…城戸選手からは「ナイス!」の声が。上手く蹴るコツは身体全体を使って自分が一周してしまうくらい蹴ることが重要なのだ。まさかのお褒めの言葉をいただいた手島は急遽、本格的に体験入門に参加することに。



一通りパンチとキックの指導が終わると、全員で鏡を見ながらパンチとキックを自分の好きなように出していくシャドーボクシングへ。「何となく自分の頭の中でカッコいいと思う動きは正しい動き。それをイメージしてやってみましょう」という城戸選手のかけ声の中、メンバーたちは黙々とパンチとキックを繰り返す。そして最後は城戸選手「これができれば誰でも試合に出れます!」、メンバー「いや!いや!」というやりとりで体験入門の基礎練習は終了した。



パンチとキックの打ち方を教わった面々はいよいよ実戦練習=ミット打ちへ。ボディプロテクター&ミットを持った城戸選手がリングに上がると、最初にミット打ちに挑戦したのはシュネル。

城戸選手の持つミットに鋭いジャブ・ストレート・ミドルキックを叩き込んでいくと、リングサイドで見ていたメンバーからは「かっこいい!」と驚きの声が上がる。



続いては佐々木がミット打ちに挑戦。
初めてのミット打ちに悪戦苦闘の佐々木だったが、運動神経の良さを発揮し、城戸のマンツーマン指導でリズミカルなパンチとキックを繰り出していった。
 
…と、当初はここでミット打ちは終了のはずだったが、シュネル・佐々木のミット打ちに触発された手島は佐々木からトレーニングウェアを借りてリングイン。



「これは楽しい!」と言いながら、城戸選手のミットにパンチとキックをひたすら打ち込んでいく。手島が満足げにリングを降りると、一通りメンバーのミットを持ち終えた城戸選手が「最後は逆に僕のキックをミットで受けてみますか?」とミット打ちならぬミット受けを提案。ここまでメンバーたちの体験入門を見学していた木全に白羽の矢が立つ。
 
「ええーー! 本当にやるんですか!?」と半信半疑のまま、半ば強引にメンバーたちにリングに押し入れられ、恐る恐る両手にミットを持つ木全。城戸選手は木全にキックの安全な受け方を教えると、一旦、息を大きく整えて木全の持つミットにキックを一閃! 



軽く蹴った一発だったが、木全は後方に大きく吹っ飛んでメンバーは大爆笑。



「絶対に耐えてやろうと思って構えていたのに無理!」とK-1ファイターの一撃に驚きを隠せなかった。


“経験者”シュネル、リングで城戸選手と対決!?



いよいよクライマックス!シュネルと城戸選手によるマススパーリング(※軽く相手に攻撃を当てるだけの対人練習)だ。「骨は拾います!」「あとのことは僕たちに任せてください!」と他のメンバーに冷やかされながらシュネルがリングに立つと、そこには上半身裸でキックパンツの城戸選手の姿が!



K-1ファイターとして“正装”の城戸選手と向かい合い、シュネルは思わず「怖いよ!」と苦笑い。それでもスパーリング開始のブザーが鳴ると勇猛果敢に城戸選手に立ち向かい、K-1ファイターと蹴り合いを繰り広げ、無事(?)にメンバーのもとへ戻ってきた。
 



最後は、逆にメンバーたちからの“お返し”として、城戸選手に新曲のダンスの振付の一部を指導。ファイティングポーズと、ダンスの決めポーズの両方で集合写真に収まった。


K-1体験入門を終えたところで、今回の感想、そして新曲『もう会えないけど、平気ですか?~Our days~』について各メンバーに話を聞いてみた。



佐々木和也「僕はもともとボクシングが好きで、それから格闘技が好きになって、K-1も見るようになりました。ずっと城戸さんの凄さを知っていたので、K-1初体験で城戸さんとご一緒させてもらったことは光栄でした。僕は歌を歌っているのですが、スポーツ選手に関してはミーハーです、と。めちゃくちゃテンション上がりました(笑)。

今回の新曲は夢を追いかける男女2人が、お互いの夢にひかれあって、でも夢のために別れてしまうというせつないラブストーリーです。歌詞の世界観にも注目して聞いていただきたいと思います」



手島章斗「僕は格闘技経験はないんですけど、K-1を見るのが大好きで、城戸さんの試合はいつも見ていました。だから取材で城戸さんとご一緒させてもらうと聞いて興奮していました。いてもたってもいられなくて、佐々木からウェアを借りて城戸さんの指導を受けて(笑)、本当に貴重な体験をさせていただきました。

集合写真で城戸さんにもダンスの振りの一部を一緒にやってもらったのですが、歌詞の世界観とリンクしてエモーショナルな振付が魅力的だったりもするので、ぜひライブにも足を運んで曲を聞いてほしいと思います」



木全寛幸「最終的に僕が城戸さんの蹴りを受けるという一番おいしい…貴重な体験をさせていただきました(笑)。僕はサッカーをやっていて、格闘技経験はゼロなのですが、K-1ファイターの蹴りはこんなに重いものなのか!と思いました。

新曲で注目してほしいところは城戸さんと一緒にやったサビの部分のダンスですね。実際にライブに来ていただかないと、見てもらえないところなので、ファンのみなさんにはLIVEに足を運んでもらって、ダンスも見てもらえたらなと思います」



シュネル「僕は格闘技経験者ということで城戸さんとスパーリングをやらせてもらったんですけど、僕と城戸さんは身長と体重が同じくらいなんですね。でもリングで向かい合った瞬間に、僕の3倍くらい大きく見えて……正直、びびっちゃいました。
 シャドーボクシングを教えていただいている時の城戸さんは本当に優しい方なんですけど、いざ上半身裸になってリングに立つと雰囲気がガラリと変わりましたね。もちろん本気ではないと思うのですが、恐怖を感じました(苦笑)。実際に城戸さんの技や動きは一つ一つにキレがあって、映像で見ている姿と実際に目の前で見る・教わるのでは全然違うなと思いました。

僕たちアーティストはライブが本番で、K-1ファイターの方は試合が本番ですよね。僕たちはある意味プライベートな時間も仕事というか、例えば身体作りに関しても常日頃から気を付けていないと良いコンディションはキープできないし、僕たちもライブに向けて体重を落としたり、走り込みをしたり、しっかりダンスが出来るように調整するんですね。僕たちならステージ、K-1ファイターの方ならリング、そういう一つの場所に自分たちがやっていることのすべてをかけるという意味では共通点があるのかなと感じました。


今回の新曲に関して歌詞やダンスのことは他のメンバーが言ってくれたと思うのですが、実は初めてミュージックビデオを制作から関わらせていただきました。今回は女優さんのオーディションや演出など細かい部分にまで参加させてもらいました。また僕たち自身も初めて泣きの演技に挑戦したので、曲を楽しんでもらうだけでなく、ミュージックビデオのストーリー性や僕たちの表情にも注目して聞いてもらえたらと思います」


驚いたりビビったりしつつも、キック体験入門を心底楽しんでいたメンバーたち。今後のライブでは、ダンスにキックボクシングの動きが取り入れられる……ことはないだろうが、刺激になったことは間違いない。そして今回、キック指導を快く引き受けてくれた城戸選手は何と、6月17日にK-1・さいたまスーパーアリーナ大会で試合を控えている。マサロ・グランダーというオランダの強豪を相手にする大一番だが、メンバーも「応援してます!」「頑張ってください!」とエールを送った。キック体験で刺激を受けたSOLIDEMO、K-1でのますますの活躍が期待される城戸選手、それぞれの今後に注目!


「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」
 
日程 2018年06月17日(日)
会場 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
開場 13:00
開始 15:00
 
チケット料金
アリーナSRS席 50,000円 (当日50,500円)
アリーナRS席 30,000円 (当日30,500円)
アリーナS席 12,000円 (当日12,500円)
スタンドS席 12,000円 (当日12,500円)
アリーナA席 8,000円 (当日8,500円)
アリーナB席 6,000円 (当日6,500円)
※消費税込み/全席指定/小学生からチケットが必要となります。
 
チケット購入・お問い合わせは
㈱グッドルーザー tel.03-6450-5470
「K-1.SHOP」 http://k-1.shop/ticket/




「もう会えないけど、平気ですか?~Our days~」
2018.6.20 Release
 
<CD+DVD>AVCD-94064/B ¥2,000(tax out)
<CD>AVCD-94065 ¥1,000(tax out)

【SOLIDEMO OFFICIAL SITE】
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撮影:長谷 英史
中村拓己
WRITTEN BY中村拓己
1981年8月18日生まれ、福岡県出身。元K-1プロデューサー、現在は格闘技ライターとして活動を続け、国内外の様々な団体の解説も務める。Twitter:@nkmrtkm0818
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