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【小栗旬が惚れ込んだ声】衝撃のハイトーンヴォイス! “Beverly”とは!?

2017.05.24
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透き通りつつも情熱的なハイトーンヴォイス、そして爆発的なシャウト! 小栗旬・西島秀俊らの本格アクションが話題の連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(カンテレ・フジテレビ系 4月期火曜よる9時放映中)の主題歌「I need your love」が話題の“Beverly”。



しかも、この曲が主題歌になったのには驚きのストーリーがある。主演の小栗旬がたまたま“Beverly”のステージを見て一発で気に入り、ドラマのプロデューサーに自ら持ち込んで決まったという。小栗旬ですら一目で魅了した“Beverly” を直撃!
 
クールなプロフィール写真や超人的な歌唱力とは打って変わって、日本に住む挑戦や家族への想いなど等身大の素顔が感じ取れるインタビューをどうぞ。


フィリピンで小栗旬さんのドラマ見てました!



-“Beverly”さんは日本でのCDデビューは2017/05/31ですけど、既に『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の主題歌として「I need your love」が流れてますよね。自分の曲がドラマで流れるのを見てどう思いましたか?

Beverly) そうですね……不思議な気分です(笑)。小栗旬さんや西島秀俊さんら有名な俳優さん方が出てるかっこいいドラマに自分の曲が流れてるのが不思議ですね。そのドラマを見た人が、TwitterやInstagramで「かっこいい」「ドラマにぴったり」とポジティブなコメントをいっぱいもらえるのも嬉しいですね。
 
-ドラマの主題歌に選ばれたのが、たまたま“Beverly”さんの歌声を聴いた小栗旬さんがプロデューサーに紹介したから、という話ですが、ホントですか?

Beverly) わたしもビックリしましたけど、本当です(笑)。あるレストランで少し歌ってたら、それを見た小栗さんがすごく褒めてくださって。
-小栗旬さんのことは知ってました?

Beverly) フィリピンでも「ごくせん」と「花より男子」見てたんです。けっこうフィリピンでは日本のドラマやアニメが放送されてるんですよ。だから紹介していただいた時に「アクター(俳優)です」って言われて「知ってます! 見てました! 」とつい答えてしまいました(笑)。昔テレビで見てた人がわたしの歌声を聴いてくれて、本当に嬉しいです。
 
-それがきっかけでドラマ主題歌に選ばれたから、何が起きるかわかりませんね。とにかくそのパンチのあるハイトーンボイスがインパクトあるんですが、“Beverly”さんが歌手を目指したきっかけは何ですか?

Beverly) 子供のころから歌うことが大好きでした。でもわたしは恥ずかしがり屋で、人前で歌えなかったんです(笑)。フィリピンの人はみんなカラオケが大好きで、お店でも外でも歌うんですけど、わたしは人前で歌うのが本当に恥ずかしくて、よく母に「歌って聞かせてあげて」って言われたんですけど「ダメ! 」って泣いて嫌がってました(笑)。
 
-泣くほど人前が苦手だったんですね。

Beverly) 昔は初めて会う人に、自分から話しかけたりできなかったですね、とにかくシャイで。そんなわたしを見た母が背中を押してくれて、ボイスレッスンを受けさせてくれたんです。母自身も昔は歌手になりたかったけど、時間がなかったので叶わなかったんです。だからわたしに頑張ってほしいと思ってて。それがきっかけでわたしの自信がレベルアップして、人前で歌えるようになりました。
 
-ボイスレッスンに行き始めたのは何歳のころ?

Beverly) 9歳のころです。それからコンテストに初めて出たのは13歳の時だったんですけど…すごい恥ずかしかったです! そこで初めて人前で歌いましたね。曲は“Christina Aguilera”の「The Voice Within」でした。緊張して歌詞は間違えましたけど(笑)、とても忘れられない曲です。それからたくさんコンテストに参加して、自分に自信がついていきました。それから母がわたしの夢を応援してくれるのもあって、ずっと歌っていければな、と思うようになったんです。

-ボイスレッスンを始めた最初のころから今みたいなハイトーンな声は出せたんですか?

Beverly) 最初はぜんぜんだめでした。ボイスレッスンのコーチが「この曲歌ってみて」って今まで歌ったことのないような高い曲を渡してきて、絶対できない!って言ったんですけど、歌ってみたらハイトーンが出て、わたしもびっくりしました(笑)。それが高校生ぐらいのころ、14歳くらいの時ですね。

-それからコンテストにいっぱい出るように。フィリピンではそういう歌のコンテストは多いんですか?

Beverly) 本格的にいろんなコンテストに出るようになったのは大学に行き始めてからですね。フィリピンには街ごとにいろんなお祭りがあって、そこでコンテストも開かれるんです。

-その内フィリピン国内だけでなく、海外のコンテストにもチャレンジするように。

Beverly) そうなんです。その中でも「World Championships Of Performing Arts」は大きな体験でした。世界各国から参加者を募っていて、新聞でわたしも知ってオーディションを受けようと思ったんですが、応募要項などが細かく、ビザの心配もあったので出るのが難しかったんです。でも母の知人がサポートしてくれることになって出演することができ、最優秀をいただくことができました。
 
-「ヴォーカリスト・パフォーマンス最優秀賞」というまさにボーカル世界一の賞です。

Beverly) 本当にすごい才能の人ばかりの中、それまで自分が作り上げた自信が壊れそうになりましたけど、何も考えずに歌うことができました。わたしの名前が呼ばれた時は泣きましたね。


日本語はとっても美しいので日本語の曲もたくさん歌いたい


-それから日本でプロとして活動することを決められたわけですが、フィリピンにいるころは日本についてどんなイメージを持っていましたか?

Beverly) わたしにとっての日本のイメージはアニメですね。フィリピンでも日本のアニメとドラマはたくさん放送されてるんです。ドラエもん・スラムダンク・ONE PIECE・FAIRY TAIL・NARUTO・幽遊白書……。

-どんどん出てきますね!

Beverly) 父が一番好きだったアニメはドラゴンボールZです(笑)。
 
-そんなに日本のアニメが近い存在なんですね。その日本でデビューが決まった、と聞いた時はどう思いましたか。

Beverly) 嬉しかったです! ぜひ行きたいと思いましたし、日本語はとっても美しいと思うので日本語の曲もたくさん歌いたいな、と思いました。

-心配はなかったですか?
Beverly) あまりなかったです。母もすごく応援してくれています。日本語わからなくても、スタッフのみなさんがゆっくり説明してくれるので、心強いです。

-実際に日本に来てみて困ったことはありましたか。

Beverly) 家族や友達に会いたい、という気分にはなりますね。あとときどき、フィリピンの料理も食べたい! って思います。今、日本ではひとりで住んでるんですけど、フィリピンは家族で住んでたんです。それも4兄弟で、従妹も一緒に住んでいました。だからとてもうるさかったです(笑)。他の従妹なんかもよく来てたんですけど、大きいテーブルを囲んで食事をしたりしていたので、ちょっとさみしいですね。

-いきなり一人暮らしはさみしいでしょうね。

Beverly) そうですね。あとは電車が困りました。フィリピンでは電車は都会しか通ってなくて、田舎にはないです。フィリピンの主な移動手段はジプニー(乗合タクシー)ですね。だから最初は切符はどう買えばいいのか、どの路線に乗ればいいのかわからなくて怖かったです。
 
-日本人でも東京の電車の乗り換えなんかはわかりづらいですからね。日本でお気に入りのものはできましたか? 食べ物とか。

Beverly) いちばん好きなのはエビの天ぷらです!
 
-エビとかフィリピンの海でも獲れそうなのに。

Beverly) フィリピンでも好きだったんですけど、高いしとても珍しいです。お祭りや特別な日にだけ食べることができました。日本だとどこでもエビの天ぷらがありますね(笑)。日本は東京の他にも大阪や新潟、北海道なんかも行きましたけど、行ったさきで好きな場所ができます。食べ物もどこもおいしかったです。大阪だとお好み焼きとたこ焼きが大好きになりました(笑)。
 
-来日してから日本の音楽は聴いてますか?

Beverly) 前はアニメソングばかりでしたけど、今はいろんな音楽を聴いてます。昔は日本の音楽のイメージはアップテンポとカワイイ音楽でした。でも日本に来て、ラップとかジャズとかいろんな素敵な音楽があることを知りました。今はYoutubeをランダム再生して日本のいろんな曲を聴いてます。

-ちなみにフィリピンではどんな曲が人気なんですか?

Beverly) だいたいバラードです。だから私もあまりアップテンポな曲に慣れてなかったので、「I need your love」みたいな曲はすごくチャレンジなんです。最初は心配でしたが、歌えるようになってきて自信もアップしてきました(笑)。


背中を押してくれたママに歌う姿を見せたい



-そして2017/05/31、ついにアルバム『AWESOME』で“Beverly”さん日本デビューです!

Beverly) ありがとうございます! わたしが今まで歌ってきたようなバラードや、「I need your love」みたいなアップテンポの曲もあり、それにジャズやポップスもあって……たくさんジャンルが詰まっているアルバムです。ひとことで言えば…『AWESOME』ですね(笑)。
 
-タイトル通りの強烈な一作と。

Beverly) わたしにとってはとってもチャレンジな一枚でした。プロデューサーさんは、新たなチャレンジのたびに「やってみよう、大丈夫」っていつも言ってくれました。自分にとって初めてやるタイプの曲でもだんだん好きになっていきました。
 
-アルバム内の3曲を“Beverly”さんが作詞されてますが、詞を書くのは初めてだそうですね。

Beverly) そうなんです! これもわたしにとって大きなチャレンジでした。「Dance in the rain」「Empty」「Mama Said」を書いたんですが、一番最初に書いたのが「Mama Said」ですね。わたしの失恋の曲です(笑)。昔好きになった男の子がいたんですけど、その人には別の女の子がいて…という経験を元にして書きました。初めての作詞でしたけど、やってみてよかったです。
 
-次に詞を書くならどんなことを書きたい?

Beverly) そうですね…。もっと応援するイメージの曲を書きたいですね。(アルバム収録曲の)「Sing my soul」みたいな。そしていつか日本語の曲も書きたいですね。頑張ります!
 
-『AWESOME』はどんな人に聴いてほしいですか。

Beverly) このアルバムはたくさんのジャンルの曲が入っていて、誰でも楽しんでいただけるアルバムになってると思います。朝昼晩に合わせていろんなムードの曲もあるし、ハッピーな人も寂しい人にも聴いてほしいです。誰であっても、自分とこのアルバムとつながりを感じることができるんじゃないかと思います。いろんな人にわたしの声を聴いて欲しいです。

-そういえば、デビュー前から「ランチタイムLive」と銘打っていろんな場所からのライブをSNSで発信されていましたよね。

Beverly) あれは楽しかったです! 山手線の駅はぜんぶ回ったのですが、そのおかげで電車の乗り方を覚えました(笑)。半蔵門に行った時は皇居のことを教えてもらったりと、マネージャーさんから日本のことをいろいろ教えてもらえましたね。
 
-今は中断されてますけど、またやってほしいですね。

Beverly) 今度は全国でやりたいですね(笑)。大阪や北海道は行ったので、今度は南の端の沖縄に行ってみたいです。もっと日本のいろんな場所で歌ってみたい!

-では“Beverly”さんのこれからの目標を教えてください。

Beverly) 大きなステージでワンマンライブをやりたいです。ドームでワンマンコンサートとか憧れますね。「KANSAI COLLECTION 2017 SPRING & SUMMER」で京セラドームに立って歌わせてもらったんですが、本当にハッピーな気分でした。それにアルバムのツアーもやりたいし、コラボレーションなんかもやってみたいです。日本人の歌手だと宇多田ヒカルさんやMISIAさん、どちらも素晴らしい歌手ですよね。『AWESOME』なステージを皆さんにお見せしたいです。
 
-“Beverly”さんの声は大きなステージほど本領発揮しそうですよね。

Beverly) あともうひとつの夢は、フィリピンに大きな家を買うことですね。今わたしの家族が住んでいる家は親や兄弟、従妹でもういっぱいなので、わたしが頑張って買ってあげたいです!

-歌手はお母さんの夢でもあったわけですもんね。

Beverly) そうです。毎週、母や家族とは連絡してるんですが、その度に「元気?」「病気してない?」「レッスンは?」と画面越しに応援してくれてます。いつかナンバーワンになって、フィリピンで歌う姿を母や家族にも見せたいですね。フィリピンにも大きなドームがあって、そこで歌ったこともあるんですよ。日本とフィリピンでドームツアーとかやれたら嬉しいですね…応援よろしくお願いします!


CD+DVD ¥3,240(税込)


CD ¥2,700(税込)

【Beverlyオフィシャルサイト】 http://avex.jp/beverly/
【Beverlyオフィシャル Twitter】 https://twitter.com/beverly_avex
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【Beverly オフィシャル Instagram】 https://www.instagram.com/beverly_official_/
【Beverly You Tubeチャンネル】 https://bit.ly/Beverly_YOUTUBE
【Beverly オフィシャル LINEアカウント】(5/25開設予定)
 
【CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 | 関西テレビ放送 カンテレ】 http://www.ktv.jp/crisis/index.html
 
 
撮影:中川晋弥
大坪 ケムタ(オオツボ ケムタ)
WRITTEN BY大坪 ケムタ(オオツボ ケムタ)
アイドル・プロレス・B級グルメから大人方面と一見幅広いようで狭いジャンルを手がけるフリーライター。著作にゆるめるモ!田家大知Pとの共著「ゼロからでも始められるアイドル運営」(コア新書)、「SKE48裏ヒストリーファン公式教本」(白夜書房)など。
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