COLUMNコラム

音楽
ハワイアン・ミュージック

あのディズニーとコラボした平井 大の登場で実は今アツい!? 知ってるようで意外と知らないハワイアン・ミュージック

2015.05.06
音楽
ヴォーカル
アーティスト
ハワイ
Island
すみれ
ディズニー
アロハ~!
 
前回、オランダ語でスタートし、アゲアゲのEDMフェスを特集した当コラム。
http://avexnet.jp/column_detail.php?id=1000041

今回は方向性を180度ガラッと変えて、ゆる~り楽しめるジャンルを掘り下げていきます。
冒頭の挨拶でもうお気づきでしょう…そう、ハワイアン・ミュージックです。
 
しかし、なぜ今、このタイミングでハワイアン・ミュージックなのか?
それは暖かくなってきて、「もう夏でしょ!夏といえば海でしょ!海といえばハワイでしょ!」という、非常にシンプルな思いつきから。
 
さて、ハワイアン・ミュージックと聞いて何をイメージしますか?
「ウクレレを持った高木ブー」しか浮かんでこない人、けっこういるんじゃないですか?
 
そう、意外と知らないことばかり。
実は、あのディズニーともコラボした期待の日本人アーティストが彗星の如く現れていたり、にわかに注目されているハワイアン・ミュージック。

今回、高木ブーで止まっている皆さんのために、
いま知っておきたいハワイアン・ミュージックのあんなことやこんなことをお教えします!!


■まずはハワイアン・ミュージックの意外な基礎知識

ハワイアン・ミュージックのことを「ハワイで古来から続く伝統音楽」だと思っている方、
それはちょっと間違った知識と言えます。
 
実はハワイアン・ミュージックは世界の国々の音楽を吸収し、ハワイの文化と融合させることで完成したハイブリッドな音楽だったのです。
 
そもそも、
メロディやハーモニーの土台となったのは西洋から伝わったキリスト教の讃美歌。
 
欠かせない楽器のウクレレとギターもハワイの外から持ち込まれたもので、
ウクレレを持ち込んだのはポルトガルの移民。
ギターはメキシコからやって来たカウボーイたちが広めたと言われています。
 
そして、英語で歌われるようになったのも意外と現実的な理由から。
 
第二次大戦後、リゾート地としてハワイを売り出そうとした時、
アメリカ人観光客に向けたプロモーション活動の一環として、
英語でハワイアンの曲を歌うようになったというわけなのです。
 
すると終いには、日本人が演奏したり、アメリカ人が作曲したりと何でもありの状態に。
ハワイアン・ミュージックの無国籍化が加速的に進んでいきました。


■絶対に聞いておきたい名盤の中の名盤
 
そんな道を辿っていく中で、ハワイアン・ミュージックの歴史にその名を刻む、伝説の名盤が生まれます。
 
それが、1970年に発表されたアルバム『SONS OF HAWAII』。


サンズ・オブ・ハワイ

「観光化のために無国籍化するハワイアン・ミュージックを再びハワイの人々の手に取り戻したい…」
 
そう願う人々によって、
伝統的な音楽に回帰する“ハワイアン・ルネッサンス”という運動が活発化。
その中で生まれたのがこのアルバム『SONS OF HAWAII』なのです。
 
歌っているのはハワイの伝説的バンド「サンズ・オブ・ハワイ」。
 
様々な文化が交錯する中で、
“本物のハワイアン・ミュージックはコレだ!”と全世界に知らしめた名盤の中の名盤であり、これさえ聞いておけば大丈夫という、ハワイアン・ミュージックの魅力が凝縮された一枚です。



■初心者にお薦め 入門編の一枚


「名盤中の名盤なんて、いきなり敷居が高いよ!まだ初心者だし!」という謙虚な方にはこのアルバムをお薦めします。


Disney Islandmusic Dai Hirai



ディズニーの名曲をアレンジしたこのアルバム。
「小さな世界」はウクレレの音色によって、癒され度がグ~ンとアップ。

元々ハワイアンテイストの「アロハ・エ・コモ・マイ」も新たな魅力が加わっています。
電子音全開の「メインストリート・エレクトリカルパレード」も青い空を感じられるようなさわやかな印象になっているので必聴です。

そして皆さん、
「ディズニーをアレンジするなんて、きっとかなりの大御所が手掛けたに違いない」
そうお思いになるでしょう…ところがどっこい!!

このアルバムを手掛けたのは…なんと!
当時メジャーデビューして2年目の弱冠24歳!!

青い海と白いシャツが似合う新進気鋭のシンガーソングライター、平井 大。
彼こそ、今、絶対に覚えておきたい注目のアーティストなのです。



■“すみれ”ともコラボした
東京育ちのウクレレソングライター 平井 大の魅力とは?




ハワイの申し子のような平井だが東京生まれの東京育ち。
 
サーフィンが趣味の父の影響で幼少の頃より海に親しみ、
3歳の時に祖母から貰ったウクレレがきっかけで音楽に興味を持つ。
 
2011年、ハワイ最大規模のイベント「ホノルルフェスティバル」の公式イメージソングを
唄い注目されるや、夏のイベントに欠かせないアーティストとして精力的に活動。
2012年5月には1stフルアルバム『ALOHA』でiTunesの総合チャートの1位を記録。
2013年にメジャーデビューを飾ったばかり、この夏、グングンきそうな人なのです。
 
その魅力は、
 
印象的で耳に残る歌詞」
「気持ちが癒されるキャッチーなメロディーライン」
「心を穏やかにしてくれる優しい歌声」
「ネイティブのような英語の発音」
「青いデニムに映える小麦色の肌(!!)」

 
などなど…、数え出したらきりがないので、とりあえず聴いてみて下さい!!



そして、平井の代表曲「Promise」のPVに出演した“すみれ”ともコラボレーション。


(※平井 大公式サイトより)

「Promise」のアンサーソングをすみれが唄うというハワイを心から愛する2人が夢の共演。
すみれが唄うアンサーソング、是非、平井版「Promise」と聴きくらべて欲しい。




どうですか?
まだ梅雨にも入ってないですが、
こういったところから夏を感じてみるのもいいんじゃないでしょうか?

今、まさに波に乗っている平井 大は5/6(水)にサードアルバム『Slow & Easy』をリリース!!


Slow & Easy





4月29日(水)に先行配信されるやいなやiTunes J-POPアルバムチャート1位獲得!
https://itunes.apple.com/jp/album/slow-easy/id985976835

2015年の夏を先取りする極上のビーチ・ミュージックはこの夏必聴の一枚です!!
 
さらに、6月7日からは全国ツアーがスタート。
札幌から沖縄まで全国12か所をウクレレ片手に駆け巡ります!!
 
興味を持った方は是非、ライヴに参戦してみては?
詳しくは公式サイトへ!!
 
【公式サイト】
http://hiraidai.jp/
 
【公式ブログ】
http://ameblo.jp/newhiraidai/

【平井 大twitter】
https://twitter.com/hiraidai






 
向山 佳綱(ムカイヤマ ヨシツナ)
WRITTEN BY向山 佳綱(ムカイヤマ ヨシツナ)
放送作家。バラエティ・情報番組などにて企画・構成を担当。
天秤座のO型。2015年から大殺界に突入。
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