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GET WILD

【「ゲワイ(GET WILD)」を36曲収録】“TM NETWORK”「GET WILD」発売30周年CD『GET WILD SONG MAFIA』を誰よりも早く聴かせてもらった!!

2017.03.29
音楽
バンド
ライヴ
伝説
TK
「Get wild & tough 一人では~♪」私はカラオケで何度、この曲を歌ったことだろうか。

1987/4/8に発売された「Get Wild」。あれから、30年…。

はっ!!(゚〇゚;) 30年間の感傷に浸ってテンション間違えた!!


本日、ご紹介しますのは2017/4/5に発売される“TM NETWORK”の「GET WILD」30周年記念アルバム『GET WILD SONG MAFIA(ゲット ワイルド ソング マフィア)』。



このアルバムは「MAFIA」という名の通り、暴力的な程に「GET WILD」のみを36曲(!?)も収録した「前代未聞のアルバム」。それが『GET WILD SONG MAFIA』なのです。

“TM NETWORK”ファンの方々ならば、このアルバムの存在はすでに知っているでしょう。

発売から30年経った楽曲「GET WILD」を様々なバージョンや幅広いジャンルのアーティストによるカヴァー、リミックスも集めて、36曲も詰め込んでアルバムにしているとのこと。
なんと実験的なアルバムなのでしょうか!!

しかし、36曲って、とてつもない数ですよね…。
30年という歳月には、それだけの進化があったということですよね。


今回はなんと本コラムのために、誰よりも早く全曲を聴かせていただけるとのこと!! 「やったーー!!」

ということで、本日のコラムは“TM NETWORK”ファン涎垂必須!!
発売よりも1週間早くアルバム『GET WILD SONG MAFIA』の内容を少しずつお届けしちゃいます!!


「DISC 1」:“TM NETWORK”による「GET WILD」たち

まずは「DISC 1」。1曲目は“TM NETWORK”の人気を不動のものとした「GET WILD」オリジナルver.が収録されている。
そう、アニメ「シティーハンター」のエンディングテーマとしてアニメ史にも、伝説を残した「GET WILD」だ。“TM NETWORK”が「GET WILD」を筆頭にどんな伝説を残したかは過去の記事を見ていただくとして…。

過去参照記事:【80年代ラヴァーの平成キッズたちよ、「ゲワイ(GET WILD)」!! キミは30周年を迎えた“TM NETWORK”の伝説をいくつ知っているかな?】
http://avexnet.jp/column_detail.php?id=1000003

やはり、アラサー、アラフォーの皆さんには最も感慨深いのは、このバージョンですよね。


2曲目に収録されている「GET WILD」は、発売から2ヶ月後1987/6/24に行われた武道館公演『FANKS the LIVE 1 FANKS CRY-MAX』の1曲目として披露されたライヴヴァージョンの「GET WILD」。


FANKS the LIVE 1 FANKS CRY-MAX [DVD]

3曲目はユーロビートでリミックスされた「Get Wild‘89」。この楽曲は以降の小室サウンドを想像させるようなリミックスになっており、オリジナルの「Get Wild」しか聞いていない方にとっては新鮮に聴こえるのではないでしょうか。
 
その他、「DISC 1」に収録されているのは、1989~2003年までライヴヴァージョンを中心とした「GET WILD」。
それぞれイントロからアウトロまで細かくアレンジされているので、当時ライヴに行かれていた方は「あっ!! このアレンジはあのライヴの…」なんて、ライヴの想い出が蘇る。そんな楽曲になっています。
 

「DISC 2」&「DISC 3」:近年の“TM NETWORK”による「GET WILD」たち

「DISC 2」に収録されているのは、2005年から2014年にアレンジされた「GET WILD」たち。
 
ライヴでは前の曲から繋いで、イントロを聞かせて盛り上げる。そんな演出が多いのはご存知ですよね。「DISC 2」の楽しみ方は正にそれ。
 
クラシカルなピアノの旋律からイントロへ繋いでいったり、近年のEDMを取り入れた楽曲から繋いだり、サビを効果的にループさせたりと、小室哲哉のアレンジ力が時代と共に変化するのを楽しむことが出来ます。
 
※どのバージョンがどのアレンジなのかは聴いてからのお楽しみで!!
 
ちなみに、「DISC 2」までの時点で、既に18曲も収録済み。「どれだけアレンジの幅があるんだ!?このバンドは!?」と驚くこと間違いなしです。

続く、「DISC 3」。こちらは2015年の楽曲が収録されています。「もう、アレンジは出尽くしたんじゃないの!?」と思ってしまいそうなところですが、前の2枚とは趣向が違います!!
 
「DISC 3」は完全にダンスナンバーとしてのアレンジになっており、聴き方が全く違うのです。
このDISCは3曲だけ?と思われた人もいるでしょう。DISC 3に収録されている曲は、1曲1曲が長いんです!
といっても、まったく飽きることなくずーっと体を揺らし続けられるような、まさにクラヴに来た感覚で楽しめるDISCになっています。


Get Wild 2015 (“30th FINAL” Version)ライヴの様子は『TM NETWORK 30th FINAL』でもご覧いただけます。

http://avex.jp/tm/discography/detail.php?id=1011002


「DISC 4」:怒濤の「GET WILD」カヴァーラッシュ

「DISC 4」はとっても画期的。過去「GET WILD」をカヴァー・リミックスしてきたアーティストの楽曲を一同に集めたアルバムになっています。
 
アーティストの中には「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役で有名な声優“緒方恵美”や“globe”、 “超新星”や「Get Wild」の作詞者“小室みつ子”さんらが名を連ねます。
 
特にアレンジが面白いのは、ロックテイストに舵が切られた“緒方恵美”によるカヴァー。ハードな楽曲に女性ヴォーカルというアレンジは、意外性たっぷり!!
 
その他にも“Clementine(クレモンティーヌ)”によるヴォサノヴァアレンジや、元“東京事変”として有名な“H ZETT M(エイチ・ゼット・エム)”によるインストゥルメンタルアレンジは「東京事変」の概念を再構成するような感じで聴き応えがあります。
 
そして、“石野卓球”さんのアレンジ「GET WILD (Takkyu Ishino Latino Acid Remix)」や2017年版として小室哲哉さん自身が新しくリミックスした「GET WILD 2017 TK REMIX」も、聴き逃すことは出来ませんよね!!

そして、レアな楽曲を発見しました!
DISC 4の2曲目「Get Wild / Dave Rodgers」!
これはエイベックスと小室哲哉が初めて関わりを持った『TMN SONG MEETS DISCO STYLE』に収録されている1曲なのです!
“TRF”や“globe”が生まれるきっかけになったといっても過言ではない1曲なんですよ!

さて、駆け足で紹介しました36曲の「GET WILD」。
確かに「36曲も収録されている」という面でも、1曲毎がリスナーに刺さるという意味でも、MAFIA的な仕上がりなのは確かです!!
 
これは、アラサー、アラフォーの皆さんには是非とも聴いていただきたいですね!!



mu-moショップ特典で、さらにもう1曲!!!

ということで…、〆ようと思っていたのですが!!
 
実はmu-moショップで購入をすると、さらにもう1曲付いてくるという情報が入りました。
それが横浜アリーナで開催されたフェス用に制作された「GET WILD 2016 TK LIVE @YOKOHAMA ARENA MIX」です。
 
このアレンジ、今回のコラム用に聞かせてもらうことが出来ませんでした…(涙)
 
「うぅぅ…。どうしても聴きたい…」
ということで、私は今『GET WILD SONG MAFIA』をmu-moショップで予約をしました(笑)
 
【mu-moショップ】
(PC)http://shop.mu-mo.net/a/list1/?artist_id=TMNXX
(MB)http://m-shop.mu-mo.net/a/list1?artist_id=TMNXX
 
『GET WILD SONG MAFIA』を買うなら、mu-moショップで決まりですよ!!!
 
※注意事項
・2017/3/14(火)正午までのご予約分については、発売日のお届けとなります。 それ以降のご予約分につきましては、発売日翌日以降のお届けとなります。
・商品は上限数に達し次第、早期終了となります。
 
 
 
【TM NETWORK Official Website】
http://avex.jp/tm/
 
【TM NETWORK オフィシャルFacebook】
https://www.facebook.com/TMNETWORK.Official
 
【TM NETWORK オフィシャルTwitter】
https://twitter.com/tmnetwork_2014
 

 
雜賀 信之助(サイカ シンノスケ)
WRITTEN BY雜賀 信之助(サイカ シンノスケ)
プロデューサー。PRイベントや映像制作、キュレーションサイト『和食ラボ』等の運営・進行管理を担当。
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